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アメックスプラチナ年会費の元を取るには?特典一覧を知ることで損益分岐点を超えられる!

アメックスプラチナ年会費の元を取るにはどうすれば良いの?

アメックスプラチナの損益分岐点が知りたい。

アメックスプラチナは年会費が高いと思われがちですが、付帯特典を理解しフル活用することで年会費の元を取れるだけではなく、年会費の何倍もの価値を見出すことも可能なカードです。

この記事では、アメックスプラチナ年会費の元を取るための活用術や損益分岐点、貧乏でもアメックスプラチナが向いている人の特徴などわかりやすく解説しています。

 

Contents
  1. アメックスプラチナ年会費の元を取るための基本知識
  2. アメックスプラチナ年会費の元を取るための特典一覧
  3. アメックスプラチナ年会費の元を取るためのその他特典一覧
  4. アメックスプラチナの損益分岐点
  5. アメックスプラチナの年会費の元を取るためのNGは3つ
  6. アメックスプラチナが貧乏でも向いている人の特徴4つ
  7. アメックスプラチナカードで年会費の元を取るに関するよくある質問
  8. まとめ

アメックスプラチナ年会費の元を取るための基本知識

アメックスプラチナで年会費の元を取るには、カードの特性を正しく理解することがスタートラインであり最も重要です。

闇雲に使うのではなく、カードの強みを活かした使い方をすることが元を取る秘訣です!

①アメックスプラチナは旅行・ダイニング特化であると理解する

アメックスプラチナは、旅行とダイニングに特化型のクレジットカードです。

年会費が発生する分、高級ホテルの上級会員資格やレストランでの1名分無料特典、空港ラウンジサービスなど、旅行や外食に関する特典が充実しているため、価値を見出す鍵は特典の活用です。

たとえば、ホテル特典では1泊せずともいきなり高級ホテルグループの上級会員資格を得られて、宿泊時にVIPな特典を受けられます。

他にも、フライトを伴う旅行では、アメックスの上級会員しか利用できないVIPラウンジ(センチュリオン・ラウンジ)・本来なら年会費7万円相当が必要なプライオリティパスの無料利用ができる特典が付帯しています。

さらに、一見さんお断り・予約困難店などのレストラン・ダイニングの予約もプラチナ会員限定のコンシェルジュを通して行えるメリットもあるのです。

つまり、スーパーやコンビニなど日常での支払いで元を取ろうとするのではなく、年に数回でも高級ホテルに宿泊したり、記念日に高級レストランを利用する機会がある方にこそ真価を発揮するカードなのです。

結論、アメックスプラチナの性質を理解せずに入会すると「単に年会費が高い」と感じますが、付帯特典・付帯補償を理解し、旅行・ダイニング中心に自身のライフスタイルに活用することでコストパフォーマンスの良いカードにできるでしょう。

②元を取るには付帯特典・保険を活用することが必須

アメックスプラチナの年会費の元を取るには、ポイント還元だけでなく付帯特典の積極的な活用が不可欠です。年会費165,000円(税込)という金額は、通常のカード利用によるポイント還元だけでは到底回収できません

重要なのは、ホテル・旅行・レストラン特典はもちろん、付帯保険・プロテクションも忘れてはなりません。

たとえば、アメックスプラチナの海外旅行保険は自動付帯と利用付帯の2層構造のため、旅費をカードで支払わなくても保険は付帯し、カードで支払うと保険金が増額するしくみです。

近年、カード付帯保険の改悪で利用付帯が多い中、アメックスプラチナの自動付帯は絶対知らないと損ですね。

さらに、アメックスプラチナの海外旅行保険が優れている点は、フライトの遅延・欠航・手荷物に対する補償がある点です。

たとえば、フライトの遅延・欠航により待ち時間に食事代が発生した場合に、費用を請求することができます

そして、見逃せないアメックスならではのプロテクション特典は、以下の内容です。

具体的なプロテクションのひとつを紹介すると、アメックスプラチナで購入したアイテムが破損・盗難に遭った際には年間500万円まで補償してくれるため、高額なブランドバッグやジュエリー・時計なども安心してお買い物が楽しめます

これらの特典は利用しなければ価値がゼロですが、活用すれば数万円から数十万円分の価値を生み出します

まさに知らない・使わないと損と認識しておくと、カードを無駄にせず活用しようと思えますね!

