年会費が必要なヒルトンアメックスは入会前に、評判や口コミを知っておきたいですよね。
本記事では、「ヒルトンアメックスいらなかった!」なんて、後悔のないように実際に使う筆者の体験を交えたメリットデメリットを紹介します。
ヒルトンアメックスを使って感じたメリット5つ
ヒルトンアメックスを使って感じたデメリット2つ
ヒルトンアメックスがいらない可能性がある6パターン
ヒルトンアメックスを持つと得する人の特徴3つ
ヒルトンアメックスの損しない活用術
入会前に知って得する1つのこと
Contents
ヒルトンアメックスを使って感じたメリット5つ
ヒルトンアメックスの保有で肝となるのが「ゴールド会員権限の付与」です。
通常ルートでゴールド会員を獲得するには、年間20回の滞在もしくは40泊が必要です。
対して、ヒルトンアメックスの保有のみでゴールド会員資格が獲得でき、宿泊時朝食無料や客室無償アップグレードなど、ホテルステイが充実する特典が受けられます。
他にもゴールド会員になることで得られるメリットは以下の記事で紹介しています。
つぎに、筆者が持って感じたヒルトンアメックスのメリット5つを紹介します。
❶無料宿泊ですぐに元がとれる
ヒルトンアメックスの無料宿泊特典は、その特典ほしさに入会する人もいるほど高評価されています。
年間150万円以上のカード決済で週末にヒルトン系列のホテルが利用できるウィークエンド無料宿泊特典は、
1泊20万円を超えることもあるROKU KYOTOやConradなどの超高級ホテルも宿泊の対象です。
1度の利用だけでも年会費を超える価値を享受できるため、ヒルトンアメックスユーザーには手放せないカードと評価されています。
❷還元率が最大7%でポイントがすぐ貯まる
ヒルトンアメックスは、ヒルトンでカード利用をすると最大7%のポイント還元率になるため「超高還元率のクレジットカード」として定評があります。
ヒルトン以外でカード決済する場合でも3.0%(一般カードの場合でも2.0%)のポイントが付与されます。
無料で発行できるクレジットカードの還元率は0.5%が大半であることから、ヒルトンアメックスカードの還元率の高さは「かなり高い」と評価されています。
このため、メインカードにヒルトンアメックスを選ぶ人が多く、「気付いたらポイントが数万ポイントも貯まっていた」という声もあります。
❸サポートが手厚い
ヒルトンアメックスを保有すると、アメックスのアプリから簡単に問い合わせが可能です。
具体的には、問い合わせがチャット形式で行えるので、質問をすると数分以内でオペレーターから回答を得られます。
対して一般的な電話問い合わせだと、自動音声対応で時間を要することもありますし、メールだといつ返信を受け取れるか不安ですよね。
しかし、ヒルトンアメックスのアプリからの問い合わせだとそういった煩雑なステップを踏まず、オーダーメイドの回答をすぐに得られるので心配事もすぐに解決できます。
❹セキュリティが万全
ヒルトンと提携しているアメックスカードは、特に以下2つのセキュリティがしっかりしていることに利用して感じました。
- SafeKey
- オンラインプロテクションサービス
SafeKey
具体的には、ネットでのお買い物での決済時は、本人認証サービス(SafeKey)が採用されている点です。
決済完了前に、本人利用の明細で間違いないかの確認ステップが入ることで、セキュリティを高めるしくみです。
オンラインプロテクションサービス
オンラインプロテクションサービスは、万が一ヒルトンアメックスがインターネット上で第三者に不正利用された場合でも、原則利用金額を支払う必要はありません。
カードの利用状況は常時システムにより監視されており、システムにより怪しい操作が発見されたら、該当の決済を保留し、同時に利用者に通知が届くのです。
❺ちょっとリッチな気分になれる
ヒルトンアメックスに限らず、アメックスカードは年会費の必要なクレジットカードなため、少しリッチな気分が味わえます。
たとえば、お買い物の際にヒルトンアメックスカードで支払いすると、「ワンランク上のカードを保有できる自分」に自信が持てます。
ヒルトンアメックスを使って感じたデメリット2つ
❶年会費がかかる
ヒルトンアメックスのイマイチな部分として挙げられるのが、年会費がかかる点です。
ヒルトンアメックスカードは2種類あり、年会費は以下の通りです。
- 一般カード:16,500円
- プレミアムカード66,000円
一見高く感じられる年会費ですが、受けられる恩恵・特典がその分充実しています。
しかし、ヒルトン好きで年間何度もポイントで無料で宿泊を何度もしたい・朝食は無料になるメリットが大きいと捉える人にとっては年会費を上回る価値があります。
