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アメックス・ビジネス・ゴールドには年会費無料のカードがあるの?
アメックス・ビジネス・ゴールドの追加カードを発行するメリットが知りたい。
アメックス・ビジネス・ゴールドの追加カードには、付帯特典あり・付帯特典なし(年会費無料)の2種類の追加カードがあります。
この記事を読むことで、アメックス・ビジネス・ゴールドの2種類の追加カードのそれぞれの特長やメリット・利用する際の注意点がわかることで、安全に、そして最大限の恩恵を受けられるカードの活用法が理解できますよ。
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アメックス・ビジネス・ゴールドの追加カードは2種類
アメックス・ビジネス・ゴールドには、従業員や役員が持てる追加カードを2種類から選択できます。
| カード種類 | アメックス・ビジネス・ゴールド基本カード会員 | 追加カード会員 (付帯特典あり) | 追加カード会員 (付帯特典なし) |
|---|---|---|---|
| 券面 | ![]() | ![]() | ![]() |
| 年会費 | 49,500円(税込) | 13,200円(税込) | 無料 ※利用がない場合は管理手数料3,300円(税込) |
| 入会特典 | 1枚発行ごとに、500ボーナスポイント(プラスチックのみ) | 1枚発行ごとに、500ボーナスポイント |
①年会費無料の追加カード(付帯特典なし)
アメックス・ビジネス・ゴールドの年会費無料の追加カードは、経費支払いに特化したシンプルなカードです。
付帯特典なしカードをもつメリットは以下の通りです。
- 経費処理の簡略
- カード決済でポイントが貯まる
- 年会費無料で発行できる
空港ラウンジや旅行傷害保険などの付帯サービスは利用できませんが、カード利用分のポイントは基本カード会員にしっかり合算されます。
利用頻度が少ない従業員に対しても発行しやすく、経費管理の一元化に役立ちます。
ただし、毎年4月1日から翌年3月31日までの判定期間内に一度もカード利用がなかった場合、管理手数料として1枚につき3,300円(税込)が発生する点には注意が必要です。
②年会費13,200円の追加カード(付帯特典あり)
アメックス・ビジネス・ゴールドの年会費13,200円(税込)の追加カードでは、基本カードと同等の充実した付帯特典を利用できます。
付帯特典ありカードをもつメリットは以下の通りです。
- 経費処理の簡略
- カード決済でポイントが貯まる
- 基本カードと同等の特典が受けられる
国内外の空港ラウンジを無料で使えるサービスや、出張時に便利な手荷物無料宅配サービス、さらには旅行傷害保険なども付帯しているため、従業員の出張が多い場合には、これらの特典が業務効率の向上や満足度アップにつながるでしょう。
また、追加カード1枚までメタル製カードの発行が可能で、ビジネスシーンでの高いステータス性を示すことができます。
2枚目以降はプラスチック製での発行となりますが、券面デザインは基本カードと同じゴールドカードとなるため、統一感のある管理が可能です。
アメックス・ビジネス・ゴールドの追加カードの特徴4つ
アメックス・ビジネス・ゴールドの追加カードには、発行可能枚数や申し込み条件、利用金額の引き上げ、ボーナスポイント付与など、押さえておきたい特徴がいくつかあります。
①追加カードは99枚まで発行可能
アメックス・ビジネス・ゴールドでは、追加カードを最大99枚まで発行できる仕組みになっています。
追加カードの上限は、付帯特典ありと付帯特典なしのカードを合わせた発行上限枚数です。
多くの従業員を抱える企業でも、各社員に追加カードを配布することで一元的な経費管理が実現します。
従業員が増えても柔軟に対応できる発行枚数が確保されているため、事業拡大に伴って段階的にカードを追加していくことが可能です。
②追加カードの申し込み条件
アメックス・ビジネス・ゴールドの追加カードの申し込み条件として、18歳以上の役員または従業員であることが求められます。
申し込み方法はオンラインが基本で、アメックスの公式サイトから手続きが可能です。
申し込みは基本カード会員が行う必要があり、追加カード会員本人が直接申し込むことはできません。
ただし、3枚以上の追加カードが必要な場合は、カスタマーセンターへ電話での申し込みとなる点に注意が必要です。
