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回数無制限のプライオリティパス無料付帯
アメックス・ゴールドプリファード・アメックス・プラチナなどの一部アメックスカードには、プライオリティパス特典が無料で付いています。
今回は、アメックス・ゴールドプリファードのプライオリティパス特典で使える羽田第三ターミナルのラウンジを実際に使ってみたのでレビューしていきます。
この記事では、アメックス付帯のプライオリティパスの使い方や注意点、同伴者や家族カードを利用したよりお得な活用方法を紹介します。
アメックスでプライオリティパスが付帯されているカード一覧
アメックスでプライオリティパス特典が付帯しているカードは以下の通りです。
- アメックス・グリーン
- アメックス・ゴールド
- アメックス・ゴールドプリファード
- アメックス・プラチナ
- ANAアメックス・ゴールド
- ANAアメックス・プレミアム
今回、わたしはアメックス・ゴールドプリファードの特典で、プライオリティパス＠羽田第三ターミナルの対象ラウンジを利用しました。
アメックスのプライオリティパスを羽田第三Tで使えるラウンジは2つ
アメックス・ゴールドプリファード・アメックス・プラチナなどのアメックス付帯特典のプライオリティパスの場合、羽田空港の国際線専用である第三ターミナルで使えるラウンジは以下2つです。
- TIAT LOUNGE
- SKY LOUNGE SOUTH
TIAT LOUNGEは、利用可能時間が短時間に設定されているため注意が必要ですが、深夜・早朝便のみ重宝するラウンジになるでしょう。
それぞれ具体的にみていきます。
①TIAT LOUNGE｜1:00~5:00のみ
TIAT LOUNGEは、羽田空港第三ターミナルの保安検査後エリア4階にあるプライオリティパス対象ラウンジです。
プライオリティパスの公式サイトにも掲載されているためいつでも利用できると思われがちですが、実は利用時間に制限があります。
具体的には、プライオリティパス会員が無料で入室できるのは午前1時から午前5時までの深夜早朝帯のみで、それ以外の時間帯は一切利用できません。
実際に、TIAT LOUNGE前には「プライオリティパスは当ラウンジ（TIAT LOUNGE）は利用できません。メインラウンジ（SKY LOUNGE SOUTH）をご利用ください。」と表記されています。
深夜便や早朝便などに際にはプライオリティパス保有者にとっての選択肢になりますが、日中の時間帯にはそもそも選択肢とならないため注意しましょう。
②SKY LOUNGE SOUTH｜24時間利用可能
保安検査を通過した後の出発エリアにある「SKY LOUNGE SOUTH」が、アメックス付帯特典のプライオリティパス会員が24時間無料で利用できる唯一のラウンジとなっています。
出国審査後の制限エリア内、南ウイング2階のゲート108付近に位置しており、搭乗ゲートへのアクセスも良好な立地となっています。
座席数は約70席で、ソフトドリンクやアルコール類を無料で楽しめるほか、軽食も提供されています。
Wi-Fiや電源も完備されているため、出発前の待ち時間を快適に過ごせる空間です。
アメックスのプライオリティパス対象ラウンジ（SKY LOUNGE SOUTH）利用レビュー
今回わたしは24時間利用できる「SKY LOUNGE SOUTH」を利用しました。
SKY LOUNGE SOUTHの基本情報
SKY LOUNGE SOUTHの営業時間は24時間年中無休なため、フライト時間に左右されずにいつでも利用できるメリットがあります。
ただし、プライオリティパスでの利用は最長3時間までとなっており、長時間の滞在には制限があります。
| ラウンジ名称 | SKY LOUNGE SOUTH（スカイラウンジサウス） |
|---|---|
| 所在地 | 羽田空港 第1ターミナル 南ウィング 2階 |
