アメックスゴールドの利用可能枠は？最初は限度額が低くてもUPするコツあり。

本記事はプロモーションを含みます。

アメックスカードの利用可能枠は、一律の制限がなく不定期で変動するという他社クレジットカードにはない体系をとっています。

この記事では、アメックスゴールドプリファードの利用可能枠の確認方法や、利用可能枠を上げるコツや注意点を詳しく解説しています。

クレジットカードの利用可能枠のしくみ

クレジットカードの利用可能枠は、職業・年収など申込者属性情報や信用情報などに基づいてカード会社が算出します。

まず、申込者の年収から1年間で必要な生活維持費、年間請求予定額（クレジット債務）を差し引き、「その人がいくらまでならカードの支払いにあてる余力があるか」という支払可能見込額が算出されます。

そこに経済産業大臣指定割合である90％を乗じた金額を上限として、その範囲内で割賦枠の利用限度額が設定されます。

カード会社ごとで算出される包括支払可能見込額は変わりませんが、カード会社によりしくみは異なりますので、利用限度額は必ずしも同じにはなりません。

利用可能枠の平均はいくら？

クレジットカードの利用可能枠は、発行元カード会社やカード種類、申込者の信用情報などにより決まるため、平均は一概にはありません。

ただし、クレジットカードランクが高いほど、ショッピング枠の利用可能枠は増える傾向があります。

つまり、一般カードよりゴールドカード、ゴールドカードよりプラチナカードの方がより利用可能枠は高くなるのです。

具体的には、三菱ＵＦＪニコスが発行するクレジットカードを一例として、以下の通りカード種類により設けられている利用可能枠は異なります。

ただし、クレジットカードランクが高いほど、審査は厳格化し年会費も高額になるため、カードを保有するハードルも高くなります。

アメックスゴールドカードの利用可能枠とは

一般的にクレジットカードには、カード受領時の同封書類に利用可能枠の記載があります。

対して、アメックスゴールドカードの利用可能枠は、カードが手元に届いても同封台紙に明確な利用可能枠の記載ががありません。

なぜなら、アメックスゴールドプリファードには一律の利用可能枠上限がないからです。

利用可能枠に一律の制限はありませんが、現時点でのアメックスゴールドプリファードの利用可能枠は、自身で調べることが可能です。

また、一律の利用可能枠の設定がないのは、利用実績を積み重ねることで段階的に増額されるしくみになっているからという理由があります。

アメックスゴールドプリファードカードの利用可能枠の確認方法

ご自身のアメックスカードの利用可能枠は、アメックス公式サイトマイページもしくは、アメックス公式アプリから簡単に確認が可能です。

ここでは、アメックス公式アプリからの利用可能枠の確認方法を解説します。

アメリカン・エキスプレス・サービス・アプリにログインし、ご利用状況のタップします。

下記ページに遷移したら「カード利用可能額の確認」をタップします。

下図「ご利用可能金額を確認する」をタップ。

下図画面が表示されたら、任意の利用予定金額を入力します。

今回は400万円で入力したところ、以下のように「ご利用が可能です」と表示され、限度額が400万円もしくはそれ以上も可能かもしれないことがわかります。

具体的な金額を調べたい場合は、前画面に戻りより大きい金額で試してみましょう。

万が一限度額を超える入力をした場合、以下の画面が表示され限度額を超えていることが確認できます。

まとまった支払いにアメックスゴールドプリファードを使えば、ポイントもどんどん貯まりますね。

アメックスゴールドプリファード利用可能枠の特徴5つ

アメックスゴールドプリファードは、アメックス独自の与信システムを採用していることから、他社クレジットカードとは異なる特徴があります。

アメックス公式サイトでも、独自の利用可能枠に関して以下の通り記されています。

他社のクレジットカードのように、一定の可能枠を設定せず、その時々の状況によりご利用可能枠は変動いたしますが、カード会員様のご実績に応じて利用可能枠を可能な限り柔軟に対応できる特徴がございます。

アメリカン･エキスプレスのカードはご利用や期日決済の実績を積まれることでご利用可能枠は変動いたしますので、ご利用いただければいただくほどにカード会員様にとってさらに便利なカードとなってまいります。　引用：アメックス公式