入会前に気になる損益分岐点に関しては、以下の記事で解説しています。
❷ヒルトンポイントの使い道が限定的
ヒルトンアメックスを利用して貯まるポイントはヒルトンオナーズポイントです。
つまり、ヒルトンに無料宿泊するため・ポイント宿泊するためには恩恵の得られるポイントですが、他のポイントへの以降を考えると汎用性は高くありません。
要するに、貯まったポイントは色々な交換先がある方が望ましいユーザーにとってはデメリットに捉えられる場合があります。
ヒルトンポイントの使い方や貯め方は、以下の記事で解説しています。
ヒルトンアメックスのSNS上での評判
ヒルトンアメックスのSNS上での評価は、現在非常に良いです。
特に以下3つの点で高評価を得ています。
- 年に最大2泊の無料宿泊特典
- 宿泊時の朝食が無料になる
- 客室の無償アップグレード*で数万円得する(*空室状況による)
全てヒルトン系列のホテルで得られるメリットなため、ヒルトンでの滞在が頻繁であるほど、ヒルトンアメックスを保有する満足度は高まるでしょう。
ヒルトンアメックスの良い口コミ
Twitterでは、以下のヒルトンアメックスに対する評価の声がありました。
ゴールド会員権限が獲得できてQOLの上昇
どこのヒルトンを利用しても朝食が無料になるので、滞在中の食事のことを考える負担が減り、伴って食事代のストレスも軽減しました。
無料宿泊で年会費以上の価値を得られた
ヒルトンアメックスの特典であるウィークエンド無料宿泊特典を活用して、ROKU KYOTOに無料で泊まることができました。
通常だと1泊20万円するところに無料で宿泊できたので、かなり得した気分です。無料宿泊特典だけでも年会費の元が取れるどころか、大きなリターンが得られたので、確実に年会費以上の価値があります。
ポイント還元率が高くポイントがザクザク貯まる
ヒルトン内のカード利用で7%のポイント還元があるのは魅力的です。レストランやアフタヌーンティー、ギフト購入でもポイントがザクザク貯まり、次の宿泊時に利用できるのが嬉しいです。
客室無償アップグレードで数万円分贅沢に滞在
客室の無償アップグレードが、宿泊の毎回の楽しみです。1番ランクの低いスタンダードルームを予約した際でも、スイートルームへアップグレードしてもらった経験から十数万円の得をしたこともあります。
当日の空室状況次第ですが、チェックイン時の密かな楽しみになっています。
ヒルトンアメックスのイマイチな口コミ
対して、ヒルトンアメックスへのマイナス評価となる口コミも以下の内容でSNS上にありました。
年会費が高額…
特典の充実度にはいうことなしですが、年会費が必要な点が唯一の難点です。特にプレミアムカードの場合は66,000円なので、少しカード更新に迷ったこともありました。
しかし、更新で無料宿泊が2泊ももらえたことで、なんだかんだでそれが魅力でカードを持ち続ける選択をしてしまいます笑。
ヒルトンポイントの使い道が限定的
ヒルトンアメックスはヒルトンでの利用に特化しているため、ポイントの活用先の汎用性が低いです。
決済修行で特典の獲得ができたら、他のクレカと併用してメインカードとして使うのが賢い使い方かもしれません。
ヒルトンアメックスがいらないと感じる可能性パターン6つ
以下に当てはまる方は、ヒルトンアメックスを発行しても無駄と感じる可能性があります。
- 経済的・金銭的余裕がない
- 旅行にあまり行かない
- ヒルトンより好きなホテルブランドがある
- アメックスプラチナを作れる・既に持っている
- ステータスマッチに成功している
- ホテル修行が苦にならない
ヒルトンアメックスの魅力は、旅行好きな人にとってはこの上ない魅力的なカードです。つまり、反対に旅行が好きでない・あまり行かない人にとってはメリットを感じにくいでしょう。
しかし、この3つに当てはまらなければ保有すると毎年自然にカード更新してしまうほど、手放せなくなるカードになりえます。
❶年会費を払う経済的余裕がない
ヒルトンアメックスは以下の通り年会費の必要なカードです。しかし、年会費以上に特典・優遇内容が豊富で魅力は上回っていると使ってみて感じます。
一般カード | プレミアムカード | |
年会費 | 16,500円 | 66,000円 |
ポイント還元率 | 2.0% | 3.0% |
ヒルトン内ポイント還元率 | 3.0% | 7.0% |
ポイント還元率は日常使いで最大3.0%、ヒルトン内なら最大7.0%もヒルトンオナーズポイントが貯まります。
一般的な無料のクレジットカードの場合、0.5%のポイント還元が主流です。
年会費が必要な分、恩恵が多いカードですが、それでも「年会費がかかるのは嫌だな」と感じる人には適さないカードと言えるでしょう。
