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アメックスゴールドプリファードのメリット8つ デメリット7つ|保有者が検証

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アメックス・ゴールドプリファードって年会費39,600円もするけど、本当にそれだけの価値があるの?

クレジットカードに年間4万円近く払うと聞くと、誰でも慎重になります。私も入会前は同じように迷いました。しかし元銀行員としてカードの損益を冷静に計算してみると、結論は明確でした。年間200万円以上の決済があり、旅行やダイニング特典を年1回以上使う人なら、年会費の3倍以上のリターンが得られます。

この記事では、アメックス・ゴールドプリファードとアメックス・ビジネス・ゴールドの2枚を保有する私が、メリット8つ・デメリット7つを本音で検証します。

  • アメックス・ゴールドプリファードの特典価値は年間約125,000円相当(年間200万円決済時)
  • 年会費39,600円との差額で年間約85,000円の黒字が出る計算
  • ただし特典を使わなければ年会費が丸ごと負担になるデメリットも

「自分のライフスタイルで元が取れるか」を判断できるよう、決済額別の損益ラインまで解説しています。

この記事でわかること

▶ アメックス・ゴールドプリファードの特典全体を先に確認したい方:アメックスゴールドプリファードの特典を保有者が全解説

執 筆 者
執筆者 Chiaki
Chiaki
  • 元三菱UFJ銀行員
  • 日本証券協会 証券外務員一種保有
  • 生命保険募集人資格取得済
  • アメックス・ゴールド・プリファード保有
  • アメックス・ビジネス・ゴールド保有
Contents
  1. アメックスゴールドプリファードの特典価値|年間約125,000円
  2. アメックスゴールドプリファードのメリット8つ
  3. アメックスゴールドプリファードのデメリット7つ
  4. アメックスゴールドプリファードの決済額別損益ライン
  5. アメックスゴールドプリファードが向いている人・向いていない人
  6. アメックスゴールドプリファードメリット・デメリットに関するよくある質問
  7. まとめ|アメックスゴールドプリファードのメリット デメリット

アメックスゴールドプリファードの特典価値|年間約125,000円

私の実体験のアメックス・ゴールドプリファードの前提条件として、主要特典を年間200万円決済・フリーステイギフト利用で計算すると、特典価値の合計は約125,000円です。

特典換算価値(年間)算出根拠
通常ポイント還元40,000円200万円 × 1% × 2円(ANAマイル換算)
3倍ポイントボーナス20,000円上限10,000pt × 2円
フリーステイギフト40,000円対象ホテル1泊2名分の相場
プライオリティパス25,000円入会金$99+都度利用料$35×2回(年2回上限)
合計125,000円—
年会費との差額+85,400円125,000円 − 39,600円

さらに以下の特典を活用すれば、黒字額はさらに大きくなります。

  • トラベルクレジット:10,000円/年(継続特典)
  • ゴールド・ダイニング by 招待日和:1名分のコース料理無料(15,000〜20,000円/回)
  • ポケットコンシェルジュ:20%キャッシュバック(年間最大10,000円)
  • スターバックスキャッシュバック:年間最大5,000円

すべてフル活用した場合、年間の特典価値は約165,000〜175,000円に達します。

ちなみに、アメックス・ゴールドプリファード公式サイトには以下62,800円相当の価値があると記載されていますが、私の実体験ベースでお話すると、倍くらいの価値を実際には見いだせています。

図解|筆者作成

ポイント換算の前提として、本記事では1ポイント=2円で計算しています。これはメンバーシップ・リワード・プラス(アメックス・ゴールドプリファードには無料で自動付帯)により、ポイントをANAマイルに1:1で移行した場合の換算です(国内線特典航空券の最低ライン基準)。

図解|筆者作成

▶ 年収帯ごとの詳しいシミュレーションはこちら:アメックスゴールドプリファードの年収別コスパ|元が取れる年収は?