審査には通常3週間ほど時間がかかる場合があるため、余裕を持って申し込むことをおすすめします。
追加カードは、基本カード会員の家族の発行は不可
アメックス・ビジネス・ゴールドは、ビジネス時に活用するカードとして設計されているため、追加カードを家族のために発行することはできません。
言い換えると、基本カード会員の家族が、本会員の会社もしくは事業においての従業員である場合は発行が可能です。
参考までに、アメックス・ビジネス・ゴールドと比較されるアメックス・ゴールドプリファードの場合は、二親等以内であれば家族カードの発行が可能です。

③利用金額の引き上げができる
アメックス・ビジネス・ゴールド追加カードごとに個別の利用限度額を設定できる機能があり、基本カード会員がいつでも設定や変更を行えます。
例えば出張が多い従業員には高めの限度額を設定し、利用頻度の低い従業員には低めに設定するといった柔軟な運用が可能です。
そのため、部署や役職に応じた経費コントロールが実現し、予算管理がしやすくなります。
各カードの利用状況は基本カードのアカウントでリアルタイムに確認できるため、いつ、誰が、いくら使ったかが一目瞭然になり、経費の透明性が向上します。
設定した限度額内での購入を保証するものではないため、あくまで目安として活用することが大切です。
④1枚発行毎に500ポイントもらえる
アメックス・ビジネス・ゴールド追加カードを1枚発行するごとに500ボーナスポイントが付与される特典があり、最大20枚までの発行が特典対象となるため、合計で10,000ポイントを獲得できるのです。
この特典はプラスチック製の追加カードのみが対象となります。
注意点として、アメックス・ビジネス・ゴールドでは基本カード会員と追加カード会員1枚までメタルカードを発行できますが、メタルカードはボーナスポイント付与の対象外となります。
ボーナスポイントはカード発行後1〜3ヶ月後を目途に加算され、月々の利用代金明細書やオンラインサービスで確認できます。
アメックス・ビジネス・ゴールド追加カードと基本カードの違い
アメックス・ビジネス・ゴールドの追加カードと基本カードには、いくつか重要な相違点があります。
| カード種類 | アメックス・ビジネス・ゴールド基本カード会員 | 追加カード会員 (付帯特典あり) | 追加カード会員 (付帯特典なし) |
|---|---|---|---|
| 券面 | ![]() | ![]() | ![]() |
| 年会費 | 49,500円(税込) | 13,200円(税込) | 無料 ※利用がない場合は管理手数料3,300円(税込) |
| カード素材 | メタル製1枚 +プラスチック製セカンドカード1枚 | メタル製1枚まで発行可能 (2枚目以降はプラスチック製) | プラスチック製のみ |
| 発行可能枚数 | 1枚 | 最大99枚 | 最大99枚 (付帯特典ありと合計で99枚) |
| ETCカード | 20枚まで無料発行可能 | 1名につき1枚まで無料発行可能 | 1名につき1枚まで無料発行可能 |
| ポイント還元 | 100円=1ポイント (対象加盟店で最大3ポイント) | 100円=1ポイント (基本カードに合算) | 100円=1ポイント (基本カードに合算) |
| メンバーシップ・リワード・プラス | 初年度無料 2年目以降3,300円(税込) | 本会員が加入していれば利用可能 | 本会員が加入していれば利用可能 |
| 国内空港ラウンジ | 無料 (同伴者1名も無料) | 無料 (同伴者1名も無料) | × |
| 海外旅行傷害保険 | 最高1億円 | 最高1,000万円 | × |
| 国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円 | 最高5,000万円(利用付帯) | × |
| ショッピング保険 | 年間最高500万円 | 年間最高500万円 | × |
| 手荷物無料宅配サービス | ○ | ○ | × |
| 手荷物ホテル当日宅配サービス | ○ | ○ | × |
| ビジネス・フリー・ステイ・ギフト | ○ (年間300万円以上利用で1泊2名、500万円以上で2泊分) | × | × |
| ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン | ○ (1名分コース料金無料) | ○ | × |
| ポケットコンシェルジュ キャッシュバック | ○ (20%キャッシュバック) | ○ | × |