| 営業時間 | 24時間 |
| 座席数 | 73席 |
| ビュッフェサービス | 軽食（おにぎり、サンドイッチ、カップ麺等）、スナック類、季節のメニュー |
| フリードリンク | アルコール含む（ビール、ワイン、日本酒）、ソフトドリンク各種、コーヒー、紅茶、ジュース類 |
| 雑誌・新聞 | 新聞各紙、ビジネス誌、旅行雑誌、週刊誌 |
| 運航状況モニター | 有り |
| シャワールーム | 有り（タオル・アメニティ完備） |
| 化粧室 | 有り（パウダールーム完備） |
| Wi-Fi | 無料・高速Wi-Fi完備 |
| 電源設備 | コンセント、USB充電ポート完備 |
| 喫煙 | 禁煙 |
| 利用可能カード | プライオリティ・パス |
| 同伴者 | 2名まで可、4歳未満無料 |
| 利用時間 | 最大3時間 |
| 受付時必要書類 | ・当日の搭乗券提示 ・プライオリティ・パス会員カード（デジタル会員証） |
| 電話番号 | 03-6428-0685 |
| アクセス | 保安検査場通過後、南ウィング2階、搭乗ゲート1番・2番付近 |
| 混雑時間帯 | 平日：7:00-9:00、17:00-19:00／休日：8:00-10:00、16:00-18:00 |
SKY LOUNGE SOUTHへのアクセス
SKY LOUNGE SOUTHへは、羽田空港第三ターミナルで出国審査を終えた後にアクセスできます。
保安検査場を通過して制限エリアに入ったら、右手（南ウイング方面）へ進んでください。
ゲート108の向かい側、3階フロアに受付が位置しています。
ラウンジの受付を済ませるた後に専用エレベーターで2階に下るとダイニングエリアにアクセスできます。
SKY LOUNGE SOUTHラウンジ内の様子
SKY LOUNGE SOUTHのダイニングエリアは、全73席のためそこまで広くはありません。
とはいえ、大規模すぐない方がプライベート感があり居心地が良いですね。
わたしが利用したのは午前8時頃で、写真のような込み具合でした。
SKY LOUNGE SOUTHのドリンクメニュー
SKY LOUNGE SOUTHのドリンクコーナーは、ソフトドリンクとアルコールの両方が揃っています。
ドリンクはセルフサービス形式となっており、好きなタイミングで好きなだけ利用できます。
まずはソフトドリンクから見ていきましょう。
- コカ・コーラ
- コカ・コーラゼロ
- ジンジャエール
- トニックウォーター
- リアルゴールド
- カルピス
- カルピスソーダ
- 綾鷹
- ミニッツ・メイド（オレンジ）
カフェコーナーには、コーヒーマシーン上にコーヒー豆が設置してあるため挽きたてコーヒーが飲めます。
- コーヒー（アイス・ホット）
- カフェラテ（アイス・ホット）
- カプチーノ（アイス・ホット）
- エスプレッソ
- ホットミルク
- お湯
アルコールメニューも種類が豊富で、ビールやウイスキー、ワイン、日本酒、焼酎などが無料で提供されています。
恵比寿の生ビールやジャパニーズウイスキーも用意されており、お酒好きの方にとっては嬉しいラインナップでしょう。
ビールは、ビールサーバーで自分で注げます。隣に設置してある冷蔵ケースから冷えたグラスを取り出して注げば、よく冷えたビールがいただけます。
SKY LOUNGE SOUTHの食事メニュー
SKY LOUNGE SOUTHでは、軽食を中心とした食事が提供されています。
まずはおにぎりコーナー。ツナマヨと鮭のおむすびが並んでいます。
小さめサイズなので、お腹が膨れ過ぎずに適量です。
ホットミールコーナーには、グリル野菜（ペッパーソース）・鶏のから揚げ・ソース焼きそば。
さらにカップラーメン・インスタント味噌汁もあります。
これから長い海外滞在となる人にとっては、出国前のおにぎりとお味噌汁が一層染みわたりますね。
