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アメックスゴールドプリファードのANAマイル移行で後悔しない方法|年間4万上限の現実と対策

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アメックス・ゴールドプリファードのポイント、ANAマイルに移行したいけど、本当にお得なの?

年間4万マイル上限があるから、他社提携航空会社へのマイル移行とどっちがいいの?

この記事では、アメックス・ゴールドプリファード保有歴2年の筆者が、ANAマイル移行の全てを解説します。

移行レート、手数料、上限の攻略法まで、これを読めばANAマイル移行で迷うことはなくなります。

Contents
  1. アメックスゴールドプリファードからANAマイル移行|基本情報まとめ
  2. ANAマイルでできること|特典航空券の発券先
  3. アメックスゴールドプリファードからANAマイルに移行するメリット3つ
  4. アメックスゴールドプリファードからANAマイルに移行するデメリット・注意点4つ
  5. アメックスポイントをANAマイル移行|おすすめな人・おすすめしない人
  6. 【実例】ANAマイルで発券できる特典航空券シミュレーション
  7. アメックスゴールドプリファードからANAマイルへの移行手順
  8. アメックスゴールドプリファードポイント&ANAマイルに関するよくある質問
  9. まとめ:ANAマイル移行は「最初の選択肢」として最適

アメックスゴールドプリファードからANAマイル移行|基本情報まとめ

アメックス・ゴールドプリファードのポイントをANAマイルへ移行する際、まずは押さえておくべき基本情報を整理します。

移行レート:1,000ポイント→1,000マイル(還元率1.0%)

アメックス・ゴールドプリファードからANAマイルへの移行レートは1,000ポイント=1,000マイル

これは14社の提携航空会社の中で最高レートです。

100円の決済で1ポイント貯まるため、実質還元率は1.0%に等しくなります。

航空会社移行レート還元率
ANA1,000pt→1,000マイル1.0%
シンガポール航空1,250pt→1,000マイル0.8%
ブリティッシュ・エアウェイズ1,250pt→1,000マイル0.8%
デルタ航空1,250pt→1,000マイル0.8%
JAL2,500pt→1,000マイル0.4%

他社提携航空会社と比較してANAマイルへの移行が、レート面では最もお得な選択肢であることが分かります。

年間移行上限:4万マイル(1月〜12月でリセット)

ここが最大の注意点です。

アメックスのプロパーカード(アメックス・ゴールドプリファード含む)からANAマイルへの移行は、年間40,000マイルが上限となっています。

  • 集計期間:1月1日〜12月31日
  • 複数カードを持っていても合算でカウント
  • 翌年1月1日にリセットされ、新たに40,000マイル移行可能

つまり、年間400万円以上カード決済する人は、上限に引っかかる可能性があるということです。

ポイント

・年間決済額300万円 → 30,000ポイント → 30,000マイル(上限内)
・年間決済額500万円 → 50,000ポイント → 40,000マイル(上限到達)
⇒残り10,000ポイントはANAに移行不可

移行手数料:年間5,500円(税込)

ANAマイルへの移行には、**年間参加費5,500円(税込)**が必要です。

これは「メンバーシップ・リワード ANAコース」への登録費用で、初回移行時に自動的に登録されます。

  • 初年度:5,500円
  • 2年目以降:自動更新で毎年5,500円
  • 移行のたびに手数料がかかるわけではない(年間固定)

なお、アメックス・プラチナ会員は年間参加費が無料です。アメックス・ゴールドプリファードは対象外なので注意しましょう。

移行所要日数:約1〜2週間

ポイント移行を申請してから、実際にANAマイル口座に反映されるまで約1〜2週間かかります。

特典航空券の予約を急いでいる場合は、余裕を持って移行申請しましょう。

「空席を見つけたけど、マイルが反映されていない…」という事態は避けたいところです。

ANAマイルの有効期限:3年間

移行したANAマイルの有効期限は3年間(36ヶ月)です。

アメックスのポイントは「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録すると無期限になりますが、アメックス・ゴールドプリファード自動的にプラスに登録されているため、ポイントの有効期限は実質無期限です。