また、手荷物無料宅配サービスなどのちょっとした特典と思われがちなサービスも、使わなければ宝の持ち腐れで終わってしまいます。

特典の存在を知り、積極的に使う姿勢が年会費回収の鍵となります。付帯特典をフル活用する意識があるかどうかで、このカードの価値は大きく変わってくるのです。

結論|日常決済だけでは元は取れない

結論、アメックスプラチナは単なる日常的な買い物の決済だけでは年会費の元を取ることはできません

アメックスプラチナの価値は、先述した旅行・ダイニング特典や各種付帯サービスにあります。

カード入会前に特典・付帯保険の内容を把握して、自身が年間を通して活用できるものがあるかを見極めることが後悔しないポイントになるでしょう。

とはいえ、日常決済においても、以下の加盟店ではポイント還元率3.0%にUPするため、貯めたポイントをマイルに移行したい人は積極的にカードを利用することでポイントを貯めるメリットもでてきます。

貯めたポイントは、ANAマイルなら1ポイント=1マイルに交換できるのでレートも良いので人気ですよ。

アメックスプラチナ年会費の元を取るための特典一覧

アメックスプラチナは年会費165,000円と高額ですが、実は使いこなすことで年会費以上の価値を実感できるカードです。

ここでは、具体的な活用術をカード付帯特典内容と共に紹介します。

①入会特典で獲得したポイントを年会費に充てる

アメックスプラチナでは、入会時にポイント特典が用意されており、獲得したポイントを年会費に充当することで実質負担額を軽減できます。

具体的には、入会後決められた期間内に条件額の決済をクリアすることで、入会特典のみでしか獲得できないポイントが付与されます。

定められた期間内にカードを積極的に活用し、獲得した満額の入会特典ポイントを年会費に充てることで、実質負担を年会費無料に近づけられるのは大きな魅力です。

②高級ホテルのエリート会員で朝食を無料に

アメックスプラチナでは、ヒルトンやマリオットといった世界的なホテルチェーンの上級会員資格が無料で付与されます。

通常だと年間数十泊の実績が必要となる資格ですが、カードを保有するだけで取得できるのは大きな魅力です。

具体的には、アメックスプラチナ会員と家族カード会員は以下4つのホテルグループのエリート会員資格が得られます。

たとえばヒルトン・オナーズのゴールド会員の特典のひとつに、2名分の朝食が無料になります。

高級ホテルの朝食は1人あたり6,000円/人かかることも珍しくないため、2人で宿泊すれば1回の滞在で12,000円の節約になります。

ロク京都朝食ハーフビュッフェ12,600円/2名

年に数回利用するだけでも、数万円分の価値を生み出せるでしょう。

さらに部屋のアップグレードやレイトチェックアウトといった特典も含まれており、ホテル滞在の質そのものを向上させることができます。

③FHRで上級会員の恩恵を無料で受ける

ファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)は、アメックスプラチナ会員だけが使える特別なホテル予約プログラムです。

特典内容を一言でいうと、世界中の一流ホテルでVIP待遇を受けられるものです。

具体的には、以下の待遇を受けられます。

  • 2名分の無料朝食
  • 100ドル相当の施設内クレジット
  • 部屋のアップグレード
  • 16時までのレイトチェックアウト

特典を金額に換算すると、1泊あたり数万円分の価値があります。

高級ホテルってベーシックなプランで予約すると朝食が付いていないから、2名で1万円はする朝食も無料になるのは嬉しいですね!