| クラブオフ(福利厚生サービス) | VIP会員月会費無料 | VIP会員月会費無料 | × |
| オンライン・プロテクション | ○ | ○ | × |
| リターン・プロテクション | ○ | ○ | × |
| 利用限度額の個別設定 | - | 基本カード会員が設定 | 基本カード会員が設定 |
| 申込対象 | 20歳以上の法人代表者または個人事業主 | 18歳以上の役員または従業員 | 18歳以上の役員または従業員 |
| 備考 | - | 基本カードと同等の付帯特典を利用可能 | 決済機能のみ。判定期間(4/1~翌3/31)内に利用がない場合、管理手数料3,300円が発生 |
| 入会特典 | 1枚発行ごとに、500ボーナスポイント(プラスチックのみ) | 1枚発行ごとに、500ボーナスポイント |
年会費・申し込み資格
アメックス・ビジネス・ゴールド追加カードの年会費は付帯特典ありで13,200円、付帯特典なしなら年会費無料となり、基本カードの年会費49,500円と比較すると大幅に抑えられています。
申し込み資格についても差があり、基本カードは法人の代表者または個人事業主のみが対象となりますが、追加カードは18歳以上の役員や従業員であれば申し込みが可能です。
基本カード会員が審査を通過している前提で追加カードが発行されるため、従業員個人の信用情報による審査は原則として不要となっています。
利用限度額の設定と管理権限
アメックス・ビジネス・ゴールドの基本カード会員と追加カード会員では、利用限度額の管理権限に明確な違いがあります。
基本カード会員はアメックスが設定した全体の利用可能枠内で自由に利用できますが、追加カードの利用限度額は基本カード会員が最小1万円から個別に設定・変更することが可能です。
個別の利用可能枠設定ができることから、基本カード会員は追加カードごとの経費をコントロールしやすくなり、不正利用のリスクも軽減できます。
各追加カードの利用状況は基本カードのアカウントからいつでも確認できるため、経理管理の透明性が高まります。
カードの利用可能枠の確認方法は、以下の記事でわかりやすく解説しています。
カード券面と特典の有無による違い
アメックス・ビジネス・ゴールドの基本カードは、金属製のメタルカードとプラスチック製のセカンドカードが発行されますが、追加カードは特典の有無によって券面が異なります。
| カード種類 | アメックス・ビジネス・ゴールド 本カード | アメックス・ビジネス・ゴールド 追加カード(特典あり) | アメックス・ビジネス・ゴールド 追加カード(特典なし) |
|---|---|---|---|
| 券面 | ![]() | ![]() | ![]() |
| 裏面 | ゴールド | ゴールド | ゴールド |
| カード素材 | メタル (※プラスチックの発行可) | 1枚までメタル可能 | プラスチック |
年会費13,200円の付帯特典ありカードは1枚までメタル製の発行が可能で、基本カードと同等のステータス性を持ちます。
一方、年会費無料の付帯特典なしカードは表面が白色のプラスチック製で、裏面が基本カード会員のカード色と同じデザインとなっています。
アメックス・ビジネス・ゴールド追加カードの特典一覧
アメックス・ビジネス・ゴールドの付帯特典ありの追加カードでは、その名の通りアメックス・ビジネス・ゴールド本会員と同等の特典が利用できます。

アメックス・ビジネス・ゴールドの付帯特典をフル活用すると、合計で75,500円に相当するため、特典を把握して積極的に活用することが年会費の元を取るためにも有効です。
アメックス・ビジネス・ゴールドの付帯特典ありカードも、基本カード会員とほぼ同等の特典が利用できることから、どのような特典が活用できるか理解しておくことで、発行が無駄にならずに済むでしょう。
①旅行関連特典
アメックス・ビジネス・ゴールドの付帯特典ありの追加カード会員は、基本カードと同等の充実した旅行特典を利用できます。
国内外29の空港ラウンジを同伴者1名とともに無料で利用可能で、出張時の快適性が大幅に向上します。
海外出張の際には自宅から空港間で手荷物1個を無料で宅配できるサービスが利用でき、重い荷物を持って移動する負担が軽減されます。

また、東京駅・新宿駅・博多駅から指定エリア内のホテルへ手荷物を当日配送できるサービスも追加カード会員が利用可能です。
②保険・プロテクション特典