では、この125,000円を構成するメリットを1つずつ見ていきます。

アメックスゴールドプリファードのメリット8つ

①フリーステイギフトで高級ホテル1泊無料

アメックス・ゴールドプリファード最大のメリットは、年間200万円(税込)以上の決済とカード継続で、対象ホテルに1泊2名分の無料宿泊ができるフリーステイギフトです。

図解|筆者作成
ホテルグループ施設数代表ホテル
マリオット・インターナショナル14軒東京マリオットホテル、コートヤード新大阪
Seibu Prince Global Rewards9軒ザ・プリンス パークタワー東京
ハイアット ホテルズ5軒ハイアット リージェンシー 京都
ニューオータニ5軒ホテルニューオータニ(東京)
オークラ ニッコー ホテルズ4軒ホテルオークラ東京ベイ
ロイヤルパークホテルズ3軒ロイヤルパークホテル

繁忙期には1泊6万円を超える客室も対象になるため、利用するホテルと時期によってはこの特典だけで年会費39,600円の元が取れます。さらに、40施設中33施設では2泊目に5,000円分のホテルクレジットが付きます。

私のカードは7月に更新され、翌々月の24日にフリーステイギフトのクーポンが自宅に届きました。

フリーステイギフト宿泊券|筆者撮影

利用期限に余裕があるので、旅行計画に合わせて使えるのがありがたいです。

加えて、アメックス・ゴールドプリファードには2つのホテルステータスが無料で付帯します。

  • Seibu Prince Global Rewards ゴールドメンバー:レイトチェックアウト、優先チェックインなど
  • One Harmony ロイヤルメンバー:客室アップグレード(年5泊まで)、ボーナスポイント25%など

フリーステイギフトの対象ホテルにはプリンスホテルやオークラ ニッコーが含まれているため、ステータスと組み合わせることで宿泊体験がさらに充実します。

「年間200万円の決済は難しい」と思うかもしれませんが、家族カードの利用分も本会員に合算されます。家賃・光熱費・保険・通信費などの固定費をカードに集約すれば、月約16.7万円で到達可能です。

▶ 対象ホテル一覧と予約のコツ:アメックスゴールドプリファードのフリーステイギフト|対象ホテル40施設を解説

▶ プリンスホテルのステータス詳細:アメックスゴールドプリファードのプリンスホテル特典

▶ One Harmonyのステータス詳細:アメックスゴールドプリファードのOne Harmony特典

②招待日和で1名分のコース料理が無料

アメックス・ゴールドプリファードには3つのダイニング特典が付帯します。なかでも「ゴールド・ダイニング by 招待日和」は、年会費の元を取るうえで見逃せない特典です。

ダイニング特典内容年間最大価値
ゴールド・ダイニング by 招待日和2名以上のコース予約で1名分無料(半年に2回まで)-
ポケットコンシェルジュ対象レストラン予約で20%キャッシュバック10,000円
スターバックスキャッシュバックスタバカードのオンライン入金で20%キャッシュバック5,000円

招待日和は、国内・シンガポール合わせて約250店舗が対象。東京だけで100店舗以上が登録されています。

私は実際に恵比寿の鉄板焼き「いちか」で「シェフ厳選コース」(1名19,800円・税込)を2名で利用しました。ウニ、フォアグラ、アワビ、伊勢海老、黒毛和牛と、高級食材がひと通り楽しめるコースです。

ゴールドダイニングby招待日和で利用|筆者実体験

税サ込21,780円が1名分無料になり、2名分の支払いは21,780円で済みました。通常料金の客と料理の内容や量に違いは感じられず、ホスピタリティも申し分ありませんでした。

元銀行員の視点で補足すると、「1名分無料」は割引ではなく実質50%オフです。アメックス・ゴールドプリファードの特典としては、年会費数万円のカードでこのレベルのダイニング特典が付くのは非常にコストパフォーマンスが高いと言えます。