年に数回旅行する方であれば、FHRを利用するだけで年会費の大半を回収することが可能です。予約はアメックスの専用サイトから簡単に行えます。

④フリーステイギフトは最高峰ホテルを無料に

毎年のカード更新時に贈られるフリーステイギフトは、アメックスプラチナの目玉特典の一つで、国内の高級ホテルに2名1室で無料宿泊できる権利が得られます。

対象となるのはヒルトンやハイアット、マリオット、シェラトンなど国内外の名だたるラグジュアリーホテルです。

詳しい対象ホテルは、【継続特典】フリー・ステイ・ギフトで確認できます。

1泊10万円を超えるホテルもあるため、年会費の元を取るには利用は必須。言い換えると、フリーステイギフトを利用することで、年会費の大半がペイできるのです。

さらに2泊目には5,000円分のホテルクレジットも付与されるため、館内でのレストランやスパの利用がよりお得になります。

⑤高級コース料理を1名分無料に

「2 for 1ダイニング by 招待日和」は、提携する高級レストランでコース料理を2名以上で予約すると、1名分が無料になる特典です。

普段高級コース料理なんて滅多にいただかないけど、1名無料なら1回は利用してみたいかも…!

対象レストランは国内外約250店舗あり、和食・フレンチ・イタリアンなど幅広いジャンルから選べます

通常、対象レストランでは1名あたり15,000円から25,000円のコースが提供されているため、仮に20,000円のコースを2名で予約した場合、1名分が無料になるため実質20,000円の節約となります。

海外にも対象レストランがあるため、海外旅行中に土地勘がなくお店探しが不安な場合でも安心して利用できるメリットがあります。

鉄板焼き「いちか」@恵比寿

国内だとなかなか、高級レストランでのコース料理を選択しない方でも、1人分が無料になるため、年会費を元をとるには活用してみることをおすすめします。

⑥プライオリティパス&センチュリオン・ラウンジの活用

プライオリティ・パス

アメックスプラチナには、プライオリティ・パスのプレステージ会員資格が無料で付帯しています。通常なら年会費469ドル(約7万円)が必要となる最上級の会員資格です。

出典|プライオリティパス(年会費)

さらに見落とせないポイントが、世界145ヶ国、1,300ヶ所以上の空港ラウンジを無料で利用できることに加えて、同伴者1名も無料で入室できること。

通常会員は、以下の通りプレステージ会員であっても同伴者が35ドル(≒5,250円)必要です。(※下表参照)

項目スタンダードスタンダード・プラスプレステージ
旅行頻度別おすすめ旅行頻度が少ない定期的に旅行する頻繁に旅行する
年会費(USD)USD99USD329USD469
年会費(円)
1USD=150円換算
約14,850円約49,350円約70,350円
ラウンジ利用制限-10回まで無料無制限
都度利用料金USD35--
同伴者利用料金USD35USD35USD35

ラウンジ内では軽食ビュッフェやアルコールを含むドリンク類が提供され、Wi-Fiやシャワーも完備されているため、フライト前後の時間を快適に過ごせます。

海外旅行や出張が年に数回ある方なら、この特典だけで年会費の半分近くを回収することも可能です。

さらに、アメックスプラチナの家族カード会員も無料でプライオリティを発行できるため、最大4枚の家族カードを発行して全員が利用するだけで、海外旅行を頻繁にする家族なら、年会費の元を取るハードルは一気に下がります

プライオリティパスの通常年会費が約7万円なので、家族カードの実質年会費が約3万円なので4枚発行してプライオリティパスを利用するだけで、年会費の元を取るどころか年会費以上の価値を見出せますね!

⑦トラベルクレジット25,000円分利用で旅行費用を節約

アメックスプラチナカード更新時には、毎年20,000円分のトラベルクレジットが自動的に付与されます。

付与されたトラベルチケットは、アメックス専用のトラベル予約サイト「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」で航空券やホテルの予約に利用できます

2万円も安くなるなんて、クーポンに例えても破格。これは使って年会費の元を取るためにつかいたいですね!