種類は3種類で、カップヌードル・どん兵衛きつねうどん・長ネギのお味噌汁です。
陳列はされていないものの、担々麺のヴィ―ガンヌードルも用意されているようです。
その他、枝豆といった手軽につまめるメニューも用意されています。アルコールが種類豊富なので、お供に最適ですね。
その横には焼カレーパンも。
その他、ベーカリーコーナーには木村屋のアップルデニッシュ・シュガーバターなど、こだわりのパン類が並びます。
小腹を満たすにはちょうど良いラインナップです。
デザートは少数精鋭です。マカロンは、コーヒー・ラズベリー・柚子・ピスタチオ・マンゴー・バニラと6つのフレーバー。
海外のプライオリティパスラウンジと比較すると品数は控えめですが、マカロンって少しお高めなスイーツなので満足度が高いです。
そして、なんとアイスクリームはハーゲンダッツのバニラ味。
ハーゲンダッツが食べ放題ってリッチな気分が味わえますね。幸せ度が増します。
割り箸の他に、お手拭き・フォークも並んでいます。
アイス・マカロン好きの私にとってはとても幸せなひと時が過ごせました。
実際使った正直な感想
SKY LOUNGE SOUTHは、正直食事のバリエーション自体は少ない印象でした。
韓国｜金浦空港のプライオリティパス対象ラウンジと比較すると、金浦空港の方がバリエーション豊かに感じるので、場所により差異がある点は覚えておくと良いかもしれません。
金浦空港のプライオリティパスラウンジの利用レビューは、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね。
SKY LOUNGE SOUTHの設備
SKY LOUNGE SOUTHには、ダイニングエリア以外にも以下のサービス・設備が整っています。
| ロッカー/荷物置き場 | なし |
|---|---|
| ソファー席 | あり |
| テーブル（グループ）席 | あり |
| カウンター席 | あり |
| ビジネスコーナー | なし（カウンター席で代用可能） |
| 電源（ソファー席） | あり（コンセントのみ） |
| 電源（テーブル席） | あり |
| 電源（カウンター席） | あり（コンセント・USB各1つ） |
| USB電源 | 一部あり（カウンター席等） |
| 無料WIFI | あり（HANEDA-FREE-WIFI、パスワード不要） |
| WIFIの速度 | 普通 |
| 喫煙室 | あり（3階、椅子・電源なし）※紙巻きたばこ、加熱式たばこの両方が可能 |
| マッサージチェア | なし |
| パソコン | なし |
| コピー機 | なし |
| ファックス | なし |
| リクライニングシート | なし |
| 仮眠エリア/個室 | なし |
| トイレの場所 | ラウンジ内（3階、2階ラウンジエリアからはエレベーター利用必須） |
| ウォッシュレット | あり |
| シャワールーム | あり（3室、無料、受付で申込み必要） |
| サラダバー | なし（温野菜あり） |
| ホットミール | あり（焼きそば、カレー（10時以降）、からあげ等） |
電源・コンセント・USB
ラウンジ内の座席のすぐ近くに電源が設置されており、スマートフォンやパソコンの充電には困りません。
カウンター席やテーブル席を中心に、各席にコンセントやUSBポートが用意されているため、搭乗前の作業や充電が必要な場合でも安心して利用できます。
WIFI・無線LAN
無料Wi-Fiが完備されているため、インターネット接続は問題なく行えます。
パスワード不要ですぐに接続が可能で通信速度も安定しており、メールチェックやウェブ閲覧、動画視聴など幅広い用途に対応できます。
喫煙所
SKY LOUNGE SOUTHは全席禁煙となっており、ラウンジ内に喫煙スペースはありません。
ただし、3階に「紙巻きたばこ、加熱式たばこ」の両方が可能な喫煙室が設置されています。
トイレ
