本記事はプロモーションを含みます。
アメックスプラチナのプライオリティパスでどういう恩恵が受けられるの?
アメックスプラチナのプライオリティパスは家族カードでも使える?
アメックスプラチナにはプライオリティパス特典が付帯され、最大4枚まで無料発行できる家族カード会員もプライオリティパスの登録・利用ができます。
この記事では、アメックスプラチナのプライオリティパスでどのようなサービスが受けられるのか、使い方や注意点などをわかりやすく解説しています。
アメックスプラチナのプライオリティパス基本情報
アメックスプラチナのプライオリティパスの特典内容
アメックスプラチナのプライオリティパスと一般的なプライオリティパスの違い
アメックスプラチナのプライオリティパスで利用できない特典5つ
アメックスプラチナのプライオリティパスが優秀なポイント4つ
アメックスプラチナのプライオリティパスが利用できる空港(国内外)
アメックスプラチナのプライオリティパスの使い方
アメックスプラチナのプライオリティパスの注意点3つ
アメックスプラチナはセンチュリオンラウンジも使える!
アメックスプラチナのプライオリティパス基本情報
アメックスプラチナに付帯するプライオリティパスは、世界中の空港ラウンジを利用できる特典です。
年間ラウンジ利用は無制限
アメックスプラチナのプライオリティパスは、年間の利用回数に制限がありません。
プライオリティパスには複数のグレードが存在しますが、アメックスプラチナに付帯するのは最上位の「プレステージ会員」資格です。

通常であれば年会費469米ドル(約7万円相当)が必要なランクですが、カード保有者は無料で登録できます。
回数を気にせず何度でもラウンジを利用できるため、出張や旅行の頻度が多い方にとって大きな価値があるサービスといえます。
他社のゴールドカードでは年2回までといった制限が設けられている場合が多いなか、無制限で使えるのはアメックスプラチナならではの魅力です。
レストラン・スパ施設は利用不可
アメックスプラチナで発行されるプライオリティパスは、空港ラウンジのみが利用対象となります。
本来、プライオリティパスの主力特典として、以下の内容が提供されますが、アメックスプラチナに付帯のプライオリティパス特典は空港でのプライオリティパスラウンジの利用に限られます。
| 特典内容 | アメックスプラチナでの利用可否 |
|---|---|
| 空港ラウンジ | ◯ |
| 空港内のレストラン・スパ | × |
| アプリを使った免税品のショッピング | × |
| 空港送迎サービス | × |
| レンタカー | × |
過去には国内の一部空港で飲食店が利用できた時期もありましたが、現在は空港ラウンジに限定されています。
とはいえ、対象ラウンジ内では軽食やアルコールを含むドリンク、Wi-Fi環境、シャワー設備などが無料で提供されるため、十分に快適な時間を過ごせるでしょう。
デジタル会員証で登録後すぐに使える
プライオリティパスに申し込むと、プラスチック製のカードタイプの会員証の他に即日でデジタル会員証が発行されます。

