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「アメックスはやめとけ」――SNSや口コミサイトでこんな意見を目にして、カードの発行を迷っていませんか?
アメックスカードは年会費が高い、使えるお店が限られる、ポイント還元率が低い。確かに、表面的なスペックだけを比べると気になる点はあります。
ただ、アメックスを3種類保有している私の率直な感想は「人を選ぶカードではあるけれど、合う人にとっては年会費以上の価値を実感できるカード」です。
この記事では「やめとけ」と言われる理由をごまかさず正直に紹介しつつ、自分に合うかどうかを判断するためのチェックポイントを保有者の視点で解説します。
「アメックスやめとけ」と言われる4つの理由
ネット上で「アメックスはやめとけ」と言われる背景には、実際に利用者が感じているいくつかの不満があります。
まずはその代表的な理由を整理してみましょう。
①年会費の高さが最大のハードル
「アメックスやめとけ」と言われる最も大きな理由が、年会費の高さです。
たとえば、個人向けのアメックス・グリーン・カードでも月会費1,100円(税込・年間13,200円相当)がかかります。
ゴールドクラスのアメックス・ゴールドプリファードでは年会費39,600円(税込)、アメックス・プラチナになると165,000円(税込)です。
年会費無料〜数千円のカードが主流の日本市場では「なぜお金を払ってまでカードを持つのか」という疑問が生まれやすく、この金額感だけで候補から外してしまう方も少なくありません。
②基本還元率だけでは年会費の元が取りづらい
アメックスの基本ポイント還元率は1.0%(100円=1ポイント)ですが、税金や公共料金では0.5%に下がるケースがあります。
年会費無料でも基本還元率1.0%以上のカードがある中で、「コストをかけているのにポイントが貯まりにくい」と感じる方がいるのは自然なことです。
日常の買い物でのお得さを最優先にしたい場合、還元率の数字だけで比較するとアメックスは不利に見えてしまいます。
つかってわかったことですが、アメックスはポイントの価値が高い。1ポイント=10円にも化けるのでポイント還元だけで判断するのは損ですよ。
③加盟店数はVISAやMastercardより少ないのか?
国際ブランドとしてのシェアを比較すると、VISAやMastercardに比べてアメックスで決済できる店舗は限られます。
特に個人経営の飲食店や地方の小規模店舗、海外のローカルショップなどでは対応していないケースがあり、メインカードとして1枚だけ持ち歩く場合に不便を感じる場面があるのは事実です。
ただし近年はJCBの決済ネットワークとの連携が進み、コンビニやスーパー、ECサイトなど普段の生活で不便を感じる場面はかなり減っています。
とはいえ、現在利用シーンが広がっているとはいえ不安も残りますよね。なので私は楽天カードも保険として持っています。
④特典を使いこなすにはひと手間が必要
アメックスには「Amazon 3%還元」「スタバ20%キャッシュバック」「アメックス・オファー」など多彩な特典がありますが、いずれも事前エントリーや設定が必要です。
「持っているだけで自動的にお得になる」タイプのカードではないため、特典の情報をチェックし、自分から登録するひと手間を「面倒」と感じる方には向いていません。
逆に言えば、このひと手間をルーティン化できれば、特典の恩恵を最大限に引き出せるカードでもあります。
「アメックスやめとけ」の真相|弱点の裏にある事実3つ
前章で紹介した「やめとけ」の理由には、実は見え方が変わるポイントがいくつかあります。
年会費は「使った特典の合計額」で判断する
年会費だけを見ると高額に感じますが、アメックスには年会費を上回るだけの特典が用意されています。
たとえばアメックス・ゴールドプリファードの場合、空港ラウンジ利用・手荷物無料宅配・レストラン1名分無料優待・年間200万円利用時の無料宿泊特典など、1つひとつの金額換算を合計すると年会費39,600円を大きく超える計算になります。
現に私は、アメックス・ゴールドプリファード保有2年目にして28万円の黒字になりましたよ!
もちろん「使わない特典は0円」ですので、自分の生活で使える特典がいくつあるかが判断基準になります。
▼ 特典の全体像を知りたい方はこちら
アメックスゴールドプリファードの特典一覧!全部使わなくても元取れる理由と独身・夫婦・子育て世帯で比較したらおすすめ特典が全部違った。
マイル交換を活用するとポイント価値は数倍になる
アメックスのポイントは「1ポイント=0.3円」で支払いに充当することもできますが、航空会社のマイルに移行するとポイント価値が跳ね上がります。
たとえばANAマイルに移行して国際線ビジネスクラスの特典航空券に交換した場合、1ポイントあたり5〜10円以上の価値になるケースもあります。
還元率の「数字」だけではなく、ポイントの「出口」を知っているかどうかで、カードの評価は大きく変わります。
▼ ポイントの使い方について詳しくはこちら
アメックスゴールドプリファードのポイント還元率と使い道を解説
JCBとの連携で利用範囲は広がっている
「アメックスが使える店が少ない」というイメージは、以前と比べると大きく改善されています。
アメックスはJCBの加盟店ネットワークと連携しているため、主要なコンビニ・スーパー・ECサイト・家電量販店などでは問題なく決済できます。「アメックスだけ使えなかった」という場面は、数年前と比べるとかなり減った印象です。
とはいえ、個人経営の飲食店や海外の一部エリアでは対応していないこともあるため、念のためVISAやMastercardを1枚サブとして持ち歩いておけば、決済手段に困ることはまずありません。
アメックスを持つことで得られる5つのメリット
「やめとけ」と言われる理由だけでなく、アメックスならではの強みを知っておくと、判断の精度が上がります。
旅行・出張時の空港特典が手厚い
アメックスの大きな強みの一つが、空港まわりのサポートです。
カードの種類によって条件は異なりますが、国内主要空港のラウンジ無料利用に加え、世界1,300ヵ所以上のプライオリティ・パス対応ラウンジにアクセスできるカードもあります。
さらに、海外旅行時の手荷物無料宅配サービスを使えば、重いスーツケースを自宅から空港まで送れるため移動がかなり楽になります。