トラベルクレジットの使い道は幅広く、国内旅行から海外旅行まで自由に選択できることに加え、サイトでの予約は100円につき2ポイントが貯まるため、通常の2倍の速度でポイントが蓄積されます。

使い忘れがないよう、有効期限は事前に確認しておくとよいでしょう。

⑧ハイブランドのお買い物が30,000円キャッシュバック【プラチナ限定特典】

アメックスプラチナには、以下の高級ブランドでのショッピングをよりお得にする「ラグジュアリーショッピング」特典が用意されています。

具体的には、1回の決済につき20%にあたる金額がキャッシュバックされ、年間最大合計30,000円までキャッシュバックされます。

利用前に、マイページから1タップで簡単にできるオファーの事前登録が必要です。

30万円のアイテムを買ったら3万円がキャッシュバックされるので、10%割引で購入できると思うと年会費の一部を元が取れますね!

ほかにも、アメックスの期間限定オファーも不定期で開催されており、高級ブランドでのショッピングに対してキャッシュバックが行われるキャンペーンが実施されてます。

アメックスオファー過去例

ディノスの家具レンタルサービスでは驚異の40%キャッシュバックや、アルマーニでは実質20%割引でお買い物できるため、お気に入りのショップがあるか定期的に「オファー」をチェックすることでお得を取りこぼしません。

オファーには、定員が設けられているキャンペーンもあるため、お買い物が活発な時期にはこまめにチェックするのを個人的にはおすすめです。

⑮Netflix・Huluが毎回20%キャッシュバック【プラチナ限定特典】

アメックスプラチナには、NetflixやHuluなどのデジタルエンターテイメントサービスの支払いに対して、年間最大12,000円まで20%のキャッシュバックが受けられる特典があります。

対象のサブスクリプションは以下の通りです。

サブスクリプション名年間金額
Netflixスタンダード: 月額1,590円(年間19,080円)
Hulu月額料金: 1,026円(年間12,312円)
DAZN一括払いが32,000円/月額制だと年間総額38,400円

たとえば、DAZNの年間プランは一括払い32,000円にキャッシュバックを適用した場合、6,400円もキャッシュバックされます。

対象となるサービスは動画配信だけでなく、Huluだと音楽配信やゲーム、電子書籍など幅広いジャンルが含まれており、それらもキャッシュバック適用の対象となります。

普段から対象のサブスクリプションを利用している方であれば、アメックスプラチナの特典にエントリーするだけで手間をかけずに年会費の元を取る方法として非常に有効です。

年会費と比較すると数千円で、わずかに感じられるかもしれませんが、年会費の元を取るには少額でも特典を活用していきたいですね。

⑩手荷物無料宅配で往復8,000円/人の節約に

アメックスプラチナには、国際線を利用する際に自宅と空港間で手荷物を無料で配送してくれるサービスが付帯しています。

対象空港は成田、羽田、中部、関西の4空港で、往復それぞれ2個まで無料です。

さらに、無料で最大4枚まで発行できる家族カード会員もそれぞれ個々で手荷物宅配サービスの特典を受けられるので、家族旅行が一気に身軽になります。

通常、空港への宅配サービスは往復で使えば1人あたり8,000円から12,000円、家族カード会員全て5人が特典を使えば40,000円から48,000円の節約になります。

海外旅行や出張が多い方には特に重宝するサービスで、年に数回利用するだけでも相当額を節約できます。

⑪自動付帯の海外旅行保険を忘れずに

アメックスプラチナには、最高1億円の海外旅行傷害保険が付帯しており、その内5,000万円までは自動付帯のため、カードを持っているだけで保険が適用されます。

補償される内容は以下の通りで、一般的な海外旅行傷害保険の内容はもちろん、フライトの遅延欠航・手荷物の紛失時にも補償が受けられるのがアメックスならではの強みです。

海外では医療費が非常に高額になる場合があり、100万円を超える請求を受けることも珍しくありません。

アメックスプラチナの保険は、利用付帯(カードで旅費を支払うことで保険が受けられる)・自動付帯(カードで旅費を支払わなくても保険が付帯)を合わせると、傷害・疾病治療費用として合計1,000万円の補償があるため、万が一の際にも安心です。