▶ 招待日和の詳しい使い方と対象店舗:アメックスゴールドプリファードのダイニング特典|招待日和の使い方

▶ スタバキャッシュバックの条件:アメックスゴールドプリファードのスタバ20%キャッシュバック

③家族カード2枚無料|1人あたり実質13,200円

アメックス・ゴールドプリファードの家族カード(追加カード)は2枚まで年会費無料で発行できます。3枚目以降は19,800円(税込)/枚です。

家族カードを2枚発行した場合、年会費39,600円を3人で分担する計算になり、1人あたりの実質負担はわずか13,200円です。

図解|筆者作成

アメックス・ゴールドプリファード家族カードのメリットは年会費の節約だけではありません。

  • 家族カードの利用額が本会員に合算される → フリーステイギフトの200万円条件を達成しやすい
  • 家族カード会員もプライオリティパスを個別に登録できる
  • 家族カード会員も国内空港ラウンジを利用できる(同伴者1名無料)
  • ポイントは本会員にまとめて貯まる → ポイントの分散を防げる

夫婦2人でカードを持てば、旅行時にそれぞれプライオリティパスでラウンジを利用でき、同伴者料金($35/回)を節約できます。年1回以上海外旅行をする家庭なら、家族カードの価値は大きいです。

元銀行員の視点では、年会費39,600円のアメックス・ゴールドプリファードで家族カードが2枚無料というのは破格です。他社ゴールドカードでは家族カード1枚でも年会費がかかるケースが多いため、家族でカードを共有するならアメックス・ゴールドプリファードのコスパは際立ちます。

▶ 家族カードの発行条件と活用術:アメックスゴールドプリファードの家族カード

④還元率3%+ポイント有効期限なし

アメックス・ゴールドプリファードの基本還元率は1%(100円=1ポイント)。さらに、事前に登録した対象加盟店では100円=3ポイント(還元率3%)にアップします。

図解|筆者作成

対象加盟店の一例:

  • Amazon
  • Yahoo!ショッピング
  • ヨドバシカメラ
  • 一休.com
  • Uber Eats
  • JAL

ただし、ボーナスポイントの年間上限は10,000ポイント(対象利用50万円分)です。上限に達した後は通常の1%還元に戻ります。

また、アメックス・ゴールドプリファードにはメンバーシップ・リワード・プラスが無料で自動付帯されます。これにより、以下のメリットが追加コストなしで得られます。

  • ポイントの有効期限が実質無期限(通常は3年)
  • ANAマイルへの交換レートが1:1(未登録時は2:1)
  • 提携航空会社14社のマイルに交換可能

旧アメックスゴールドではメンバーシップ・リワード・プラスに年費3,300円がかかっていましたが、アメックス・ゴールドプリファードでは無料。地味に見えますが、年間3,300円の節約が毎年自動で続くメリットです。

図解|筆者作成

▶ ポイントの貯め方と使い方:アメックスゴールドプリファードのポイント|還元率と賢い使い方

▶ 還元率の詳細計算:アメックスゴールドプリファードの還元率

⑤プライオリティパス+国内28空港ラウンジ

アメックス・ゴールドプリファードには2種類の空港ラウンジ特典が付帯します。

ラウンジ種別利用回数同伴者対象
プライオリティパス年2回まで無料1名$35/回世界1,300ヶ所以上
国内カードラウンジ回数制限なし1名無料国内28空港+ハワイ

プライオリティパスの価値を計算すると、通常のスタンダード会員費$99+ラウンジ都度利用料$35×2回=$169(約26,000円相当)が無料になります。

私は金浦空港(ソウル)のラウンジで実際に利用しました。トッポギ、韓国おでん、プルコギなどの現地料理が並んでおり、旅の最後に現地の食事を楽しめるのが最高でした。

金浦空港プライオリティパスラウンジ|筆者撮影

羽田空港の国際線ターミナルのラウンジも利用しましたが、フライト前にゆったりと過ごせる時間は何物にも代えがたいです。

プライオリティパス羽田空港|筆者実体験

年2回という上限は少なく感じるかもしれませんが、国内カードラウンジは回数無制限・同伴者1名無料で使えます。国内出張が多い方は、むしろこちらの方が使用頻度が高いかもしれません。