ここでは、より詳しくアメックスゴールドプリファードの利用可能枠の特徴をみていきましょう。

①最初の利用可能枠は低め

アメックスゴールドプリファードは一律に限度額の制限を設けていませんが、入会当初は限度額が低く抑えられています。

理由は、支払い能力やカードの適切な利用状況をアメックス側が確認するプロセスがあるためです。

つまり、年収の大小に関わらず、職業・年収など申込者属性情報や信用情報など多角的に判断されて最初の利用可能枠は決定されるか可能性が高いでしょう。

他にも、カードの利用をほとんどしていないと利用可能枠が30万円と低い金額の場合もあります。

そのため、毎月日常的に利用し期日通りに支払いを行い、継続的にカードを利用していくと利用可能枠の増額が期待できます。

②一律額で設けられていない

アメックスのカードは、共通して利用できる金額に一律の利用可能枠がありません。

一般的に、他社クレジットカードでは「利用可能枠○○○万円」など明確な利用可能枠上限が設定されています。

しかし、アメックスゴールドプリファードでは一律上限が存在せず、利用者ごとに個々で利用可能枠が設定されます。

③他社カードと比較して利用可能枠が高い

アメックスゴールドプリファードは、利用実績を積むことで他社ゴールドカードよりも高い利用可能枠になるケースもあります。

通常他のゴールドカードの利用可能枠は最高でも200万円〜300万円で変動しない固定型ですが、アメックスの場合2,000万円を超える利用者もいます。

所有するアメックスカードの場合、入会6ヶ月で1,200万円の利用可能枠が付いているのを確認できました。

高額で利用可能枠が設定される条件として、以下3つが重要と言われています。

アメックスでは、個別審査により利用者の支払い能力を詳細に評価し、信頼度に応じて柔軟に限度額を設定しているようです。

一定の年収がある方や誠実にカードを使い続ける方であれば、他のクレジットカードより高くなる可能性が高くなります。

④利用可能枠の平均額は公表されていない

アメックスゴールドプリファードの利用可能枠の平均額は公表されていません。

理由のひとつとして、個々の利用可能枠は利用状況に応じて頻繁に変動するためです。

SNSの口コミを調査すると、発行したばかりであったり、利用をほとんどしていなかったりすると、利用可能枠が30万円と低い金額の場合もあり、個人差が大きいことが分かります。