アメックス・ビジネス・ゴールド追加カードの利用でも旅行傷害保険については、基本カード会員同等の以下保険が適用されます。

具体的には、海外旅行で最高1億円、国内旅行で最高5,000万円の補償が付帯し、基本カード会員の家族や追加カード会員も最高1,000万円まで補償されます。
海外旅行傷害保険
| 補償内容 | 基本カード会員 | 基本カード会員の家族 | 追加カード会員 | 追加カード会員の家族 |
|---|---|---|---|---|
| 傷害死亡/傷害後遺障害保険金 | 1億円 | 1,000万円 | 5,000万円 | 1,000万円 |
| 傷害治療費用保険金 | 300万円 | 200万円 | 300万円 | 200万円 |
| 疾病治療費用保険金 | 300万円 | 200万円 | 300万円 | 200万円 |
| 賠償責任保険金 | 4,000万円 | 4,000万円 | 4,000万円 | 4,000万円 |
| 救援者費用保険金 | 400万円 | 300万円 | 400万円 | 300万円 |
| 携行品損害保険金 | 50万円 | 50万円 | 50万円 | 50万円 |
国内旅行傷害保険
| 補償内容 | 基本カード会員 | 基本カード会員の家族 | 追加カード会員 | 追加カード会員の家族 |
|---|---|---|---|---|
| 傷害死亡/傷害後遺障害保険金 | 5,000万円 | 1,000万円 | 5,000万円 | 1,000万円 |
| 乗継遅延/出航遅延/欠航/搭乗不能費用 | 最高2万円/回 | - | - | - |
| 受託手荷物遅延費用 | 最高2万円/回 | - | - | - |
| 受託手荷物紛失費用 | 最高4万円/回 | - | - | - |
特記すべきは、アメックス・ビジネス・ゴールドの保険には飛行機の遅延・欠航時にも保険が適用されますが、追加カード会員(付帯特典あり)も適用の対象です。

海外出張が多い従業員に付帯特典ありの追加カードをもたせることで、別途保険加入のコストがゼロになるだけではなく、万が一の時にも安心できますね。
さらに、旅行以外でも付帯特典ありの追加カードを選ぶメリットはプロテクション機能にもあります。
具体的には、以下のプロテクションが付帯特典ありの追加カード会員も利用できるため、出張や経費支払いの際に万が一のトラブルがあっても、手厚い補償で安心してビジネス活動を行えます。

たとえば、従業員が出張先でノートパソコンやカメラなどの業務機材を購入した直後に盗難に遭ったケースや、購入した商品を誤って落として破損させてしまった場合でも安心です。
他にも、オンラインショップで購入したオフィス用品のサイズや仕様が想定と異なり、販売店が返品不可の方針を取っている場合でも対応できます。
このように、追加カードを発行するほどに高まるリスク回避の面でも、特典ありの追加カードを発行することで不測の事態にも備えられるメリットがあるのです。
③福利厚生とビジネスサポート
アメックス・ビジネス・ゴールドの付帯特典ありの追加カード会員は、基本カード会員と同じく福利厚生プログラム「クラブオフ」のVIP会員月会費が無料になります。
クラブオフでは全国のホテルやレストラン、レジャー施設を優待価格で利用できることや、ビジネス向け講座や国内外20万ヶ所以上の施設の利用料割引など、従業員の福利厚生の充実に役立ちます。
VIP会員は年間費用6,600円相当が無料となり、配偶者や2親等までの同居家族もサービスを利用できます。
ETCカードについても追加カード会員1名につき1枚まで年会費・発行手数料無料で発行可能なため、営業活動や出張で高速道路を頻繁に利用する従業員にとって便利です。
アメックス・ビジネス・ゴールド追加カードで受けられない特典
年会費13,200円の付帯特典あり追加カードを発行すると、アメックス・ビジネス・ゴールドの基本カードに近い充実したサービスを利用できますが、一部の特典は基本カード会員のみが対象です。
ここでは、アメックス・ビジネス・ゴールドの追加カード会員が利用できない主な特典について解説します。
①新規入会キャンペーンのボーナスポイント
アメックス・ビジネス・ゴールドの追加カードの発行では、基本カードの新規入会時に提供される大規模な入会キャンペーンのボーナスポイントを獲得できません。
基本カードの入会特典は最大○万ポイントなど普段ではありえないほどの大量ポイントを条件をクリアすることで獲得できますが、アメックス・ビジネス・ゴールド基本カード会員のみに適用される特別な優遇です。