つまり、ポイントのまま保持しておき、使う直前にマイルへ移行するのが賢い戦略です。

ANAマイルでできること|特典航空券の発券先

ANAマイルを貯める最大の目的は、やはり特典航空券でしょう。どんな路線に、

アメックス・ゴールドプリファードからの移行年間上限が4万ポイント(マイル)と定められているからこそ、どれくらいのマイルでどの目的地までの特典航空券が発券できるのかを把握しておくことが後悔しないポイントです

ANA国内線:片道5,000マイル〜

国内線の特典航空券は、距離とシーズンによって必要マイル数が変わります。

区間(片道)ローシーズンレギュラーハイシーズン
東京⇔大阪5,000マイル6,000マイル7,500マイル
東京⇔福岡6,000マイル7,500マイル9,000マイル
東京⇔沖縄7,000マイル9,000マイル10,500マイル
東京⇔石垣8,500マイル10,000マイル11,500マイル
※2024年10月27日以降の改定後マイル数

週末限定の「トクたびマイル」では、片道3,000マイルから発券できるキャンペーンも頻繁に開催されています。

ANA国際線:ハワイ往復35,000マイル〜(エコノミー)

国際線は行き先(ゾーン)とクラスで必要マイル数が決まります。

路線(往復)エコノミービジネスファースト
東京⇔ソウル15,000マイル30,000マイル-
東京⇔上海・北京20,000マイル40,000マイル-
東京⇔バンコク35,000マイル60,000マイル105,000マイル
東京⇔シンガポール35,000マイル60,000マイル105,000マイル
東京⇔ホノルル40,000マイル65,000マイル120,000マイル
東京⇔ロサンゼルス50,000マイル85,000マイル150,000マイル
東京⇔ニューヨーク55,000マイル90,000マイル165,000マイル
東京⇔ロンドン・パリ55,000マイル90,000マイル165,000マイル
※レギュラーシーズンの目安。2024年4月以降の改定後マイル数

ビジネスクラスで考えると、年間4万マイルの上限では、ハワイ往復1回分にも届かないことが分かります。これが上限の攻略が重要になる理由です。

スターアライアンス特典:ANAマイルで乗れる他社便

ANAマイルは、スターアライアンス加盟航空会社の便にも使えます。

  • ユナイテッド航空(アメリカ国内線が充実)
  • ルフトハンザ航空(欧州路線)
  • シンガポール航空(東南アジア・オセアニア)
  • タイ航空(バンコク経由のアジア各地)
  • エアカナダ(カナダ路線)
  • ターキッシュエアラインズ(中東・アフリカ)

ANAの直行便がない都市でも、提携航空会社を使えばマイルで行けるのが大きなメリットです。

アメックスゴールドプリファードからANAマイルに移行するメリット3つ

①マイル還元率1.0%は提携航空券の中で最高レート

アメックス・ゴールドプリファードからANAマイルへの移行レート1.0%は、最高水準です。

同じ10万ポイントを移行した場合

  • ANA:100,000マイル
  • シンガポール航空:80,000マイル
  • JAL:40,000マイル

レートのみを考慮するとANAマイルを選ぶ理由としては最適解です。

とはいえ、年間上限を考慮すると旅行先への必要マイルを考慮した上で移行することを推奨します。

②日本発着路線の豊富さ

ANAマイルの最大の強みは、日本発着の直行便が充実していることです。

海外系マイルでは「そもそも日本からの直行便がない」「乗り継ぎが必要」というケースが多いですが、ANAマイルなら人気の渡航先に直行便で行けます。

  • 国内線:50都市以上
  • 国際線:40都市以上(直行便)