平均値を算出することが困難なほど、利用者の属性や利用実績によって幅広い設定がなされています。

⑤利用可能枠は日々変動する

アメックスゴールドプリファードの利用可能枠は、変動します。

具体的には、カード発行後の利用頻度、支払い実績、利用状況、資産状況に応じて、短期間で上がったり下がったりする場合もあれば、長期間変化しない場合もあります。

利用可能枠の変動はアメックスの特徴のひとつで、他のクレジットカードとは異なる独自の与信システムを採用しているのです。

アメックスゴールドプリファードの利用可能枠を上げるコツ3つ

利用可能枠を効果的に上げるためには、アメックス独自の特性を理解し、長期的な視点で適切な利用を続けることが重要です。

アメックスゴールドプリファードの利用可能枠を上げるコツは、以下3つです。

①メインカードとして日常的に使う

アメックスゴールドプリファードを日常の支払いで積極的に活用し、毎月滞りなく支払いが行うことが大切です。

クレジットカードは名前の通り「信用」の上成り立つカードなため、カード利用者が良好な顧客だと認定されるような行動をとりましょう。

また、暫定の利用可能枠を把握した上で、定期的に最大限の決済を行うことで、利用可能枠が段階的に上げられる可能性も高まります。

理由は、現在の利用可能枠に近い金額まで活用することで、アメックス側に「より高い限度額が必要」という利用実績を示すことができるからです。

②長く使い利用実績を積み重ねる

長期間アメックスカードを利用し続けていると、優良顧客としての地位を確立できます。

クレジットカード会社からの信頼度は、利用期間と支払い実績に比例して向上するため、継続的な利用が利用可能枠アップの基礎となります。

信頼関係は短期的には築けないことと同じで、時間をかけてアメックスからの信頼を得ることが重要です。

③信用情報を整える

アメックスは、3つの信用情報機関（CIC、JICC、KSC）すべてに照会をかけているため、他社での支払い状況も利用可能枠の与信審査に影響を与えます。

そのため、すべてのクレジットカードやローンなど支払い各種を期日通りに行い、遅延や滞納を避けましょう。

また、複数のクレジットカードの申し込みを短期間で行うことは避け、既存のカードを適切に管理するように心がけることも大切です。

アメックスカードの利用可能枠を緊急で上げる方法2つ

アメックスゴールドプリファードでは、以下のように緊急で利用枠を増額したい場合に、期間限定で増枠することが可能です。

どのような方法があるのか、詳しくみてみましょう。

①利用可能増枠を申し込む

アメックスカードの利用可能枠の一時的な増枠を希望する場合、以下の問い合わせ先へ増額申請を行うことが可能です。

申請の際は、希望するアメックスカードの利用可能額を明示し、具体的な利用目的を伝えましょう。

増額には審査があり、希望可能枠の金額に沿えない場合がある点は覚えておきましょう。

②事前入金制度を利用する（原則税金のみ）

アメックスには、「事前入金制度（デポジット）」と呼ばれるサービスがあり、利用可能枠を一時的に拡大できる制度がありました。

事前入金制度は、アメックスの指定口座に事前に資金を入金することで、利用可能枠が増額されるしくみです。

しかし、2021年にネーロンダリング対策などの新方針により、現在は税金を除いて原則として利用不可になりました。

定められた決済日・決済方法にてお支払いいただきます。
マネー・ロンダリング（資金洗浄）対策をはじめとする当社の方針により、当社が当該方針に則って所定の手続により予め承認した場合を除き、カードご利用前の入金は受けかねますので、 ご了承いただきますようお願いいたします。　　引用：アメックス公式サイト

一時増額にも審査があり、電話申請ではオペレーターから利用目的や希望金額について質問され、利用履歴や返済状況を基にした途上与信が行われます。

「例外的に、アメックス社が所定の手続きにより事前に承認した場合には、入金が可能な場合があります。」の記載があることから、事前入金制度があることは知っておくと良いでしょう。

アメックスゴールドプリファードの利用可能枠が下がる要因5つ

アメックスゴールドプリファードの利用可能枠は、カードの利用状況や個人の信用情報によって変動します。

①支払いの遅延・延滞

支払いの遅延や延滞は、カードの入会審査時も判断材料となる重要項目ですが、利用可能枠も影響を与える要因になります。

アメックスでは期日決済・支払い実績を重視しており、遅延や延滞があると信用力が低下します。

さらに、無断滞納は「支払い能力がない」「お金に困っている」とカード会社からの信頼度も下落し、利用可能枠の引き下げや今後の増額申請も承認されにくくなる可能性があります。

一度失った信頼を取り戻すのが難しいように、傷がついた信用情報は5年記録として残されるため、支払いの遅延・延滞は特に気を付けましょう。

②高額な決済

アメックスでは、利用者の支払い能力や経済状況を監視しているため、突発的な高額決済が生じた場合、支払い不能のリスクから、アメックスゴールドプリファードの利用可能枠を調整することがあります。

具体的には、カード入会後すぐの高額利用や、普段の利用額を大幅に超える決済には注意が必要です。

特に初期の段階で利用可能枠近くまで決済すると、カード会社が「支払い能力を超えた利用をしている」と判断する可能性があります。

③保有のみで使っていない

長期間カードを利用しない状態が続くと、利用可能枠が減額される可能性があります。

なぜなら、アメックスは利用実績も重視しており、カード保有のみで使用していないと「利用可能枠をそれほど必要としていない」と判断されるからです。

具体的な期間は公表されていませんが、数ヶ月から1年程度未使用が続くと減額のリスクが高まります。

毎月少額でも継続的にカードを利用することで、可能枠減額リスクを避けることができるため、公共料金やサブスクリプションサービスなどの固定費をカード払いに設定しておくことで、利用忘れを防ぎ、継続的な利用実績を積むことができます。