とはいえ、アメックス・ビジネス・ゴールドの追加カードで決済した利用実績は、基本カード会員と集約されるため、入会特典ポイントの条件クリアには貢献できるメリットがあります。
追加カードに対する入会特典はないにしても、追加カードを発行すること自体には別途ボーナスポイント(1枚につき500ポイント、最大20枚まで)が付与されるため、上手く活用することでより効率的にポイントを貯めることができます。
②ビジネス・フリー・ステイ・ギフトは基本カード会員限定
年間のカード利用額に応じて国内ホテルの無料宿泊券が贈られる「ビジネス・フリー・ステイ・ギフト」は、アメックス・ビジネス・ゴールドの基本カード会員のみが対象となる特典です。
年間300万円以上で1泊2名分、500万円以上で2泊2名分の宿泊ギフトが提供されますが、これは基本カードと追加カードを合算した利用金額が判定基準となります。
追加カード会員が個別に利用金額を積み上げて宿泊ギフトを獲得することはできず、あくまで基本カード会員のアカウントに対して特典が付与される仕組みです。
もちろん、獲得したギフトを従業員にプレゼントすることは可能なため、福利厚生として活用できます。
アメックス・ビジネス・ゴールド追加カード発行のメリット7つ
アメックス・ビジネス・ゴールド追加カードの発行には、経費管理の効率化からポイント還元まで、ビジネス運営を有利にする複数のメリットがあります。
ここでは、追加カードを活用することで得られる主な利点を7つ紹介します。
①本会員同等の特典を利用できる
アメックス・ビジネス・ゴールド付帯特典ありの追加カードを選択することで、基本カードと同様の充実したサービスを利用可能です。
基本カードの年会費が49,500円なのに対して、特典ありの追加カードは13,200円でほぼ同等の特典が利用できるのはお得ですね!
従業員や役員も国内外の空港ラウンジを無料で利用でき、同伴者1名も無料対象となるため出張時の快適性が大きく向上します。
また、手荷物無料宅配サービスや旅行傷害保険も付帯されているため、移動の負担軽減と万が一の際の安心感を提供できます。
②経費業務を効率化できる
アメックス・ビジネス・ゴールドの追加カードを発行することで、いつ・誰が・いくら利用したかをリアルタイムで把握可能になります。
深掘りすると、基本カードのアカウント上で全ての追加カードの利用状況を一元管理できるため、部署別や従業員別の経費集計が容易です。
従業員が個人で経費を立て替えて後日精算する手間も不要になり、経理担当者の作業負担が大幅に軽減されます。
加えて、カード利用明細がデータとして残る上に、以下の会計ソフトとの連携も可能となり、仕訳処理や経費管理の手間を削減できます。
- クラウド会計ソフト freee会計
- 弥生の会計ソフト
- Moneytree ID
経理業務の効率化により、本来注力すべきコア業務に時間を割ける環境が整うでしょう。
③ポイントがより貯まる
アメックス・ビジネス・ゴールド追加カードでの支払いで獲得したポイントは、全て基本カードに合算されます。
従業員が出張費や接待費などでカードを使うたびに100円につき1ポイントが付与されるため、複数のカードを活用することでポイント獲得機会が大幅に増加します。
貯まったポイントはカード利用代金への充当や、提携航空会社のマイルへの交換、各種商品との交換など多彩な用途で活用可能です。

特にメンバーシップ・リワード・プラスに加入すれば、マイル還元率が最大3.0%まで向上するため、出張が多い企業ほど大きなメリットを享受できるでしょう。
④利用可能枠の向上の可能性が高まる
アメックス・ビジネス・ゴールドの追加カードを複数枚発行して利用することで、カード全体の利用実績が増加し、利用可能枠の引き上げに繋がる可能性が高まります。
アメックスは利用状況や支払い実績を総合的に評価して利用可能枠を決定しているため、複数の追加カードで健全な利用と確実な支払いを継続することで、カード会社からの信頼度が向上します。
事業規模の拡大に伴い、より大きな経費支出が必要になった際にも、十分な利用可能枠があれば資金繰りをスムーズに行えます。
特にアメックス・ビジネス・ゴールドは利用可能枠に一律の上限設定がなく、利用者の返済能力に応じて柔軟に設定される特徴があるため、追加カードの適切な活用が将来的な枠拡大の土台となるでしょう。
⑤適切に利用することで企業の信頼スコアがあがる
アメックス・ビジネス・ゴールド追加カードの利用を通じて、企業全体のクレジットヒストリーを構築できます。