具体的にANAマイルに移行することで、どのような強みがあるのか、人気の観光地別にみてみましょう。

【ハワイ】エミレーツ・カタールでは乗り継ぎ必須、ANAなら直行あり

移行先ハワイへのルート
エミレーツ日本→ドバイ→ホノルル(乗り継ぎ20時間以上)
カタール航空日本→ドーハ→ホノルル(直行便なし、さらに遠回り)
シンガポール航空ホノルル便なし(スターアライアンス特典でANA便は発券可能だが枠が少ない)
ANA東京・大阪からホノルルへ毎日直行便(約7時間)

エミレーツやカタールのマイルは中東系路線では強いですが、ハワイへは大幅な遠回りになります。

アメックス・ゴールドプリファードのポイントを移行して特典航空券発券でハワイに行くなら、ANAマイル一択です。

【台湾・韓国】デルタやエールフランスでは日本発着便が少ない

移行先台北・ソウルへのルート
デルタ航空日本発着の自社便は成田〜ソウル・台北程度。便数が少なく特典枠も限定的
エールフランスKLMアジア路線は弱い。パリ経由になり現実的ではない
ANA東京・大阪・名古屋・福岡・札幌など多数の都市から台北・ソウルへ直行。便数が多く特典枠も取りやすい

アジア近距離路線は、日系以外のマイルでは使い勝手が悪くなります。

週末弾丸で台北・ソウルに行くなら、ANAマイルが圧倒的に便利です。

後述しますが、私はアメックス・ゴールドプリファードポイントをANAマイルに移行して韓国ソウルのビジネス特典航空券を発券しました!

【バンコク・シンガポール】タイ航空は経営不安、シンガポール航空は特典枠が少ない

移行先東南アジアへのルート
タイ航空バンコクへ直行便あり。ただし経営再建中でサービス品質にばらつき
シンガポール航空シンガポールへ直行便あり。ただし人気路線は特典枠の争奪戦が激しい
ANAバンコク・シンガポールへ毎日直行便。特典枠も比較的取りやすく、日本語サービスの安心感

シンガポール航空の「スイートクラス」を狙うなら別ですが、確実に東南アジアへ行きたいならANAマイルが安定択です。

【アメリカ本土】デルタは変動制で読めない、ANAなら固定マイル

移行先アメリカ本土へのルート
デルタ航空日本からロサンゼルス・ホノルルなどへ直行便あり。ただし必要マイル数が変動制で、繁忙期は2〜3倍に跳ね上がることも
ヴァージンアトランティック日本発着便なし。ANA便を発券する裏技はあるが上級者向け
ANAニューヨーク・ロサンゼルス・サンフランシスコなど6都市以上へ毎日直行便。必要マイル数は固定制で計画が立てやすい

デルタは「有効期限なし」が魅力ですが、必要マイル数が読めないリスクがあります。

【ヨーロッパ】BA・エールフランスは燃油サーチャージが高額、ANAなら抑えめ

移行先ヨーロッパへのルート
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)ロンドンへ直行便あり。ただし燃油サーチャージが往復10万円以上かかることも
エールフランスKLMパリ・アムステルダムへ直行便あり。燃油サーチャージはBAほどではないが高め
ANAロンドン・パリ・フランクフルトなど9都市以上へ直行便。燃油サーチャージは欧州系より抑えめ

特典航空券でも燃油サーチャージは現金で支払う必要があります。同じヨーロッパ行きなら、燃油が安いANAマイルの方がトータルコストを抑えられます。

【オーストラリア】カンタスは日本発着便が少ない、ANAならシドニー直行

移行先オーストラリアへのルート
カンタス航空日本発着の直行便は成田〜シドニーのみ。便数が少なく特典枠も取りにくい
ANA東京からシドニー・パースへ直行便。カンタスより便数が多く、日本語サービスで安心