保険種別基本カード会員家族カード会員
傷害死亡/傷害後遺障害保険金5,000万円(1,000万円)
傷害治療費用保険金1,000万円(1,000万円)
疾病治療費用保険金1,000万円(1,000万円)
賠償責任保険金5,000万円(5,000万円)
救援者費用保険金(保険期間最高)1,000万円(1,000万円)
携行品損害保険金100万円(100万円)
乗継遅延/出航遅延/欠航/搭乗不能費用1回につき最高3万円(ー)
受託手荷物遅延費用1回につき最高3万円(ー)
受託手荷物紛失費用1回につき最高6万円(ー)
自動付帯される保険内容 ※()は会員家族に対して
保険種別基本カード会員家族カード会員
傷害死亡/傷害後遺障害保険金1億円(1,000万円)1億円(1,000万円)
傷害治療費用保険金1,000万円(1,000万円)1,000万円(1,000万円)
疾病治療費用保険金1,000万円(1,000万円)1,000万円(1,000万円)
賠償責任保険金5,000万円(5,000万円)5,000万円(5,000万円)
救援者費用保険金(保険期間最高)1,000万円(1,000万円)1,000万円(1,000万円)
携行品損害保険金100万円(100万円)100万円(100万円)
乗継遅延/出航遅延/欠航/搭乗不能費用1回につき最高3万円(ー)1回につき最高3万円(ー)
受託手荷物遅延費用1回につき最高3万円(ー)1回につき最高3万円(ー)
受託手荷物紛失費用1回につき最高6万円(ー)1回につき最高6万円(ー)
利用付帯される保険内容 ※()は会員家族に対して

さらに、家族特約も付帯しているため、配偶者や子供も補償対象になります。

別途旅行保険に加入する必要がなくなるため、年間で数千円から1万円程度の保険料を節約できます

⑫アメックスのプロテクションは知らないと大損

アメックスプラチナには、他社カードにはない独自のプロテクションサービスが充実付帯しています。

ショッピング・プロテクションは、カードで購入した商品が破損や盗難に遭った場合、年間最高500万円まで補償されるため、高額な時計・ジュエリーも安心して購入できます。

また、近年値上がりを続けるスマートフォンへの補償も万全。保険期間中に最大15万円の補償が受けられるので、故障した際の修理代にも備えられます。

アメックスならではの充実補償・プロテクション内容を知っているかどうかで、万が一のトラブル時の負担が大きく変わります。

万が一の支出こそ、テンションが下がる出費はありませんよね。その際アメックスが負担してくれる安心感も含め、年会費の元を取る秘訣に繋がりますね!

アメックスプラチナ年会費の元を取るためのその他特典一覧

年会費の元を取るうえで見落としがちなのが、プラチナカードならではの限定特典です。

金額換算しにくいサービスもありますが、利用頻度が高ければ年会費以上の価値を実感できます。

①プラチナ・カード・アシスト

海外旅行中に困ったことがあれば、24時間365日日本語でサポートしてくれるのがプラチナ・カード・アシストです。

医療機関の紹介や緊急時の手配、パスポート紛失時の対応など、言葉の壁がある海外で心強い味方となります。

特に医療機関の手配は、現地の病院探しに時間を取られることなく適切な施設を紹介してもらえるため、旅行保険と組み合わせれば万全の備えになるでしょう。

普段は使わないかもしれませんが、いざという時にこのサービスがあるだけで安心感が違います。

海外旅行が多い方にとっては、年会費を払う理由の一つになる特典です。

我が家の子どもたちは、旅先ですぐに風邪をひくので、プラチナカードアシストはかなり重宝します。

②プラチナ・コンシェルジェデスク

レストランやホテルの予約、航空券の手配、ギフト選びまで、あらゆるリクエストに応えてくれるのがプラチナ・コンシェルジェデスクです。

プラチナ会員だけが利用せきる専用コンシェルジュのため、旅行の相談をすればオーダーメイドで旅行プランの提供や予約・手配をおこなってくれます。

ほかにも、レストラン予約をコンシェルジュデスクに依頼すると以下のメリットが得られます。

365日24時間対応しているため、相談したいのに相談先がない事態に陥っても安心です。

登山中に体調を崩した会員へ、ドクターヘリの手配をしてくれた実績もあるようです。

レストラン・旅行などの娯楽にも活用できて、万が一の事態ではサポートもしてくれる心強いサポートをしてもらえるのはプラチナ会員ならではの利点ですね。

アメックスプラチナ年会費の元を取るために、金額としては換算できなくとも、自身の時間を捻出せずに代わりに担ってくれるサービスのため、タイムパフォーマンスに優れた特典と言えるでしょう。