ラウンジ内3階にトイレの設置があります。
車いすでも入りやすい幅広ドアでおむつ台も設置してあるため、子連れのおむつ替えにも安心です。
清潔に管理されているため安心して利用できます。
シャワールーム(料金と利用方法)
SKY LOUNGE SOUTHにはシャワー設備が3室完備されています。
シャワーは無料で利用でき、タオルやアメニティも用意されているため手ぶらで利用可能です。
シャワールーム利用の流れは以下の通りです。
- フロントで利用受付をする（※搭乗券の提示が必要）
- スタッフからシャワールームの鍵を受け取る
- シャワー室の利用が可能⇒使用後は受付へ鍵の返却
アメックスのプライオリティパス＠羽田第三Tの使い方
SKY LOUNGE SOUTHに限らず、基本的にプライオリティパス対象ラウンジの利用方法の流れは原則一律です。
搭乗券とプライオリティパス会員カード提示
受付では、以下の提示を求められるためすぐに提示できるようにしておきましょう。
- 当日の搭乗券
- プライオリティパス会員カード（デジタル会員証）
- （アメックス付帯のプライオリティパスの場合は、その対象カード）
求められる上記の提示がすべて完了したら、会員証のバーコードをスキャンされて問題なければそのまま利用が可能になります。
SKY LOUNGE SOUTHの場合、受付が3階ですが、受付後に専用エレベーターを使って2階のダイニングエリアに移動する流れとなります。
| 2階 | ダイニングエリア |
| 3階 | トイレ（オムツ台あり）・シャワールーム・喫煙所 |
アメックスプライオリティパス(羽田第三T)利用時の注意点3つ
羽田空港第三ターミナルでプライオリティパスを利用する際、スムーズに快適な時間を過ごすためには3つの注意点があります。
①混雑時は待ち時間が発生することがある
羽田第三ターミナルのプライオリティパス対象ラウンジ｜SKY LOUNGE SOUTHは利用者が多く、特に夕方から夜間にかけての出発便が集中する時間帯には座席が埋まることがあります。
出発ラッシュ時や連休前などピーク時期は、入室制限がかかったり、待ち列ができるケースも珍しくありません。
SKY LOUNGE SOUTHでは座席数が73席と比較的限られているため、30分程度の入室待ちが発生することもあります。
混雑を避けるには、時間に余裕を持って早めに空港へ向かい、ピーク時間を避けた利用がおすすめです。
②搭乗口からの距離を事前に見ておく
羽田第三ターミナル内のプライオリティパス対象ラウンジ（SKY LOUNGE SOUTH）は、出国審査後のエリアにあるものの、自身が搭乗予定のゲートまでの距離が遠い場合があります。
特に、ターミナルの南側にあるSKY LOUNGE SOUTHを利用後、北側のゲートへ移動するには徒歩で10分以上かかることもあるため注意が必要です。
搭乗時刻の30〜40分前にはラウンジを出て、ゲートに余裕を持って向かう計画を立てましょう。
国際線では搭乗締切時間が厳しく、遅れると搭乗できないリスクもあります。
③アメックスカード種類により利用上限がある
プライオリティパスが付帯のアメックスカードは、以下の券種のみで、それぞれ無料利用回上限が異なります。
深掘りすると、以下のプライオリティパス利用上限が定められています。
| プライオリティパスが付帯のアメックスカード種類 | 対象ラウンジ利用料 | 家族カード会員利用料 |
|---|---|---|
| アメックス・グリーン | 1回につき35米ドル（≒5,250円） | 利用不可 |
| アメックス・ゴールド | 年2回まで無料（3回目以降35米ドル） | 年2回まで無料（3回目以降35米ドル） |
| アメックス・ゴールドプリファード | 年2回まで無料（3回目以降35米ドル） | 年2回まで無料（3回目以降35米ドル） |
| アメックス・プラチナ | 無料 | 無料 |
| ANAアメックス・プレミアム | 無料 | 無料 |