④借金・ローン・リボ払いの利用

アメックスは、カード利用者の借金・ローンが増えると、支払い能力に懸念を抱き、利用可能枠が下がるリスクがあります。

具体的には以下の利用が該当します。

上記の利用状況から「支払い能力が不足している」「金銭的に困っている」と判断され、カード会社の信用評価が下がります。

特にリボ払いの残高が高額で長期間続いている場合や、複数の金融機関からの借入がある場合は注意が必要です。

アメックスでは一括払いでの利用を推奨しており、リボ払いの多用は利用可能枠向上の妨げとなります。

既存の借金がある場合は、可能な限り早期に完済し、健全な利用状況を維持することが重要です。

⑤転職など属性の変更が生じた

カード利用者の属性が変化した場合、利用可能枠に影響を与える可能性があります。

具体的には、以下のようなカード利用者の収支の変化が生じるケースです。

単なる収入が減少した場合だけではなく、「正社員から派遣社員や自営業に変わった」「上場企業からベンチャーへ転職した」なども属性情報の変化に該当します。

ただし、属性の変更前後でカード利用者の利用・返済に変化が見られず、安定的な利用が確認できれば利用可能枠が下がる可能性は低くなります。

アメックスゴールドプリファード利用可能枠の注意点2つ

アメックスゴールドプリファードの利用可能枠は、他社クレジットカードと異なる特徴があります。

そのため、アメックス独自の利用可能枠ルールを理解した上で、以下注意点を把握しておきましょう。

①利用可能枠は不定期で変動する

アメックスゴールドプリファードの利用可能枠は、不定期で変動します。

カード入会直後の最初の可能枠が30万円だったのに、1年経過後には1,000万円になっていた方もいます。

反対に、利用可能枠確認時は200万円だった可能枠が、翌日確認したら100万円になっていたケースもあります。

つまり、利用可能枠は一時的目安として考え、絶対値として考えないように注意しましょう。

②利用可能枠を定期的に確認する

アメックスゴールドプリファードの利用可能枠は不定期で変動するため、高額決済がある前後は、特に利用可能枠を確認しておくことをおすすめします。

理由は、アメックスの利用可能枠には一律の制限がないため、普段10万/月しか決済しない人が100万円の決算を突然行った場合でも、残可能枠の通りの額が利用可能とは限らないからです。

あくまでアメックスの利用可能枠は目安額のため、利用可能枠以上の決済ができたとしても、後日アメックスから電話があり、次回の引き落としの確認がとれるまでカードの利用を停止されることもあるようです。

アメックスゴールドプリファード利用可能枠の口コミ

SNSの口コミ調査では、アメックスゴールドプリファード所有者の利用可能枠への評価が高いことがうかがえます。

任意整理をした過去があるのに、限度額を400万円以上に設定されてくれていた。アメックスの寛容さに感謝しています。

葬儀・結婚式などまとまった額が必要なライフイベントで、1回払いの利用可能枠が高いアメックスは重宝する。

アメックス限度額チャレンジを始めてしたときは2,000万円超でしたが、再度確認したら3,000万円に上がっていました。田舎だと家が買える金額で少し怖いです。

アメックスゴールドプリファード利用可能枠のよくある質問

どのくらいの額まで上がる可能性がある？

アメックスゴールドプリファードの利用可能枠に明確な上限は設定されていません。

しかし、カード利用者の中には、利用可能枠が2,000万円を超えるケースもあります。

利用実績や信用状況によって、実際に年収の2〜3倍程度まで利用可能枠が設定されるケースも珍しくありません。

ただし、増額のペースや最終的な金額は個人の属性や利用履歴によって大きく異なるため、継続的な利用と良好な支払い実績を積み重ねることが重要です。

利用可能枠を超えた場合はどうすれば良い？

アメックスカードの利用可能枠は一律の上限がないのは事実で、個々の利用可能枠はあくまで目安となっています。

その裏付けとして、目視で確認した自身の利用可能枠の上限を僅かに超えた決済を行っても、即座に利用停止にならなかったという利用者もいます。

ただし、アメックスから後日カード利用者に連絡があり、次回の引き落としの確認がとれるまでは利用停止の宣告を受ける場合があるようです。

万が一不安な場合は、アメックスのカスタマーサービスに相談すると良いでしょう。

利用可能枠が高くて不安だから下げられる？

アメックスカスタマーサービスへ、利用可能枠の引き下げ申請をすることができます。

家族カードの利用可能枠はどのように設定される？

本カード会員の利用可能枠内の金額であれば、本カード会員が自由に設定できます。

言い換えると、家族カードの利用可能枠は本会員の利用可能枠と合算して管理されます。

つまり、家族カードの利用可能枠を上げるほど、本カード会員の利用可能枠は少なるなるので注意しましょう。

家族カードの利用状況も本会員の信用情報に影響するため、家族間で利用予定を共有し計画的に使用することが重要です。

プラチナカードに切り替えると利用可能枠は上がる？

プラチナカードへのアップグレードすることにより、利用可能枠が増加するとは限りません。

利用可能枠は主に年収や利用実績、信用情報に基づいて決定されるためです。

利用可能枠の増額が主目的なら、まずは現在のカードでの利用実績を積み重ねることを優先しましょう。

まとめ

アメックスゴールドプリファードの利用可能枠は、他社カードと異なる独自の仕組みを採用しています。

最初は比較的低い金額からスタートしますが、適切な使い方を続けることで着実に増額が期待できるカードです。

アメックスゴールドプリファードは一律の利用限度額を設けておらず、個人の信用度や利用状況に応じて柔軟に変動します。

利用可能枠は毎日変化するため、定期的な確認が重要です。長期的な視点で信用実績を積み重ね、計画的に利用することで、理想的な利用環境を構築できるはずです。