③センチュリオン・ラウンジ

アメックスプラチナ会員を含むアメックスの上級会員だけが利用できる特別な空港ラウンジが「センチュリオン・ラウンジ」です。

現在、世界28ヶ所に展開されており、日本国内では2024年に羽田空港第3ターミナルにオープンしました。

ラウンジ内では、地域の食材を使った本格的な食事やプレミアムドリンク、バーカウンターでのカクテルサービスなどが無料で楽しめます。

さらにシャワールームやスパサービスを備えた施設もあり、フライト前の時間を贅沢に過ごせます。

一般的な空港ラウンジが軽食とドリンク程度なのに対し、センチュリオン・ラウンジでは本格的なレストラン並みの食事が提供されるため、1回の利用で数千円分の価値があります。

海外旅行や出張の際に積極的に活用することで、年会費の元を取る大きな助けとなるでしょう。同伴者も2名まで無料で利用できる点も見逃せません。

私がアメックスプラチナに入会したい理由が、センチュリオン・ラウンジが利用できることだったので、この特典は絶対利用すべきと思います!

④ゴルフ保険

ゴルフをプレーする方にとって見逃せないのが、自動付帯のゴルフ保険です。具体的には、以下が補償されます。

  • ゴルファー傷害補償
  • ゴルフ用品補償
  • ホールインワン/アルバトロス費用補償
  • 第三者賠償責任補償

競技プレー・練習・指導中で起こった偶然のケガやゴルフ用品の破損に対する補償はもちろん、ホールインワンやアルバトロスを達成した際の祝賀費用を補償してくれます。

通常、上記内容の保険は別途加入が必要ですが、プラチナカードなら追加費用なしで自動的に付帯されるのが嬉しいポイントです。

ゴルフを趣味とする方はもちろん、仕事の延長でゴルフ接待がある方であれば、この保険だけで年間数千円の価値があると考えられるでしょう。

アメックスプラチナの損益分岐点

アメックスプラチナの年会費165,000円を回収するには、具体的にどの程度の利用や特典活用が必要なのでしょうか。

ここでは実際の数字をもとに、損益分岐点を3つの観点から解説します。

年間でいくら使えば損益分岐点に達する?

年会費165,000円の元を取るには、カード決済によるポイント還元だけでは現実的ではありません。

また、入会初年度の入会特典を除き、決済条件をクリアすることでの特典やボーナスポイントの付与もないため、如何に豪華な特典を日常生活で活用するかがカギとなります。

つまり、アメックスプラチナカードは、カードでいくら使うことで損益分岐点に達するという結論は出せず、特典を現金換算した際に年会費の元が取れるかを考える必要があるのです。

特典を活用した場合の実質年会費

アメックスプラチナの主要特典をフル活用すれば、年会費の元を取るばかりか年会費以上の価値が見いだせます。

具体的に、私が感じるアメックスプラチナの主要特典の価値をピックアップして現金換算してみましょう。

アメックスプラチナの特典価値(現金換算時概算)
フリーステイギフト(継続特典)100,000円
トラベルクレジット(継続特典)25,000円
ラグジュアリー・ショッピング~30,000円
手荷物無料宅配サービス8,000~48,000円
(※家族会員活用時を含む)
プライオリティパス70,000~350,000円
(※家族会員活用時を含む)
対象高級ホテル1泊朝食無料10,000円
2 for 1 ダイニング by 招待日和15,000~30,000円
合計258,000~593,000円