「年に1回以上飛行機に乗るか?」がこの特典のメリットを享受できるかの判断基準です。

▶ プライオリティパスの使い方と注意点:アメックスゴールドプリファードのプライオリティパス

▶ 国内空港ラウンジ一覧:アメックスゴールドプリファードの空港ラウンジ

⑥海外旅行保険・プロテクション5種が充実

アメックス・ゴールドプリファードの保険・プロテクションは、他社ゴールドカードと比較してもトップクラスの補償内容です。

補償項目アメックスゴールドプリファード他社ゴールド(一般的)
傷害死亡・後遺障害最高1億円最高5,000万円
傷害治療費最高300万円最高200万円
疾病治療費最高300万円最高200万円
ショッピング・プロテクション年間500万円年間300万円
スマートフォン・プロテクション最高5万円なし
航空機遅延・手荷物遅延ありなし or 限定的
図解|筆者作成

元銀行員の視点で言えば、傷害・疾病治療費が各300万円あるのが最も実用的です。海外で入院すると数百万円の費用がかかるケースがあり、死亡補償よりも治療費補償の方がはるかに使う可能性が高いです。

図解|筆者作成

スマートフォン・プロテクション(最高5万円)は、年会費39,600円のカードに付帯する特典としては珍しいです。画面割れなどの偶然の事故を補償してくれるため、iPhoneやAndroidの高額端末を使っている方には地味にありがたい特典です。

なお、旅行保険は利用付帯のため、旅行代金をアメックス・ゴールドプリファードで決済することが条件です。

▶ 旅行保険の詳しい補償内容:アメックスゴールドプリファードの旅行保険

▶ 家族の保険適用について:アメックスの海外旅行保険は家族も対象?

⑦トラベルクレジット10,000円が毎年届く

カードを翌年も継続すると、アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインで使える10,000円分のトラベルクレジットが毎年付与されます。

利用条件はシンプルです。

  • アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインで20,000円以上のホテル予約に適用
  • 事前決済のホテル予約が対象
  • 年間の決済額条件はなし(継続するだけでOK)

これだけで、実質的な年会費負担は39,600円 − 10,000円 = 29,600円に下がります。

ただし、楽天トラベルやじゃらんなど他社の予約サイトでは使えません。アメックスの専用予約サイト経由で予約する必要がある点は覚えておいてください。

▶ トラベルクレジットの使い方:アメックスゴールドプリファードのトラベルクレジット

⑧メタルカード2色+インビテーション不要

アメックス・ゴールドプリファードのカード本体は金属製のメタルカードです。2025年7月にローズゴールドが追加され、ゴールドとローズゴールドの2色から選べるようになりました。

  • ゴールド:伝統的なアメックスらしいデザイン
  • ローズゴールド:ピンクゴールド系の落ち着いた色合い

年会費39,600円は、日本で申し込めるメタルカードの中では最安クラスです。会食やホテルのチェックイン時にカードを出す機会がある方には、メタルの重厚感がプラスに働きます。

また、アメックス・ゴールドプリファードはインビテーション(招待状)なしで誰でも申し込めます。20歳以上で安定した収入があれば、公式サイトから直接申込可能です。カードの利用実績を積むことで、上位カードであるアメックス・プラチナへのインビテーションが届く可能性もあります。

アメックス・ゴールドプリファード|筆者私物撮影

▶ メタルカードの詳細:アメックスゴールドプリファードのメタルカード

▶ インビテーションの仕組み:アメックスゴールドプリファードのインビテーション

ここまでがメリット8つです。次に、申込前に知っておくべきデメリット・注意点を7つ解説します。

アメックスゴールドプリファードのデメリット7つ

①特典未使用だと年会費39,600円は割高

アメックス・ゴールドプリファードの年会費39,600円(税込)は、一般的なゴールドカード(年会費5,000〜15,000円)と比較すると2倍以上です。

この年会費に見合うかどうかは、特典をどれだけ使えるかで決まります。

利用パターン年間の特典価値年会費との差額
フリーステイ+PP+ダイニングを活用約125,000円〜+85,000円以上
ポイント還元のみ(特典未使用)約40,000円(200万円決済時)+400円(ギリギリ)
決済額100万円以下・特典未使用約20,000円−19,600円(赤字)