| ANAアメックス・ゴールド | 年2回まで無料（3回目以降35米ドル） | 年2回まで無料（3回目以降35米ドル） |
たとえば、アメックス・ゴールドプリファード・ANAアメックス・ゴールドの場合は利用料無料の上限があるため自身で確認しておけると安心ですよね。
プライオリティパスのデジタル会員証なら、ワンステップで利用済回数・残りの利用可能回数が確認できます。
具体的には、プライオリティパス公式アプリを開き、下部「アカウント」をタップするとすぐに閲覧が可能です。
3回目以降は有料になるとはいえ、通常プライオリティパスには年会費がかかるものがアメックス特典なら無料なので、利用料は払ってでも私は使いたい派です。
アメックス・プラチナなら家族カード・同伴者（1名）も回数無制限で無料！
アメックス・プラチナの場合、家族カードが4枚まで無料で発行可能かつ家族カード会員にもプライオリティパスの最上級ランクであるプレステージ会員（年会費約7万円）も無料で付帯します。
さらに同伴者も1名まで無料で対象ラウンジが利用できるため、基本カード会員と合わせると最大10名までプライオリティパスが無料で利用できることになります。
アメックス・プラチナの年会費は165,000円と一見高額ですが、最大5人が約7万円のプライオリティパス最上位会員が特典につくため35万円分の価値を享受できることになります。
さらに、アメックス・プラチナの海外旅行保険は自動付帯のため別途保険に加入必要がなくなるため、海外旅行に行く機会が多い人ほど旅費の節約効果が高まります。
さらに、アメックス・プラチナと家族カード会員どちらも海外旅行時の空港↔自宅間の手荷物宅配サービスも無料なため、海外旅行をする人はアメックス・プラチナを持つとカードをもつことで得られる満足度が高いでしょう。
帰国後はハンドバッグのみで身軽なので、その足でお買物や外食などに行けるのはもちろん、重いスーツケースをもって満員電車に乗り込む煩わしさも無用になりますよ。
アメックスのプライオリティパスでは使えない羽田第三Tラウンジ
羽田空港第三ターミナルには、以下3つのプライオリティパス対象ラウンジではあるものの、All Day Dining Grande Aileはレストランにあたる為アメックスのプライオリティパスでは利用できません。
- TIAT LOUNGE
- SKY LOUNGE SOUTH
- All Day Dining Grande Aile
空港ラウンジはラウンジ名が似ている場合もあるため、間違えて時間のロスに繋がらないように注意しましょう。
All Day Dining Grande Aile
All Day Dining Grande Aileは、第三ターミナルに隣接する羽田エアポートガーデン内にあるレストランです。
アメックスのプライオリティパス特典は、一般的なプライオリティパス特典のうち以下4つが利用できません。
- 空港内のレストランやスパ
- プライオリティ・パスのアプリによる免税品のショッピング
- 空港送迎サービス
- レンタカー
All Day Dining Grande Aileは、上記の内レストランに該当するため利用ができないのです。
とはいえ、All Day Dining Grande Aileは一般的なプライオリティパスを保有していた場合でも限られた時間内でしか利用できない制約があります。
一般的なプライオリティパスには時間的な利用制限がある
All Day Dining Grande Aileは、プライオリティパス特典でランチビュッフェを楽しめる施設として知られていますが、利用できる時間帯が限定されています。
プライオリティパス会員が無料で利用できるのは午前11時から午後3時までのランチタイムのみで、ラストオーダーは午後2時30分です。
朝食や夕食の時間帯には特典が適用されないため、フライト時間によっては全く使えないケースもあります。