家族カードの活用やどの特典を活用するかにより、金額はもちろん変動しますが、家族会員を含め特典をフル活用すれば、年会費の何倍もの価値を生み出せることがわかります。

さらに海外旅行保険・プロテクションなど、金額換算しにくい特典も含めると、大きく年会費以上の恩恵・補償が受けられるため、コストパフォーマンスは極めて高いといえます。

アメックスプラチナの年会費の元を取るためのNGは3つ

アメックスプラチナの年会費165,000円を回収するには、特典を効果的に活用することが欠かせません。

しかし、使い方を誤ると年会費の元を取ることが難しくなってしまいます。

ここでは、元を取るために避けるべき3つのNG行動を解説します。

①特典を使わずカードを決済だけに使う

アメックスプラチナのフリーステイギフトに魅力が感じるから、使うとしたらそのくらいかな。

アメックスプラチナを単なる決済用カードとして使うだけでは、年会費の元を取ることはほぼ不可能です。

ポイント還元率は通常1.0%なので、年会費165,000円分のポイントを貯めるには1,650万円の決済が必要になります。

また、カードを全く使わなくてもフリーステイギフトは得られるものの、それだけではアメックスプラチナの年会費を回収できるほどの価値を見出すのは難しいでしょう。

年会費が高額な分、特典を積極的に活用してこそ年会費元が取れるカードだと理解しましょう。

カードを手にしたら、まずは使える特典をリストアップして活用計画を立てることをおすすめします。

②年会費の負担を無理して背伸びする

経済的に余裕がない状態で無理をしてアメックスプラチナを保有するのは避けるべきです。

年間を通して結果的に特典を利用できず、年会費だけが重荷になる懸念がある方は注意が必要です。

その背景として、アメックスプラチナは「年会費を難なく支払える方」が対象のカードという点を忘れないようにしましょう。

特典を十分に活用できるライフスタイルと経済力があってこそ、元を取ることができます。

③自分のライフスタイルに合う特典しか使わない

アメックスプラチナの特典は旅行・ダイニング・ホテルに特化しているため、これらの利用頻度が低い方には向いていません。

海外旅行に行かない、高級レストランを利用しない、ホテルに宿泊する機会が少ないという場合、主要な特典を活用できずに終わってしまいます

例えば、プライオリティパスやセンチュリオンラウンジは海外渡航時に価値を発揮する特典ですし、フリーステイギフトやFHRも宿泊を伴う旅行がなければ使えません。

自分の生活スタイルとカードの特典がマッチしているかを見極めることが重要です。

アメックスプラチナが貧乏でも向いている人の特徴4つ

アメックスプラチナは年会費165,000円と高額ですが、生活スタイル次第では収入に関わらず年会費以上の価値を引き出せます。

ここでは、アメックスプラチナが向いている人の特徴を4つのパターンに分けて解説します。

①高級ホテルが好き

高級ホテルでの宿泊が好きな方には、アメックスプラチナは最高のパートナーカードになります。

理由は、アメックスプラチナを持っているだけでマリオットボンヴォイやヒルトン・オナーズ、プリンスホテルズなど世界的なホテルグループのゴールド会員資格が無条件で付与され、通常なら年間数十泊の実績が必要な上級会員特典を即座に手に入れられるからです。

さらに、カード継続特典として毎年国内の一流ホテルに無料で1泊できる「フリー・ステイ・ギフト」があり、1泊6万円以上のホテルも選択可能です。

年に数回でも高級ホテルに宿泊する機会があれば、これだけで年会費の大部分を回収できる計算になります。

②お得な海外旅が好き・よく行く

私は独身時代、貧乏でしたが頑張って旅費を捻出するほど旅行が好きでした。そういう女性は、わりといますよね?