「ポイント還元だけで元を取る」のは年間200万円決済でもギリギリです。フリーステイギフト、プライオリティパス、ダイニング特典のうち最低2つは活用する前提で持つカードだと考えてください。

逆に言えば、旅行も外食もほとんどしない方は、年会費の安いカードの方が合理的です。

▶ 年会費の元を取る方法:アメックスゴールドプリファードの年会費を実質無料にする方法

▶ 損益分岐点の計算:アメックスゴールドプリファードの損益分岐点

②プライオリティパスは年2回まで

アメックス・ゴールドプリファードメリット⑤で解説したプライオリティパスですが、注意点が2つあります。

1. 無料利用は年2回まで

3回目以降は1回につき$35(約5,400円)が本会員のカードに請求されます。年3回以上空港ラウンジを使いたい方は、この追加費用を想定しておく必要があります。

2. 利用できるのはラウンジのみ

プライオリティパスには空港内のレストラン、スパ、送迎サービスの特典もありますが、アメックス・ゴールドプリファード付帯のプライオリティパスではこれらは対象外です。利用できるのは空港ラウンジのみです。

海外出張で年4回以上ラウンジを使う方は、プライオリティパスの上位プラン(プレステージ:$469/年・無制限)を単独契約するか、アメックスプラチナ(年会費165,000円)の方がトータルで安くなるケースもあります。

出典|プライオリティパス

▶ 詳しい利用条件:アメックスゴールドプリファードのプライオリティパス

③旅行保険は利用付帯のみ

アメックス・ゴールドプリファードの海外旅行保険は利用付帯です。旅行代金(航空券・パッケージツアー等)をこのカードで決済しないと保険が適用されません。

「カードを持っているだけで保険が使える」自動付帯ではないため、旅行の予約時に決済カードを間違えると無保険で渡航することになります。

元銀行員として補足すると、利用付帯は「使い忘れ」が最大のリスクです。対策として、旅行の航空券やツアー代金はアメックス・ゴールドプリファードで決済するルールを決めておくことをおすすめします。

なお、国内旅行保険も付帯しており、こちらも利用付帯です。

▶ 保険の補償内容と適用条件:アメックスゴールドプリファードの旅行保険

④ANAマイル移行に年5,500円+上限40,000マイル

メリットで「メンバーシップ・リワード・プラスが無料自動付帯」と説明しましたが、ANAマイルへの移行には別途コストがかかります。

ここは混同しやすいので、整理します。

項目内容費用
メンバーシップ・リワード・プラスポイント交換レート優遇・有効期限無期限化無料(自動付帯)
ANAコース(メンバーシップ・リワード ANAコース)ANAマイルへの移行登録年間5,500円(税込)

つまり、ポイントの価値を上げるプログラム(MRP)は無料ですが、実際にANAマイルに移行する登録は年間5,500円かかります。

さらに、ANAマイル移行の年間上限は40,000マイル(1月〜12月)です。複数のアメックスカードを保有している場合、合算で40,000マイルが上限です。

上限を超えた分のポイントは、以下の方法で活用できます。

  • JALマイル、ブリティッシュ・エアウェイズ(Avios)など他社マイルに移行
  • ホテルポイント(マリオット、ヒルトンなど)に交換
  • カード利用代金に充当

ポイント自体はメンバーシップ・リワード・プラスにより有効期限が実質無期限なので、急いで使い切る必要はありません。

▶ マイル移行の手順と注意点:アメックスゴールドプリファードのマイル移行

▶ ANAマイルの貯め方:アメックスゴールドプリファードのANAマイル

⑤メタルカードのみ(プラスチック不可)

アメックス・ゴールドプリファードの本会員カードはメタル製のみです。プラスチック製のカードは選択できません。

メタルカードは高級感がある反面、以下の点に注意が必要です。

  • 一部の古い決済端末で読み取りエラーが発生する可能性がある
  • カード自体が重い(プラスチックカードの約3倍)