また、羽田エアポートガーデンは第三ターミナルから徒歩でアクセスする必要があり、保安検査場を通過してからでは行けない場所にある点も要注意です。
アメックスのプライオリティパス不要で無料で使えるラウンジ＠羽田第三T
羽田空港第三ターミナルには、アメリカン・エキスプレスのカード会員であればプライオリティパスがなくても無料でアクセスできるラウンジが2つあります。
いずれも国際線の出発エリアにあり、フライト前の時間を快適に過ごせる環境が整っています。
①SKY LOUNGE
SKY LOUNGEは、アメックス会員であれば当日の搭乗券を提示するだけで利用できるカードラウンジです。
保安検査場を通過後の目の前のエスカレーターを昇るとすぐにあるため、迷わずにアクセスできます。
座席数も十分確保されており、ソフトドリンクやWi-Fi、電源コンセントなど基本的なサービスが揃っています。
プライオリティパスと違って、カードラウンジであるため、提供される飲食類はノンアルコールのドリンク類に限られます。
ソフトドリンクは、コカ・コーラ、カルピス、カルピスソーダ、ミニッツメイドオレンジ、リアルゴールド、ジンジャエール、綾鷹です。
カフェ類は、コーヒー（アイス・ホット）、カフェラテ（アイス・ホット）、カプチーノ、ホットミルク、ホットウォーターがあります。
緑茶・紅茶のティーバッグもあるため、温かいお茶類も飲めます。
アルコール類は、有料ですが楽しめます。アサヒスーパードライ、角ハイボール、ワイン（白・赤）から選べます。
| SKY LOUNGE内有料メニュー | 価格 |
|---|---|
| アサヒ スーパードライ（缶） | 600円 |
| 角ハイボール | 550円 |
| 白ワイン | 1,000円 |
| 赤ワイン | 1,000円 |
| キャンディーチーズ | 200円 |
| おにぎり（鮭 or ツナマヨ）＆長ネギの味噌汁 | 600円 |
リラックスルームがメインラウンジの横にあり、広々としたソファ席が5脚用意されていました。
その奥には、喫煙所があるためラウンジ外の喫煙所よりは少し落ち着いた環境で喫煙が可能です。
②センチュリオンラウンジ
センチュリオンラウンジは、アメックス・プラチナ会員およびセンチュリオン会員のみが無料利用できる最上級のラウンジです。
2025年7月に日本初上陸を果たし、国内外から高い注目を集めています。
バーテンダーによるオリジナルカクテルの提供や、目の前で握られる本格的な寿司、尾崎牛の肉寿司など、他のカードラウンジとは一線を画す豪華なサービスが特徴です。
同伴者も2名まで無料で入室できるため、家族旅行や出張の際にも重宝するでしょう。
営業時間は8:00〜22:00となっており、早朝や深夜便には対応していない点には留意しておきたいところです。
アメックス・プラチナは、現在期間限定の入会キャンペーンを実施しています。この機会を逃すともう同じキャンペーンは開催されない恐れもあるため、お得な機会に入会しておきましょう。
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プライオリティパスSKY LOUNGE SOUTH＠羽田第三ターミナルに関してのよくある質問
プライオリティパスや羽田第三ターミナル対象ラウンジ（SKY LOUNGE SOUTH）の利用について、初めて使う方から多く寄せられる質問をまとめました。
プライオリティパスは申込み何日後からラウンジが使える?
対象の各種アメックスカードのプライオリティパスの場合、プラスチック製会員証だと申し込み後10営業日程度で届くため、その後利用が可能になります。
一方で、デジタル会員証だと即日利用可能なため、発行後すぐに利用することができます。
アメックス・ゴールドプリファードはプラスチック製の会員証の発行はなく、デジタル会員証のみの発行です。
プライオリティパスは同伴者も無料ですか?