オーストラリア旅行を計画するなら、カンタスマイルよりANAマイルの方が使いやすいケースが多いです。

【まとめ】ANAマイルが最適な人

渡航先ANAを選ぶ理由
ハワイ中東系は遠回り、ANAなら直行便
台湾・韓国欧米系マイルでは不便、ANAなら便数豊富
東南アジアシンガポール航空は特典枠が少ない、ANAなら取りやすい
アメリカ本土デルタは変動制、ANAなら固定マイルで計画しやすい
ヨーロッパBA・エールフランスは燃油高額、ANAなら抑えめ
オーストラリアカンタスは便数少ない、ANAなら直行便あり

日本在住者が使いやすいのは、結局ANAマイル。他社マイルはニッチな使い方(スイートクラス狙い、マイル有効期限なしなど)では有効ですが、「普通に人気の渡航先に行きたい」ならANAマイルが最適解です。

③特典航空券の予約が日本語サイトで完結

ANAの特典航空券は、ANAの日本語サイトで簡単に予約できます。

海外航空会社のマイルプログラムは英語サイトでの操作が必要なことが多く、慣れていないと予約に苦労することも。

ANAなら電話サポートも日本語で受けられるため、初心者でも安心です。

アメックスゴールドプリファードからANAマイルに移行するデメリット・注意点4つ

①年間4万マイル上限がネック

最大のデメリットは、やはり年間40,000マイルの移行上限です。

つまり、アメックス・ゴールドプリファードで年間5万ポイント以上貯めても、4万ANAマイルにしか移行できず「残りの1万ポイントどうしよう…」という事態になりえるのです。

たとえば、せっかく初年度に13万ポイント貯めたとしても、すべてのポイントをANAマイルに変えようとすると3年以上要するのです。

【実例】入会特典で130,000ポイント獲得した場合

  • 1年目:40,000ポイント → 40,000マイル
  • 2年目:40,000ポイント → 40,000マイル
  • 3年目:40,000ポイント → 40,000マイル
  • 残り:10,000ポイント → 10,000マイル

全てANAマイルに移行するには3年以上かかる

②移行手数料5,500円が毎年かかる

ANAマイルへの移行には、年間5,500円の手数料がかかります。

この手数料は、アメックス・プラチナ会員は無料ですが、アメックス・ゴールドプリファードは有料です。

長期的にANAマイルを貯め続けるなら、毎年のコストとして計算に入れておく必要があります。

ただし、40,000マイルを年会費5,500円で獲得できると考えれば、1マイルあたり約0.14円。これはマイルの価値(1マイル=2円以上)を考えれば十分に元が取れます。

③人気路線は特典航空券の空席が取りにくい

ANAマイルを貯めても、特典航空券が取れなければ意味がありません。

人気路線ほど争奪戦が激しく、特に家族旅行では4席揃えるのが至難の業です。路線別の難易度を把握しておきましょう。

路線別:特典航空券の取りやすさ早見表

難易度路線1〜2人旅行4人家族旅行備考
★★★★★ハワイ(ビジネス・ファースト)355日前でも瞬殺ほぼ不可能最難関。年末年始・GW・夏休みは開始数分で満席
★★★★☆ハワイ(エコノミー)355日前なら可能閑散期ならギリギリ繁忙期は4席揃わないことが多い
★★★★☆北米(NY・LA等ビジネス)355日前推奨非常に難しい直行便は争奪戦、経由便なら可能性あり
★★★☆☆ヨーロッパ(ビジネス)355日前推奨日程に柔軟性があれば可能ロンドン・パリは人気、ウィーン・ブリュッセルは比較的取りやすい
★★★☆☆バンコク・シンガポール(ビジネス)取りやすい方閑散期なら可能人気だが便数が多く、ハワイより楽
★★☆☆☆台北・ソウル比較的容易取りやすい便数が多く、特典枠も豊富
★★☆☆☆沖縄(国内線)容易繁忙期以外は取れるただしGW・夏休みの人気時間帯は競争あり
★★☆☆☆オーストラリア取りやすい方取りやすい人気度が欧米より低く、穴場路線