▼ プライオリティ・パスの使い方はこちら
アメックスのプライオリティパスで空港ラウンジ使ってみた@羽田第三ターミナル!
▼ 手荷物宅配サービスの詳細はこちら
アメックス手荷物無料宅配サービスとは?対象空港での利用方法・メリット・注意点を解説
年間利用額に応じた無料宿泊特典がもらえる
アメックス・ゴールドプリファードでは年間200万円(税込)以上の利用とカード継続で、国内対象ホテルの1泊2名分の無料宿泊券(フリー・ステイ・ギフト)がもらえます。
宿泊先によっては1泊3万〜5万円相当の価値があり、これだけで年会費の大部分を回収できるケースも少なくありません。
▼ 対象ホテルの一覧はこちら
【2026年版】アメックスゴールドプリファード フリーステイギフト対象ホテル全40軒一覧

ポイントの有効期限を実質無期限にできる
アメックスのポイントは通常最大3年の有効期限がありますが、一度でもポイント交換を行うか「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録することで有効期限が無期限になります。

期限を気にせず自分のペースで貯められるため、「気づいたらポイントが失効していた」というリスクを防げます。数年かけて特典航空券を目指したい方にとっては大きなメリットです。
スマホ補償やキャンセル補償など日常のプロテクションが充実
アメックスには海外旅行保険に加え、日常生活に潜むトラブルへの備えも含まれています。

- スマートフォン・プロテクション(画面割れなど最大5万円補償)
- キャンセル・プロテクション(旅行やチケットのキャンセル費用を補償)
- ショッピング・プロテクション(購入品の破損・盗難を補償)
- オンライン・プロテクション(ネット上の不正利用を補償)
これらは追加の保険料なしで付帯しているため、万が一のときに数万円の出費を抑えられる可能性があります。
▼ 海外旅行保険の詳細はこちら
アメックスゴールドプリファードの海外旅行保険9つを解説!
会員限定のダイニング優待・キャッシュバックがある
アメックス・ゴールドプリファード以上のカードには「ゴールド・ダイニング by 招待日和」が付帯しており、対象レストランで2名以上のコース予約をすると1名分が無料になります。
1回の利用で1万円以上お得になるケースもあり、年に数回利用するだけで年会費分を回収できる計算です。

また、スターバックスカードへのオンライン入金で20%キャッシュバック(年間最大5,000円)や、定期的に配信される「アメックス・オファー」のキャッシュバックなど、日常使いでもコツコツ恩恵を受けられます。
▼ スタバ特典の詳細はこちら
アメックスゴールドプリファードのスタバ20%キャッシュバック特典とは