アメックス付帯のプライオリティパスの場合、同伴者の利用料金は保有するカードにより異なります。
具体的には、プライオリティパス付帯の各種アメックスカードの同伴者料金は以下の通りです。
| プライオリティパスが付帯のアメックスカード種類 | プライオリティパス対象ラウンジの同伴者料金 | 家族カード会員利用料 |
|---|---|---|
| アメックス・グリーン | 1名につき35米ドル（≒5,250円） | 利用不可 |
| アメックス・ゴールド | 1名につき35米ドル（≒5,250円） | 年2回まで無料（3回目以降35米ドル） |
| アメックス・ゴールドプリファード | 1名につき35米ドル（≒5,250円） | 年2回まで無料（3回目以降35米ドル） |
| アメックス・プラチナ | 1名まで無料（2名以降1名につき35米ドル） | 無料 |
| ANAアメックス・プレミアム | 1名まで無料（2名以降1名につき35米ドル） | 無料 |
| ANAアメックス・ゴールド | 1名につき35米ドル（≒5,250円） | 年2回まで無料（3回目以降35米ドル） |
4歳未満のお子さまは無料で入室可能です。
ちなみに、アメックス・ゴールドプリファード / ANAアメックス・ゴールドの場合、家族カード会員も基本カード会員同様に年2回まで無料で利用が可能です。
さらに、アメックス・プラチナ / ANAアメックス・プレミアムになると、家族カード会員も上限なく無料でプライオリティパス対象ラウンジが利用できるため、家族カードの発行をしておくとより多くの同伴者が無料で利用できるようになります。
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プライオリティパス対象ラウンジは子どもは無料で利用できる?
アメックスのプライオリティパス特典で対象ラウンジを利用する際、4歳未満のお子さまは無料で利用できます。
4歳以上のお子様は大人と同様の扱いとなり、1名分の利用料が発生します。
プライオリティパス会員証を忘れた場合、対象のアメックスカードがあればラウンジは利用できる？
プライオリティパス対象ラウンジの利用時には、必ずデジタル会員証またはプラスチック製の会員証を搭乗券と一緒に空港ラウンジに提示する必要があります。
そのため、プライオリティパスの会員証を忘れてしまった場合は残念ながら利用できません。
プライオリティ・パス会員番号がわかっていて伝えられる状況であっても、会員証がなければ利用は不可です。
プライオリティパス対象ラウンジ利用回数の上限はある?
アメックスのプライオリティパスを無料で利用できる上限回数はあるものの、上限を超えても都度利用料を支払うことで対象ラウンジの利用が可能です。
無料でプライオリティパス対象ラウンジが利用できる上限は異なり、具体的には以下の通りです。
| プライオリティパスが付帯のアメックスカード種類 | 基本カード会員無料利用上限 | 上限を超えた際の都度利用料 | 家族カード会員利用料 |
|---|---|---|---|
| アメックス・グリーン | なし（都度利用料が必要） | 1回につき35米ドル（≒5,250円） | 利用不可 |
| アメックス・ゴールド | 年2回まで | 3回目以降35米ドル | 基本カード会員と同じ |
| アメックス・ゴールドプリファード | 年2回まで | 3回目以降35米ドル | 基本カード会員と同じ |
| アメックス・プラチナ | 上限なく無料 | - | 上限なく無料 |
| ANAアメックス・プレミアム | 上限なく無料 | - | 上限なく無料 |
| ANAアメックス・ゴールド | 年2回まで | 3回目以降35米ドル | 基本カード会員と同じ |
プライオリティパス対象ラウンジは予約が必要?
プライオリティパスが使える羽田第三ターミナルのSKY LOUNGE SOUTHをはじめ、ほとんどのプライオリティパス対象ラウンジは予約不要で利用できます。
当日、搭乗券とプライオリティパスの会員カードを受付に提示するだけで入室可能です。
ただし、混雑時には入場制限がかかることがあり、30分程度の待ち時間が発生する場合もあります。
特に週末や連休前、朝夕のピーク時間帯は混雑しやすいため、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
まとめ
羽田空港第三ターミナルでプライオリティパスを活用すれば、出発前の時間を快適に過ごすことができます。
SKY LOUNGE SOUTHは24時間営業で、軽食やアルコール、シャワールームなど充実した設備が整っており、国際線を利用する際には特におすすめのラウンジです。
プライオリティパスを上手に活用して、旅の始まりをより豊かなものにしましょう！