ハワイ:家族4人ビジネスクラスは「ほぼ不可能」

特典航空券でハワイ、夢だなぁ

ハワイ路線、特にビジネスクラス以上はANA特典航空券の最難関です。

  • 予約開始(355日前の午前9時)から数分で満席になることも珍しくない
  • 年末年始・GW・夏休みのビジネスクラスは一般会員では実質取得不可能
  • 4人家族で同じ便を揃えるのは、閑散期でも非常に困難

つまり、もし4人分の特典航空券を狙う場合、以下の対処法を試みるなどの対応が必要になることを覚悟しましょう。

  • 大人2人ビジネス+子供2人エコノミーで分けて予約
  • 直行便ではなく、ロサンゼルス経由ホノルルなど乗り継ぎ便を狙う
  • GWより4月前半・5月後半にずらすだけで取りやすさが大幅改善

北米(ニューヨーク・ロサンゼルス):ビジネスクラスは激戦

アメリカ本土へのビジネスクラスも人気が高く、争奪戦です。

  • ニューヨーク・ロサンゼルス直行便のビジネスはハワイに次ぐ難関
  • サンフランシスコ・シアトル・シカゴなど、他都市経由なら可能性が上がる
  • エコノミーは比較的取りやすいが、繁忙期は4席揃わないことも

バンコク・シンガポール:ハワイより取りやすいが油断禁物

東南アジア路線はハワイ・北米に比べると取りやすいですが、人気は高いです。

  • 便数が多いため、日程に柔軟性があれば4人家族でも取れる可能性あり
  • ただし繁忙期のビジネスクラスは「空席待ち」になることも多い
  • 355日前の予約開始日を狙うのが基本戦略

沖縄(国内線):取りやすいが繁忙期の人気便は注意

国内線は国際線より特典枠が多く、比較的取りやすいです。

  • 平日や閑散期は4人家族でも問題なく取れる
  • ただしGW・夏休み・年末年始の午前便は競争あり
  • 「行きは取れたけど帰りが取れない」というパターンも多い

ちなみに我が家は4人家族で、貯めたANAマイルで沖縄の特典航空券を7月に取りましたが片道のみのこともあり、4か月前でもある程度希望の便をとることができましたよ。

ヨーロッパ:路線によって難易度が大きく違う

ヨーロッパは路線によって取りやすさに差があります。

路線難易度備考
ロンドン・パリ高い定番人気路線、355日前推奨
フランクフルトやや高いビジネス需要も多く競争あり
ミュンヘン・ウィーン普通ロンドンより取りやすい
ブリュッセル・ストックホルム取りやすい穴場路線、4人家族でも可能性高い

ちなみに…4人家族で特典航空券を取る厳しい現実

当たり前といえばそうですが、「特典航空券は、家族で取ると個人の3倍以上難しい」と覚悟しておきましょう。

課題詳細
4席が揃わない2席は空いていても、4席同時に空いている便は少ない
希望日に取れない学校の休みに合わせると繁忙期になり、競争が激化
往路・復路がバラバラ行きは取れても帰りが取れない、またはその逆
必要マイル数が膨大4人分だと国際線ビジネスで30〜40万マイル以上必要

家族旅行で特典航空券を取るコツ

コツ詳細
355日前にスタンバイ予約開始日の午前9時にPCとスマホで同時アクセス
繁忙期ピークをずらすGW真っ只中より1週間前後ずらすだけで難易度激減
直行便にこだわらない経由便の方が4席揃いやすい
大人と子供でクラスを分ける大人2人ビジネス+子供2人エコノミーで妥協
穴場路線を狙うハワイが無理ならオーストラリア、ロンドンが無理ならウィーンなど
キャンセル待ちを活用出発2週間前〜直前にポロッと空席が出ることも