アメックスが向いている人・向いていない人の特徴
ここまでの内容を踏まえて、アメックスが合う人と合わない人の特徴を整理します。
こういう人には年会費以上の価値がある
- 年に1回以上、国内外の旅行に行く習慣がある
- AmazonやUber Eatsなど、ボーナスポイント対象のサービスを日常的に利用している
- ポイントをマイルに交換して航空券に使いたい
- レストランでの食事やホテル宿泊に特典を活用したい
- スマホの故障や旅行のキャンセルなど「もしもの備え」に価値を感じる
- 特典情報をチェックしてエントリーすることが苦にならない
上記に2つ以上当てはまるなら、年会費以上のリターンを得られる可能性は高いです。
▼ アメックス・ゴールドプリファードが向いている人の特徴をさらに詳しく知りたい方はこちら
アメックスゴールドプリファードを持つ意味とは?「持つべき人」と「後悔する人」の決定的な6つの特徴
こういう人は他のカードの方が合っている
- 旅行や出張にほとんど行かない
- カードは日常の少額決済がメインで、年間の利用額が少ない
- ポイント還元率の高さを最優先にしたい
- 特典のエントリーや情報チェックを手間に感じる
- 年会費がかかること自体にストレスを感じる
こうした方にとっては、年会費無料で還元率の高いカードの方がストレスなく使えるでしょう。
アメックスに限らず、クレジットカードはライフスタイルとの相性がすべてです。
▼ 「自分にはメリットがないかも」と感じている方はこちらも参考にしてみてください
アメックスゴールドプリファードのメリットがない人には共通点がある|保有者が気づいた「使い方の差」
3種のアメックスを持つ私が正直に感じていること
ここまで客観的な情報を整理してきましたが、最後に保有者としての率直な感想をお伝えします。
入会前に「やめとけ」と言われて迷った過去
実は私自身、アメックスを発行する前は「年会費がかかるカードなんてもったいない」と思っていた側の人間でした。友人や家族から「やめといた方がいいんじゃない?」と言われたこともあります。
きっかけは入会キャンペーンで大量のポイントがもらえると知ったこと。「最悪、1年で解約すればいいか」くらいの気持ちで申し込みました。
ところが実際に使い始めると、フリー・ステイ・ギフトで家族とウェスティンホテル横浜に無料宿泊できたり、スマホケースが壊れた際にプロテクションで補償を受けられたりと、年会費を超えるリターンが次々と出てきました。
今では3種類のアメックス(アメックス・ゴールドプリファード・ヒルトンアメックス・アメックス・ビジネス・ゴールド)を保有しています。
▼ 2年間使った実体験の詳細はこちら
アメックスゴールドプリファードの正直レビュー|2年使って得した12万円の内訳と手放せない理由
未就学児2人の子育て世帯でも活用できた
「アメックスは独身や富裕層向け」というイメージがあるかもしれませんが、我が家は2歳と3歳の子ども2人を連れた4人家族です。
高級レストランでの食事(招待日和)はまだ難しい年齢ですが、家族カードを活用してポイントを夫婦で合算したり、旅行時にプライオリティ・パスで子連れでもラウンジを利用したりと、子育て世帯だからこそ助かる場面もたくさんありました。
「アメックスはやめとけ」という声は、あくまでその人のライフスタイルに合わなかったという話であって、すべての人に当てはまるわけではありません。
▼ 子育て世帯のアメックス活用法はこちら
アメックスは家族4人に不向き?未就学児のうちに年会費をペイできたコツ
▼ 家族カードのメリットについてはこちら
アメックスゴールドプリファード家族カードの特典を紹介!プライオリティパスが無料で使えるだけじゃないメリットを徹底解説
初めてのアメックスにおすすめのカード
アメックスにはアメックス・ゴールドプリファード・アメックス・プラチナなど複数のランクがありますが、私が実際に保有している中でおすすめの2枚を紹介します。
旅行好きな個人の方にはアメックス・ゴールドプリファード
年会費39,600円(税込)で、家族カードが2枚まで無料。プライオリティ・パス、フリー・ステイ・ギフト、ゴールド・ダイニング by 招待日和、スタバ20%キャッシュバックなど、旅行・食事・日常の3方向で特典が揃っています。
「アメックスを1枚持つなら何がいい?」と聞かれたら、バランスの良さでこのカードをおすすめします。

▼ メリット・デメリットの詳細はこちら
アメックスゴールドプリファードのメリット10個・デメリット7つ|年会費39,600円は元が取れるか検証
▼ 初心者向けの完全ガイドはこちら
アメックスゴールドプリファードとは?初心者向けに1記事でわかる完全ガイド
事業の経費決済にはアメックス・ビジネス・ゴールド
年会費49,500円(税込)。個人事業主や法人代表者向けのカードで、利用可能枠に一律の上限がなく、従業員向けの追加カード(特典なし)も無料で発行できます。

経費精算の一元管理に加えて、アメックス・ビジネス・ゴールドにもフリー・ステイ・ギフトが付帯しているため、個人カードと合わせて年2回の無料宿泊を得ることも可能です。
まとめ|「アメックスやめとけ」に流されず自分の基準で判断しよう
「アメックスはやめとけ」という意見には、年会費の高さや加盟店の少なさなど、一定の根拠があります。決して全否定すべき意見ではありません。
一方で、旅行特典・ダイニング優待・プロテクション・ポイントのマイル交換といった強みを活かせるライフスタイルの方にとっては、年会費以上のリターンを感じられるカードであることも事実です。
大切なのは、ネット上の評判に流されるのではなく「自分の生活で使える特典がいくつあるか」を具体的に確認すること。以下のチェックリストで最終判断してみてください。
「やめとけ」に当てはまるかチェック:
- 旅行に年1回も行かない
- AmazonやUber Eatsをほとんど使わない
- ポイントは使い道を調べずそのまま放置する
- 年会費がかかること自体がストレス
- カードの特典を調べる時間がもったいないと感じる
3つ以上当てはまる場合は、年会費無料のカードの方が合っているかもしれません。逆に2つ以下なら、アメックスの特典を活用して年会費以上の価値を得られる可能性は十分にあります。
▼ アメックス・ゴールドプリファードの全体像を1記事で把握したい方はこちら
アメックスゴールドプリファードとは?初心者向けに1記事でわかる完全ガイド