❷旅行が好きではない
ヒルトンアメックスの魅力や特典は、ヒルトン好き・旅行好きな人にはこの上ない幸せを感じられる内容です。
たとえば、宿泊時に朝食が無料になることや、客室の無料アップグレードで普段なかなか自分では泊まれないお部屋への宿泊が可能になります。
しかし反対に、「旅行が好きではない」「貯めたポイントを旅行に遣いたくない」と感じるのならメリットは感じにくいでしょう。
ヒルトンアメックスで貯まるヒルトンオナーズポイントは、ヒルトン宿泊に充てられますし、カード決済額に応じて得られる特典もヒルトン宿泊時に効力を発揮します。
つまり、そもそも旅行が好きではなく魅力を感じない場合、ヒルトンアメックスを保有していても損をしてしまうでしょう。
❸ヒルトンより好きなホテルブランドがある
ヒルトンアメックスを発行すると、必然的にホテル選びがヒルトン系列のホテルに偏ります。
コンラッドやROKU KYOTO LXR Hotel&Resortなど高級ホテルの無料宿泊の恩恵が受けられますが、
ヒルトン以外にもリッツカールトンなどのマリオット系列・グランドハイアットなどのハイアット系列など他にもラグジュアリーホテルはあります。
そういった他社高級ホテルがヒルトンより好きな方はヒルトンアメックスを発行しても最大限に恩恵を受けることは難しいでしょう。
ただ、今後ヒルトン最高峰ホテルであるウォルドーフアストリアなど、マリオットでいうリッツカールトン級のホテルが日本に開業予定なので、
先を見越すとヒルトン系列で受けられる恩恵の幅は間違いなく広がります。
❹アメックスプラチナを持っている
アメックスプラチナを保有すると以下の高級ホテルステイが無料で可能な為、保有する余裕がある人はヒルトンアメックスは「いらない」と考える人が多いです。
- マリオットボンヴォイ
- ヒルトン
- プリンスホテルズ&リゾーツ
- ニューオータニホテルズ
- ハイアット
- オークラ など
❺ステータスマッチに成功している
マリオットやIHGなど、ヒルトンステータスマッチができる他社ホテルの上級会員資格保持者は、わざわざヒルトンアメックスカード不要の口コミもあります。
ヒルトンアメックスカード特典の目玉であるヒルトンオナーズゴールド会員の付与により、ヒルトン宿泊時の朝食が無料になりますが、
ステータスマッチが成功していたら、その特典は既に享受できているのでヒルトンアメックスカードが不要な理由に納得できます。
とはいえ、ステータスマッチで得られる会員ステータスには有効期限があります。
現時点で不要だとしても、今後ヒルトンの魅力に気付き移行するパターンもあるでしょう。
❻ホテル修行が苦にならない
ヒルトンアメックス保有のメリットであるゴールド会員ステータスの付与は、年間のヒルトン宿泊・滞在回数により手に入れることが可能です。
年間30滞在・60泊以上ヒルトンを利用するのであれば、ヒルトンアメックスのメリットは半減すると感じるのも事実ですね。
ヒルトンアメックス。
年間30滞在・60泊以上する方なら要らない(^_^;)
だって利用でダイヤモンドだもの。でもね、週末無料宿泊が相当大化けすると読んでます。
年会費以上に。
とはいえ、ヒルトンアメックスはヒルトン内でのカード利用でヒルトンオナーズポイントが最大で7.0%も還元+無料宿泊特典という大きい魅力はカードをもつ特権です。
要するに、多くヒルトンに滞在する=ヒルトンアメックスがいらないとは言い切れないでしょう。
ヒルトンアメックスを発行して得する人の特徴4つ
- ヒルトンに安く宿泊したい
- 宿泊時に朝食無料が魅力に感じる
- 客室の無料アップグレードに魅力を感じる
- ヒルトンでの食事も利用する
それぞれを詳しく解説します。
❶ヒルトンに安く宿泊したい
ヒルトンアメックスはヒルトン好き・旅行好きな人には間違いのない1枚になるでしょう。
ポイント還元率が最大7.0%と超高還元でヒルトンオナーズポイントが毎月ざくざく貯まり、ポイント宿泊が年間何度も可能になります。
加えて、年間決済条件をクリアしてカードを更新することで、無料宿泊特典が最大2泊も獲得できます。
さらに、ヒルトンアメックスカードの保有でゴールド会員ステータスが付与されるので、宿泊時の朝食はポイント宿泊であっても「無料」に、ウェルカムドリンク・スイーツがいただけることもあります。
❷宿泊時の朝食無料に魅力を感じる
ヒルトンアメックスの目玉メリットでもあるのはヒルトン系ホテル宿泊で朝食が2名分無料になる点です。
ヒルトンアメックス、発行当初はいらないとか結構言われてたカードだったけどやっぱり有能なカードだと思う。
3750円の朝食が無料だから今回2人で2泊しているからそれだけで、15000円分タダで食べられているしね?