結論、「マイルを貯めれば家族でハワイにタダで行ける」という夢は、現実にはかなり厳しいということを理解しておく必要があります。

人気路線を狙うなら、355日前からの計画的な行動と、柔軟な日程調整が必須です。

④マイル有効期限3年は意外と短い

ANAマイルの有効期限は3年間。

一見長そうですが、ビジネスクラスやファーストクラスを目指す場合、3年でマイルを貯めきれないこともあります。

東京⇔ニューヨークのビジネスクラス往復(90,000マイル)を目指す場合:

  • 年間4万マイル上限があるため、2年以上かかる
  • その間にマイルの有効期限が迫ってくる

対策としては、アメックスのポイントのまま保持し(ポイントは無期限)、使う直前にマイルへ移行する方法が有効です。

アメックスポイントをANAマイル移行|おすすめな人・おすすめしない人

結論、アメックス・ゴールドプリファードのポイントをANAマイルへ移行するか否か悩む際、以下の早見表を参考にしましょう。

こんな人ANAマイル移行備考
国内線をよく使う◎ おすすめ少ないマイルで何度も使える
ハワイに1〜2人で行きたい○ おすすめ355日前予約で確保可能
ハワイに家族4人で行きたい△ 難しい繁忙期は4席揃わない
台湾・韓国・東南アジアが好き◎ おすすめ特典枠が取りやすくコスパ最高
年間決済額200〜300万円◎ おすすめボーナスポイント活用で4万上限に収まる
年間決済額400万円以上でANA一本× ANAアメックスを検討上限なしが必要
欧州・中東がメインの旅行先△ 他社マイルを検討エミレーツ・カタール・エールフランスが有利

ひとつずつ深掘りします。

おすすめ①:国内線をお得に乗りたい人

ANAマイルは国内線の特典航空券が少ないマイルで発券できます。

路線(往復)必要マイル(レギュラー)現金で買うと
東京⇔大阪12,000マイル約25,000円〜
東京⇔福岡15,000マイル約35,000円〜
東京⇔沖縄18,000マイル約40,000円〜

年間4万マイルあれば、沖縄往復を2回、または国内旅行を3〜4回楽しめます。

国内出張や帰省が多い人には、ANAマイルが最もシンプルで使いやすい選択肢です。

ちなみに私はANAマイルで沖縄への特典航空券を発券して、余ったポイントはブセナテラスへの宿泊に充てましたよ!

おすすめ②:ハワイに「1人〜2人」で行きたい人

ハワイはANAマイルの王道の使い道ですが、現実的に特典航空券が取れるのは1〜2人旅行までです。

人数難易度現実的な対応策
1人旅★★☆☆☆ 取れる355日前に予約すれば高確率で確保可能
夫婦2人★★★☆☆ 工夫次第閑散期を狙えば2席確保は現実的
家族3〜4人★★★★★ 非常に困難繁忙期は4席揃わない。大人ビジネス+子供エコノミーに分けるなど妥協が必要

「家族4人でハワイにタダで行ける」は過度な期待です。

家族旅行のハワイを目指すなら、閑散期に限定するか、マイル+現金の併用を前提に考えましょう。

おすすめ③:台湾・韓国・東南アジアによく行く人

近距離アジア路線は、特典枠が取りやすく、必要マイル数も少ないため、ANAマイルの最もコスパが良い使い方です。

路線(往復)必要マイル(レギュラー)特典枠の取りやすさ
東京⇔ソウル15,000マイル★★★★★ 取りやすい
東京⇔台北20,000マイル★★★★☆ 取りやすい
東京⇔バンコク35,000マイル★★★☆☆ 閑散期なら取れる
東京⇔シンガポール35,000マイル★★★☆☆ 閑散期なら取れる