毎月のカード利用と期日通りの支払いを継続することで、信用情報機関に良好な取引記録が蓄積され、企業の信用スコアが向上します。
その結果、将来的な事業拡大のための設備投資や運転資金の借り入れを検討する際に重要な判断材料となります。
金融機関は融資審査において過去の支払い履歴を重視するため、健全なクレジットヒストリーを持つことで、より低金利での融資や大口の資金調達が可能になる可能性があります。
⑥社員の負担減で主業務に充てる時間が増える
アメックス・ビジネス・ゴールド追加カードの導入により、従業員が経費を個人で立て替える必要がなくなります。
出張費や接待費、備品購入などをカードで直接支払えるため、従業員は立て替え金の建て替えや精算書類の作成といった煩雑な事務作業から解放されます。
経費精算のために領収書を保管し、精算申請書を作成して提出するプロセスは意外と時間がかかっていたものが、追加カードの活用で面倒な手間が省けることで、従業員は本来の業務に集中できる時間が増え、生産性の向上につながります。
経理部門も精算処理の件数が減少するため、より戦略的な業務に時間を充てられるようになるでしょう。
⑦各カードへ限度額を設定できる
アメックス・ビジネス・ゴールド基本カード会員は、各追加カードに対して個別に利用限度額を設定することが可能です。
つまり、追加カード利用枠設定により、従業員の役職や業務内容に応じて適切な限度額を割り当てられるメリットが生まれます。
例えば、出張が多い営業部門の責任者には高めの限度額を、利用頻度の低い従業員には低めの限度額を設定するといった柔軟な運用ができます。
そのため、予算管理がしやすくなるだけでなく、想定外の高額利用や不正使用のリスクを抑制できます。各カードの利用状況は基本カード会員がオンラインでいつでも確認できるため、必要に応じて限度額の調整も行えます。経費コントロールの観点から非常に実用的な機能です。
アメックス・ビジネス・ゴールド追加カード発行のデメリット3つ
アメックス・ビジネス・ゴールド追加カードを発行する際には、いくつか注意すべき点があります。
①付帯特典ありだと年会費の負担増になる
アメックス・ビジネス・ゴールド付帯特典付きの追加カードは、1枚あたり年会費13,200円(税込)がかかります。
要するに、基本カードの年会費49,500円に加えて、発行枚数に応じた追加コストが発生するため、複数枚発行すると年間の費用負担は大きくなるでしょう。
例えば5枚発行した場合、追加カードだけで年間66,000円の出費となります。
とはいえ、付帯特典ありカードは単なる負担ではなく、恩恵が受けられるカードのため発行するほど1枚あたりの年会費は軽減されます。言い換えると、1枚あたりの年会費が安くなり豪華特典が受けられるため、お得になるのです。
| 発行するアメックス・ビジネス・ゴールド | 合計枚数 | 合計年会費 | 1枚あたりの年会費 |
|---|---|---|---|
| 基本カード+追加カード1枚 | 2枚 | 62,700円 | 31,350円 |
| 基本カード+追加カード2枚 | 3枚 | 75,900円 | 25,300円 |
| 基本カード+追加カード3枚 | 4枚 | 89,100円 | 22,275円 |
| 基本カード+追加カード4枚 | 5枚 | 102,300円 | 20,460円 |
| 基本カード+追加カード5枚 | 6枚 | 115,500円 | 19,250円 |
空港ラウンジやレストラン優待などの特典を活用できれば費用対効果は高まりますが、利用頻度が低い従業員に持たせる場合は、特典なしの無料カードも検討する必要があります。
カードの利用状況や目的に応じて、年会費と特典のバランスを考えることが重要です。
②紛失・盗難リスクに備える必要がある
アメックス・ビジネス・ゴールド追加カードの発行枚数が増えるほど、紛失や盗難のリスクも高まります。
従業員が追加カードを適切に管理できているか、定期的に確認する体制が求められるため、カードの保管場所を明確にし、デスクの引き出しにしまうのか、常時携帯するのかといったルールを社内で統一しておくことが大切です。
万が一の事態に備えて、紛失・盗難時の連絡先や対応手順を従業員に周知しておきましょう。カード管理台帳を作成して所持者と発行枚数を記録するなど、組織的な管理体制を整えることをおすすめします。
③不正なカード利用が起こる可能性がある
アメックス・ビジネス・ゴールドの追加カードを複数の従業員に配布すると、個人的な目的での利用や、カード情報の第三者への漏洩といった不正利用のリスクが生じます。