年会費が15000円+税だからそれだけでも年会費はペイ出来てますね!
ーTwitterより引用
コンラッド東京/大阪は朝食が5,000円 / 1名かかるので2名で10,000円も1回の宿泊で得をしたことになります。
私たち夫婦は食べることが大好きなので「朝食が無料であること」が1番の魅力に感じています。
❸宿泊時の客室無料アップグレードに魅力を感じる
ヒルトンアメックス保有で上級会員のステータスが獲得でき、特典として「客室の無料アップグレード」があります。
ゴールド会員なら「エグゼクティブルーム」まで、ダイヤモンド会員なら「スイートルーム」もアップグレードの対象になります。
ヒルトンアメックスの保有でゴールド会員が付与され、プレミアムカードならダイヤモンド会員を年間200万円決済で手に入れることができます。
❹ヒルトンでの食事も利用する
ヒルトンアメックス保有で得られる「ゴールド会員」は、ヒルトン内での食事も25%割引で利用できます。
ヒルトン内でヒルトンアメックス決済で最大7.0%のポイント還元されることに加え、4,500円以上の利用で500オナーズ・ポイントを追加で獲得できます。
つまり、10,000円の食事をしてヒルトンアメックスプレミアムで支払いをした場合、合計で1200ポイントも獲得できるのです。
ポイント還元 | 700ポイント |
追加ボーナス | 500ポイント |
合計 | 1,200ポイント |
ヒルトンアメックスを損しない活用術は?
ヒルトンアメックスを使って貯めたヒルトンオナーズポイントの損をしない使い道は、ヒルトン宿泊に使用することです。
具体的には、ヒルトングループ以外にも雅叙園をはじめとしたSLHグループのホテル宿泊にポイントを利用することが可能です。
ポイント
ポイントの価値は各ホテルでは一律ではないため、ポイントの価値が高いホテルを選択することで、もっともお得にヒルトンポイントを活用できます。
ヒルトンポイント宿泊に関してやポイントの価値に関しての詳しい内容は、以下の記事で解説しています。
ヒルトンアメックス入会前に知って得すること1つ
ヒルトンアメックスを申し込みに際して注意しておきたい点は、入会キャンペーンの有効活用です。
具体的には、ヒルトンアメックスに入会時のみに適用されるキャンペ-ンでは、「○ヶ月以内に○万円以上のカード利用で○○ポイント獲得」などがあります。
カード入会時のみしか適用されないキャンペーンで、かなり高い還元率でポイントが付与される内容です。
しかしその反面、条件クリアのラインが高く設定されていることから、決済修行が必要になる場合もあるでしょう。
以下の記事で、ヒルトンアメックスを活用した納税方法や、損をしないポイント獲得方法を紹介しています。
まとめ|ヒルトンアメックスはいらないと後悔しない神カード!
筆者はヒルトンアメックスを保有して既に数年が経過しています。
きっかけは、コンラッド東京で挙式をしたことで「毎年コンラッド東京に泊まりたい!」と熱望することでした。
その夢を効率よく叶えられて、尚且つ朝食無料など多くの恩恵を受けられるヒルトンアメックスは魅力の宝庫です。
ヒルトンアメックスでは随時入会キャンペーンを行っています。