ただし、タッチ決済(コンタクトレス)やApple Payは問題なく使えます。日常の買い物はタッチ決済で完結するため、実際の不便は少ないです。

なお、家族カードはプラスチック製での発行になります。

⑥キャッシング機能がない

アメックス・ゴールドプリファードにはキャッシング機能がありません。

ATMで現金を引き出すことができないため、海外で現地通貨が必要な場合は事前に両替するか、キャッシング対応の別カードを用意する必要があります。

海外旅行や出張が多い方は、キャッシング対応のサブカードを1枚持っておくと安心です。

⑦Google Pay非対応

アメックス・ゴールドプリファードはApple Payには対応していますが、Google Payには非対応です。

Androidスマートフォンをメインで使っている方は、スマホでのタッチ決済ができません。ただし、カード本体のタッチ決済(コンタクトレス決済)は利用可能なので、カード自体を財布から出せば問題なく使えます。

iPhoneユーザーであれば、Apple Payに登録してスマホだけで決済できるため、この点はデメリットになりません。

アメックスゴールドプリファードの決済額別損益ライン

自分の決済額でアメックス・ゴールドプリファード年会費の元が取れるの?

以下、早見表にまとめました。

年間決済額特典価値合計年会費との差額判定
100万円50,000〜75,000円+10,400〜35,400円黒字だがお得感は限定的
200万円125,000円+85,400円スイートスポット
300万円145,000円+105,400円大きく黒字

ポイントは年間200万円のラインです。ここでフリーステイギフト(約40,000円相当)が解禁され、特典価値が一気に跳ね上がります。100万円でも赤字にはなりませんが、200万円以上で「持つ価値」が明確になります。

上記にはダイニング特典(招待日和・ポケットコンシェルジュ)やスタバキャッシュバックを含めていません。これらを加算すると黒字額はさらに大きくなります。

▶ 項目別の詳しい計算内訳:アメックスゴールドプリファードの損益分岐点

▶ 年収帯ごとのシミュレーション:アメックスゴールドプリファードの年収別コスパ|元が取れる年収は?

アメックスゴールドプリファードが向いている人・向いていない人

ここまでのメリット・デメリットを踏まえて、アメックス・ゴールドプリファードが向いている人と向いていない人を整理します。

向いている人向いていない人
年間200万円以上のカード決済がある(固定費集約含む)年間100万円未満の決済でポイント重視
年1回以上の国内・海外旅行をする旅行はほとんどしない
記念日や接待でコース料理を年2回以上食べる外食はファミレス中心
家族カードを発行して夫婦でカードを使いたい単身でサブカードは不要
メタルカードのステータス性に価値を感じるカードのデザインにこだわりがない
将来アメックスプラチナも検討している年会費は安いほど良い

迷ったときの判断基準は「年間200万円決済できるか」と「年1回以上旅行するか」の2つです。両方YESなら、アメックス・ゴールドプリファードのメリットを十分に活かせます。

どちらか一方だけでも条件を満たすなら検討の価値はあります。ただし、両方NOの場合は、年会費5,000〜15,000円程度のゴールドカードを選ぶ方が合理的です。

▶ 他のゴールドカードとの比較:アメックスゴールドプリファードと楽天カードの比較

アメックスゴールドプリファードメリット・デメリットに関するよくある質問

Q1. アメックスゴールドプリファードの年会費は年間いくら使えば元が取れますか?

ポイント還元だけで元を取る場合、年間約200万円の決済が必要です。

計算根拠は、基本還元率1%×ANAマイル換算2円=実質還元率2%で、年会費39,600円÷2%=1,980,000円(≒約200万円)。

さらに3倍ボーナス(最大20,000円分)を加味すれば、実際にはもう少し低い決済額でも回収可能です。

フリーステイギフト(40,000円相当)やプライオリティパス(25,000円相当)などの特典を活用すれば、年間150万円程度の決済でも年会費を上回るリターンが得られます。

▶ 年収帯別の詳しい計算:アメックスゴールドプリファードの年収別コスパシミュレーション

Q2. アメックスゴールドプリファードのポイントのおすすめの使い方は?