特に利用限度額の設定が適切でない場合、想定外の高額請求につながる恐れもあるでしょう。
こうしたリスクを防ぐには、カードの利用目的や利用限度額を明確に定め、定期的に利用明細をチェックする仕組みが必要です。
アメックス・ビジネス・ゴールド追加カードの注意点3つ
アメックス・ビジネス・ゴールド追加カードを発行する際は、いくつか注意しておくべきポイントがあります。
発行前にこれらの点を把握しておくことで、後からトラブルや想定外のコストが発生するリスクを避けられます。
①ボーナスポイント付与対象はプラスチック製のみ
アメックス・ビジネス・ゴールド追加カード発行で500ポイントがもらえる特典は、プラスチック製のカードのみが対象です。
アメックス・ビジネス・ゴールドでは、本会員にメタル製カードが発行されますが、追加カード発行時にメタル製を選んだ場合はボーナスポイントの対象外となります。
なお、ボーナスポイント特典は最大20枚までの発行が対象で、追加カード自体は99枚まで発行できますが、21枚目以降はポイントが付与されません。
②年会費無料の追加カードは利用しないと管理手数料がかかる
アメックス・ビジネス・ゴールドの年会費無料の追加カード(付帯特典なし)を選んだ場合、毎年4月1日から翌年3月31日までの判定期間内に一度も利用しないと、1枚につき3,300円の管理手数料が発生します。
管理手数料は6月に請求され、締め日によっては7月の利用代金明細書に記載される場合もあります。
利用頻度が少ない従業員にカードを発行する場合でも、年に一度は必ずカード決済を行うようルール化しておくと、無駄なコストを避けられるでしょう。
上位カードであるアメックス・ビジネス・プラチナの場合は管理手数料がかからないため、管理がしやすくなるでしょう。
③追加カードを増やすほどに管理は厳格に行う
アメックス・ビジネス・ゴールドの追加カードは最大99枚まで発行できますが、発行枚数が増えるほど管理の負担も大きくなります。
各カードの利用状況や限度額設定、経費の振り分けなど、把握すべき情報が増えるため、管理体制を整えることが重要です。
また、紛失や不正利用のリスクも枚数に比例して高まるため、誰がどのカードを保有しているか、どの程度利用しているかを常に把握しておく必要があります。
社内で管理ルールを明確にし、カード管理責任者を決めておくと、トラブルを未然に防ぎやすくなります。
アメックス・ビジネス・ゴールド追加カードの申し込み手順
アメックス・ビジネス・ゴールド追加カードの申し込みは、アメックスの公式サイトから簡単に行えます。
基本カード会員がオンラインで手続きを進める流れとなっており、必要な情報を入力後、審査を経てカードが届きます。
アメックス公式サイトへアクセス
まず、アメックスの公式サイトにある「追加カードのご案内・お申し込み」ページへアクセスします。
基本カード会員のマイページにログインし、ユーザーIDとパスワードを入力してください。
オンラインで申し込めるのは2枚までとなっており、3枚以上を希望する場合はアメックスへ直接電話での手続きが必要となります。
フォームの入力
ログイン後、画面の案内に沿って追加カード申し込みフォームに必要事項を入力していきます。
アメックス・ビジネス・ゴールドの追加カード会員名義人となる従業員や役員の氏名、生年月日、連絡先などの基本情報に加え、付帯特典の有無を選択します。
入力内容に誤りがあると審査に時間がかかる場合があるため、正確に記入することが大切です。
カード審査
申し込み内容をもとに、アメックスによる審査が行われます。審査期間は通常3週間ほどかかる場合があるため、利用開始を急ぐ場合は余裕を持って申し込むことをおすすめします。
審査結果はメールまたは郵送で通知され、審査に通過すると、カード発行手続きへと進みます。
カードの受領
審査通過後、追加カードが発行され、登録した住所へ郵送で届きます。
カード到着までの期間は通常2週間程度です。法人格のある代表者の場合は会社の所在地へ、個人事業主の場合は登録している現住所へ送付されます。
カード受け取り時には本人確認書類の提示を求められる場合があるため、運転免許証などを準備しておくとスムーズです。
アメックス・ビジネス・ゴールド追加カードに関するよくある質問
アメックス・ビジネス・ゴールド追加カードの発行を検討する際、多くの方が疑問に思う点をまとめました。
①発行上限は、付帯特典あり・なし合計で99枚?