年に数回海外旅行に行く方にとって、アメックスプラチナは旅の質を大きく向上させながらコストも削減できる理想的なカードです。

世界1,400ヶ所以上の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスが無料付帯するほか、海外旅行時の手荷物を往復無料で宅配してくれるサービス付帯により、1度の旅行でも受けられる恩恵は1万円は下りません。

さらに、海外旅行保険も自動付帯のため、頻繁に旅行する人であれば旅行の度に海外傷害保険に加入する手間やコストを削減できます。

加えて、24時間365日対応の「プラチナ・カード・アシスト」があり、海外でのレストラン予約や緊急時の医療機関の案内など、言葉の壁を気にせず旅行を楽しめます。

海外旅行が好きで年に2〜3回以上行く方なら、これらの特典を活用することで年会費の元を十分に取ることができます。

③ブランド品・高額アイテムが好き

近年、ブランドバッグやジュエリー購入者の若年化が進んでおり、貧乏だけどブランドアイテムが欲しい人が増えているそうです。

ハイブランドのアイテムやジュエリー・高級腕時計が好きで購入する機会が多い方にも、アメックスプラチナは大きなメリットがあります。

具体的には、以下2つの特典が活用できます。

  • ラグジュアリー・ショッピング・キャッシュバック
  • ショッピング・プロテクション

2023年から導入された「ラグジュアリー・ショッピング・キャッシュバック」では、対象のハイブランド店舗での購入時に1回の決済につき20%がキャッシュバックされ、年間最大30,000円まで還元を受けられます。

加えて、購入した商品には最高500万円までのショッピング・プロテクションが自動付帯し、購入後90日間は破損や盗難による損害が補償されます。

年間で数十万円のハイブランド品を購入する方であれば、キャッシュバックとポイント還元だけでも大きな価値を実感できるはずです。

④買ったものに補償が付くことに魅力を感じる

購入した商品にしっかりとした補償が欲しいと考える方には、アメックスプラチナの各種プロテクションが大きな安心材料になります。

最も特徴的なのが「ホームウェア・プロテクション」で、カードで購入していない家電製品やカメラ、時計なども、火災や盗難、破損などの偶発的な事故による損害をメーカー保証終了後2年間補償してくれます。

さらに「ワランティ・プラス」ではカード購入商品のメーカー保証期間終了後2年間の故障を補償し、「リターン・プロテクション」では購入店が返品を受け付けない商品でも購入後90日以内なら返品できるなど、他社カードにはない手厚い補償が揃っています。

高額な家電製品やスマートフォンを所有している方、または購入後のトラブルに不安を感じる方にとって、これらのプロテクションは金額に換算できない大きな価値があると言えるでしょう。

アメックスプラチナカードで年会費の元を取るに関するよくある質問

カード年会費は分割払いできる?

アメックスプラチナの年会費165,000円は、一括払いのみとなっており、分割払いには対応していません

カード発行時に登録した引き落とし口座から、年会費の請求月に全額が一度に引き落とされる仕組みです。

ただし、一般的な利用明細は支払った後にリボ払いや分割払いへ変更できるため、年会費引き落とし月の明細の調整が可能です。

年会費の引き落としはいつ?

アメックスプラチナの年会費引き落としは、初年度はカード入会月の翌々月、2年目以降は入会月の翌々月に行われます。

アメックスゴールドカードと年会費支払いのしくみは同じです。

具体的な引き落とし日は、登録している金融機関によって異なります。詳しくは以下の記事で解説しています。

年会費無料キャンペーンはある?

アメックスプラチナでは、年会費が完全に無料になるキャンペーンは過去にも実施されたことはありません。

ただし、新規入会キャンペーンとして、カード利用条件を満たすことでボーナスポイントがもらえるため、獲得したポイントを年会費に充当することで年会費無料にすることはできます。

貯まったアメックスポイントを各種アメックスカードの年会費充当にするやり方は、以下の記事で解説しています。

まとめ

アメックスプラチナの年会費165,000円は、特典を正しく活用すれば十分に元を取ることが可能です。

特に入会特典や高級ホテルの上級会員資格、フリーステイギフト、手荷物無料宅配サービスなどを組み合わせることで、年会費を大きく上回る価値を享受できます。

ただし、旅行やダイニングをあまり利用しない方にとっては恩恵が少ないため、自分のライフスタイルとの相性をしっかり見極めることが重要です。

高級ホテルでの滞在や海外旅行を年に数回楽しむ方なら、プラチナカードは強力な味方となるでしょう。

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