最もお得なのはANAマイルへの移行です。

メンバーシップ・リワード・プラス(無料自動付帯)により、1ポイント=1 ANAマイル(1:1)で移行可能。ANAマイルは国内線特典航空券の基準で1マイル=2円以上の価値があるため、実質還元率は2%相当になります。

ただし、ANAコースの参加費(年間5,500円)と年間移行上限(40,000マイル)がある点に注意してください。

▶ ポイントの使い方:アメックスゴールドプリファードのポイント

▶ ANAマイル移行の手順:アメックスゴールドプリファードのANAマイル移行

Q3. 旧アメックスゴールドから切り替えるべきですか?

旧アメックスゴールドは現在新規募集を停止しており、既存会員のみ継続保有が可能です。

アメックス・ゴールドプリファードへの切り替えでは、メンバーシップ・リワード・プラスの無料化(旧カードでは年3,300円)やフリーステイギフトの追加など特典が強化されています。

ただし、旧カードにあった「ザ・ホテル・コレクション」の15,000円クーポンはプリファードにはありません。年間200万円以上の決済がある方は切り替えのメリットが大きいです。

▶ 切り替えの詳細:アメックスゴールドプリファードへの切り替え

Q4. アメックスゴールドプリファードの年会費を実質無料にする方法はありますか?

年会費39,600円を「ゼロ円」にする方法はありませんが、特典を活用することで実質無料以上にすることは可能です。

トラベルクレジット(10,000円)+招待日和1回(約15,000〜20,000円)+スタバCB(最大5,000円)だけで年会費の大部分をカバーできます。フリーステイギフト(40,000円相当)を加えれば、年会費以上のリターンが得られます。

▶ 具体的な方法:アメックスゴールドプリファードの年会費を実質無料にする方法

Q5. アメックスプラチナとどちらがお得ですか?

アメックス・プラチナの年会費は165,000円(税込)で、アメックス・ゴールドプリファード(39,600円)の約4.2倍です。

アメックス・プラチナではプライオリティパスの利用制限がなくなり、コンシェルジュサービス、FHR(ファイン・ホテル・アンド・リゾート)、フリーステイギフトの対象ホテルが拡大するなどの追加特典がありますが、差額は年間125,400円。年間の旅行回数が年3回以上、かつホテル宿泊への投資に抵抗がない方でなければ、アメックス・ゴールドプリファードで十分です。

▶ プラチナとの比較:アメックスゴールドプリファードとアメックスプラチナの比較

Q6. プライオリティパスは家族カード会員も使えますか?

はい、使えます。

家族カード会員も個別にプライオリティパスを登録でき、それぞれ年2回まで無料で利用可能です。

ただし、同伴者は1名につき$35/回がかかります。夫婦で旅行する場合は、それぞれが家族カードでプライオリティパスを持つ方が、同伴者料金を払うよりお得です。

まとめ|アメックスゴールドプリファードのメリット デメリット

アメックスゴールドプリファードのメリット8つ・デメリット7つを保有者目線で検証してきました。最後に要点を整理します。

  • 特典価値は年間約125,000円(年間200万円決済・フリーステイ利用時)。年会費39,600円に対して約85,000円の黒字
  • 最大のメリットはフリーステイギフト(約40,000円相当)。年間200万円決済が条件だが、固定費集約+家族カードで達成可能
  • 招待日和・PP・トラベルクレジットの3つを使うだけで年会費をカバーできる
  • デメリットは「特典を使わないと割高」に尽きる。旅行も外食もしない方には向かない
  • 判断基準は「年間200万円決済」と「年1回以上の旅行」。両方YESなら、このカードのメリットを最大限に活かせる

元銀行員として多くのクレジットカードを見てきましたが、年会費39,600円で高級ホテル無料宿泊・プライオリティパス・コース料理1名分無料がすべて揃うカードは、アメックスゴールドプリファード以外にありません。

「自分の年収でどれくらい黒字になるか」を具体的に知りたい方は、年収帯別のシミュレーション記事もあわせてご覧ください。

▶ アメックスゴールドプリファードの年収別コスパ|元が取れる年収は?

▶ アメックスゴールドプリファードの入会キャンペーン|最新情報

▶ アメックスゴールドプリファードの特典を保有者が全解説

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