はい、アメックス・ビジネス・ゴールド追加カードは付帯特典ありとなしを合わせて、最大99枚まで発行することが可能です。
ただし、ボーナスポイント付与の対象となるのは最初の20枚までで、1枚発行ごとに500ポイントが加算されます。
また、追加カード1枚につき500ポイントがもらえるのはプラスチック製のカードのみが対象となっており、メタルカードは対象外です。
②貯めたポイントは追加カード会員も利用できる?
アメックス・ビジネス・ゴールド追加カードの利用で貯まったポイントは、すべて基本カードに自動的に合算されます。

加えて、ポイントの交換や利用に関する手続きは基本カード会員のみが行えるため、追加カード会員が独自にポイントを使用することはできません。
貯まったポイントは、カード利用代金への充当や提携航空会社のマイルへの移行、商品券との交換など、さまざまな用途に活用できます。
複数枚の追加カードを発行することで、より効率的にポイントを貯めることが可能です。
③年会費無料の特典なし追加カードから付帯特典ありの追加カードへ切り替えできる?
はい、既に発行している年会費無料の追加カード(付帯特典なし)から、付帯特典ありの追加カードへの切り替えは可能です。
アメックスの公式サイトにある「追加カードの切り替え」から、基本カード会員のみが手続きを行えます。
切り替えを行うと、空港ラウンジの利用や手荷物無料宅配サービスなど、基本カードと同等の付帯サービスが利用できるようになります。
ただし、切り替え後は年会費13,200円がかかる点に注意が必要です。従業員の利用状況に応じて、柔軟にカードタイプを選択できます。
④送料無料の追加カードを発行するメリットは?
アメックス・ビジネス・ゴールドの付帯特典なし追加カードは、年会費無料で発行できるため、コストを抑えながら経費管理を一元化できる点が大きなメリットです。
利用頻度が少ない従業員にも持たせることができ、いつ・誰が・いくら使ったかを明確に把握できるようになります。
基本カード会員がオンラインで各カードの利用状況を確認でき、カードごとに利用限度額を設定することで予算管理もしやすくなります。
さらに、付帯特典はなくてもポイントは100円につき1ポイント貯まり、基本カードに自動で合算されます。従業員の立替精算の手間を省けるため、経理担当者だけでなく現場の負担軽減にもつながる仕組みです。
ただし、判定期間内(毎年4月1日から翌年3月31日まで)に一度もカード利用がない場合は、1枚につき3,300円の管理手数料がかかる点には注意が必要です。年に一度でも利用すれば手数料は発生しないため、少額でも定期的に使う運用をおすすめします。
まとめ
アメックス・ビジネス・ゴールドの追加カードは、経費管理の効率化やポイント獲得機会の拡大に役立つ便利なツールです。
年会費無料の付帯特典なしカードと、年会費13,200円で基本カード同等の特典が利用できるカードの2種類から選べるため、従業員の利用頻度や業務内容に応じて最適なタイプを選択できます。
最大99枚まで発行可能で、各カードに利用限度額を設定できるため、大規模な組織でも安心して導入できるでしょう。追加カードをうまく活用することで、ビジネスの成長をさらに加速させることができます。