年間4万マイルで、ソウル2回+台北1回、または東南アジア1回が狙えます。週末弾丸旅行派には最高の使い道です。

おすすめ④:年間決済額が200〜300万円の人

「年間400万円決済で4万マイル上限」と思われがちですが、ボーナスポイントプログラムを活用すれば、もっと少ない決済額で4万ポイントに到達します。

利用先決済額獲得ポイント備考
ボーナスポイント対象店(Amazon、ヨドバシ、Yahoo!、JAL等)50万円15,000pt100円=3pt(年間上限50万円)
通常決済250万円25,000pt100円=1pt
合計300万円40,000pt

つまり、日常の買い物でAmazonやヨドバシを活用すれば、年間300万円程度の決済で4万マイル上限に到達します。

さらに、入会特典キャンペーン(最大13万ポイント等)を活用すれば、1年目は通常決済だけでも大量ポイントが貯まります。

おすすめしない①:年間決済額が多く4万マイルでは足りない人

年間300万円以上の決済があり、「もっとANAマイルを貯めたい」という人には、アメックス・ゴールドプリファードの4万マイル上限はネックです。

選択肢年会費ANAマイル移行上限向いている人
アメックス・ゴールドプリファード39,600円年間4万マイル決済額300万円以下、または複数マイル分散派
ANAアメックスゴールド34,100円上限なしANAマイル一本に集中したい人
アメックス・プラチナ165,000円年間4万マイル(同じ)ホテル特典・コンシェルジュ重視、マイルは副次的

注意ポイント

アメックス・プラチナでもANAマイル移行上限は年間4万マイルで変わりません。

アメックス・プラチナのメリットはANAマイル移行手数料5,500円が無料になること、フリーステイギフト(高級ホテル無料宿泊)やコンシェルジュなどの特典が充実していることです。

ただし、マイル移行上限を突破したいなら、ANAアメックスゴールドが唯一の解決策です。

おすすめしない②:欧州・中東がメインの旅行先の人

ANAマイルでも欧州・中東には行けますが、他社マイルの方が有利なケースが多いです。

理由①:ANAの欧州直行便は特典枠の争奪戦

ANAのロンドン・パリ便は人気が高く、特に繁忙期のビジネスクラスは355日前でも瞬殺です。4人家族で同じ便を確保するのは非常に困難です。

理由②:中東系マイルなら、ドバイ/ドーハ経由で豪華な体験が可能

航空会社経由地魅力
エミレーツ航空ドバイA380ファーストクラスのシャワースパ、ドバイ観光も楽しめる
カタール航空ドーハ世界最高峰の「Qスイート」、完全個室ビジネスクラス

ANAマイルでロンドン往復ビジネス(115,000マイル)を狙うより、カタール航空マイルでQスイート(ドーハ経由ロンドン)を狙う方が、特典枠が取りやすく、体験としても満足度が高いケースがあります。

理由③:ANAは燃油サーチャージが「安い」という優位性はあるが…

確かにANA特典航空券の燃油サーチャージはBA等より安いです。しかし、そもそも特典枠が取れなければ意味がありません

航空会社欧州往復ビジネスの燃油目安特典枠の取りやすさ
ANA5〜8万円程度★★☆☆☆ 争奪戦
エミレーツ3〜6万円程度★★★☆☆ 比較的取りやすい
カタール航空3〜6万円程度★★★☆☆ 比較的取りやすい
BA(Avios)10〜15万円程度★★★★☆ 取りやすいが燃油高い

欧州・中東がメインなら、アメックス・ゴールドプリファードのポイントはエミレーツ・カタール・エールフランスKLMなど他社マイルへの移行を検討した方が、結果的に「行きたい時に行ける」可能性が高まります。

【実例】ANAマイルで発券できる特典航空券シミュレーション

例①:東京⇔沖縄(国内線)往復12,000〜18,000マイル

家族4人で沖縄旅行を計画する場合:

  • 1人あたり:往復14,000マイル(レギュラーシーズン)
  • 4人分:56,000マイル
  • 必要な決済額:約560万円分のポイント

トクたびマイルを活用すれば、片道3,000マイルで発券できるチャンスも。タイミング次第では往復24,000マイル(4人分)で済むこともあります。

例②:東京⇔ホノルル(エコノミー)往復40,000マイル

年間4万マイルでちょうどハワイ往復1人分が発券できます。

夫婦でハワイに行きたい場合:

  • 2人分:80,000マイル
  • 必要な決済額:800万円分のポイント
  • 家族カード戦略を使えば1年で達成可能

ビジネスクラス(往復65,000マイル)を狙うなら、年度またぎ戦略が必要です。

例③:東京⇔ニューヨーク(ビジネス)往復90,000マイル

ビジネスクラスでニューヨークを目指すなら:

  • 必要マイル:90,000マイル
  • 年間上限があるため、最低3年かかる計算
  • アメックスポイントは無期限なので、ポイントで貯めておき、発券直前にまとめて移行するのがベスト

アメックスゴールドプリファードからANAマイルへの移行手順

アメックス・ゴールドプリファードからANAマイルに移行する場合の手順に関しては、以下の記事で解説しています。

アメックスゴールドプリファードポイント&ANAマイルに関するよくある質問

Q. 移行手数料5,500円は毎年かかる?

A. はい、ANAマイルへの移行を継続する限り、毎年5,500円(税込)がかかります。

自動更新されるため、不要になった場合は解約手続きが必要です。

ただし、40,000マイルを5,500円で獲得できると考えれば、1マイルあたり約0.14円。マイルの価値(1マイル=2円以上)を考えれば十分にお得です。

Q. 4万マイル上限は家族カードと合算?

A. はい、家族カードの利用分もすべて合算して計算されます。

家族カードで獲得したポイントは基本カード会員(本会員)の口座に自動統合されるため、家族会員が独自にマイル移行手続きを行うことはできません。

ポイントをANAマイルに移行できるのは本会員の名義のみに限られており、世帯(カード1契約)全体での移行上限は年間4万マイルまでとなります。

夫婦で年間8万マイル以上を移行・利用したい場合は、家族カードではなく夫婦それぞれが「本会員」として個別に契約するか、移行したマイルをANA側の「ANAカードファミリーマイル」制度を使って合算して利用する必要があります。

Q. 特典航空券が取れなかったらマイルは戻せる?

A. いいえ、一度移行したマイルをアメックスポイントに戻すことはできません。

だからこそ、アメックスポイントのまま保持しておき、使う予定が確定してからマイルに移行するのがおすすめです。

アメックス・ゴールドプリファードのポイントは無期限なので、焦って移行する必要はありません。

Q. ANAマイル移行のベストタイミングは?

A. 特典航空券の空席を確認してから移行するのがベストです。

  1. ANAのサイトで特典航空券の空席を検索
  2. 空席があることを確認
  3. 必要マイル数を確認
  4. アメックスポイントからANAマイルへ移行申請
  5. 1〜2週間後にマイルが反映されたら発券

空席が確認できないまま移行すると、マイルが宙に浮いてしまうリスクがあります。

まとめ:ANAマイル移行は「最初の選択肢」として最適

アメックス・ゴールドプリファードからANAマイルへの移行は、還元率1.0%で14社中最高レートという圧倒的なメリットがあります。

とはいえ、年間上限や手数料がかかるなど部分的な制約があるため、マイル移行は提携航空会社の特性を理解した上で行うと後悔しないでしょう。

ANAマイル移行のポイント整理

項目内容
移行レート1,000pt→1,000マイル(還元率1.0%)
年間上限40,000マイル(1月〜12月)
手数料年間5,500円(税込)
移行日数約1〜2週間
マイル有効期限3年間

-アメックス, アメックス・ゴールド・プリファード

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