デジタル会員証は、プライオリティパスのアカウントにログインすれば、スマートフォンでいつでも会員証を表示できるため、カードを持ち歩く必要がありません。

ラウンジ入室時にはデジタル会員証と搭乗券を提示するだけで利用可能です。
プラスチック製の会員証は申し込みから10営業日程度で郵送されますが、到着を待たずにデジタル会員証ですぐにラウンジを利用できるのが便利です。
デジタル会員証の画面をプリントアウトしたものでも受け付けてもらえるため、利用方法の選択肢が広がっています。
アメックスプラチナのプライオリティパスの特典内容
アメックスプラチナのプライオリティパスでは、世界中の空港ラウンジで様々なサービスが提供されています。
ラウンジの設備やサービス内容は各ラウンジによって異なりますが、搭乗前の待ち時間を快適に過ごせる環境が整っています。
①軽食とドリンク
プライオリティパスラウンジでは、無料で軽食とドリンクを楽しめます。
多くのラウンジでビュッフェ形式の軽食が用意されており、サンドイッチやパスタ、サラダなど種類も豊富に揃っています。
ドリンクについてもソフトドリンクからアルコール類まで飲み放題となっており、ビールやワインなどを無料で堪能できます。
特に海外旅行では外食費が高額になりがちですが、ラウンジを活用することで食費の節約にもつながります。
空港での食事代を気にせず、出発前にゆっくりと食事を楽しめる環境が整えられています。
②Wi-Fi
すべてのプライオリティパスラウンジには、無料Wi-Fiが完備されています。
高速インターネット環境が整っているため、出発前のメールチェックや資料の確認、ビデオ会議なども快適に行えます。
また各座席には電源コンセントやUSBポートが設置されているラウンジも多く、スマートフォンやパソコンの充電も可能です。
ビジネス利用の場合は作業用デスクやミーティングスペースが用意されたラウンジもあり、待ち時間を有効活用できます。
旅行でも観光情報の検索やSNSへの投稿など、インターネット環境を気にせず自由に使えるのは大きなメリットです。
③リラクゼーションスペース
プライオリティパスラウンジには、フライト前にゆっくりと過ごせるリラクゼーションスペースが用意されています。
広々とした空間にゆったりとしたソファやリクライニングチェアが配置され、静かで落ち着いた環境の中で搭乗時刻まで快適に過ごすことができます。
ラウンジによってはパーティションで区切られた個別スペースや、半個室タイプの座席も用意されており、プライバシーを確保しながらリラックスできます。
また一部のラウンジには仮眠室も完備されているため、長時間の乗り継ぎや早朝・深夜のフライトの際にも体を休めることが可能です。
混雑した空港ターミナルから離れた静かな空間で、出発前の貴重な時間を有意義に使えるのがプライオリティパスラウンジの大きな魅力となっています。
アメックスプラチナと一般的なプライオリティパスとの違い
アメックスプラチナに付帯するプライオリティパスは、通常のプライオリティパスと同等の価値がありながら、利用できるサービスに一部制限があります。ここでは、一般的なプライオリティパスとの違いを詳しく解説します。
①利用範囲
アメックスプラチナのプライオリティパスは、最高ランクのプレステージ会員資格が付帯するものの、一般的なプライオリティパスと比較すると利用範囲に違いがあります。
通常のプライオリティパスでは空港内のレストランやスパなどの施設も利用できますが、アメックス発行のプライオリティパスは空港ラウンジのみが対象となっています。
| 特典内容 | アメックスプラチナでの利用可否 |
|---|---|
| 空港ラウンジ | ◯ |
| 空港内のレストラン・スパ | × |
| アプリを使った免税品のショッピング | × |
| 空港送迎サービス | × |
| レンタカー | × |
②同伴者の利用料金
アメックスプラチナのラウンジ利用に関しては回数無制限で同伴者1名まで無料という点が大きなメリットです。
プレステージ会員資格は通常年会費469米ドル相当の価値があり、世界1,300カ所以上のラウンジで軽食やドリンク、Wi-Fiなどを自由に利用できます。
| 項目 | スタンダード | スタンダード・プラス | プレステージ |
|---|---|---|---|
| 旅行頻度別おすすめ | 旅行頻度が少ない | 定期的に旅行する | 頻繁に旅行する |
| 年会費(USD) | USD99 | USD329 | USD469 |
| 年会費(円) 1USD=150円換算 | 約14,850円 | 約49,350円 | 約70,350円 |
| ラウンジ利用制限 | - | 10回まで無料 | 無制限 |
| 都度利用料金 | USD35 | - | - |
| 同伴者利用料金 | USD35 | USD35 | USD35 |
通常、プライオリティパスの最上位ランクのプレステージ会員ですら同伴者の利用料金として35USD(≒5,400円)必要です。
しかし、アメックスプラチナのプライオリティパスの場合は1名無料で利用できるのは大きなメリットと言えるでしょう。
アメックスゴールドプリファードプライオリティパスで利用できない特典5つ
アメックスプラチナのプライオリティパスは、通常のプライオリティパスの特典とは一部異なります。
アメックスプラチナのプライオリティパスが利用できない特典は以下の内容です。
| 特典内容 | アメックスプラチナでの利用可否 |
|---|---|
| 空港ラウンジ | ◯ |
| 空港内のレストラン・スパ | × |
| アプリを使った免税品のショッピング | × |
| 空港送迎サービス | × |
| レンタカー | × |
②レストラン特典
アメックスプラチナで利用できるプライオリティパスには、レストラン特典が付帯していません。
通常プライオリティパス付帯の「レストラン特典」は、提携している対象レストランにおいて、一定金額相当の食事・ドリンク代が優待される内容です。
具体的には、以下のレストランが対象です。
| 空港 | ターミナル | レストラン名 | 優待内容 |
|---|---|---|---|
| 成田空港 | 1 | 肉料理 やきすき やんま | 3,400円相当無料 |
| 1 | Japanese Grill & Craft Beer TATSU | 3,400円相当無料 | |
| 2 | 鉄板焼 道頓堀 くり田 | 3,400円相当無料 | |
| 3 | ぼてぢゅう屋台 | 3,400円相当無料 | |
| 羽田空港 | 3 | All Day Dining Grande Aile | 3,850円相当無料 |
| 伊丹空港 | 中央 | 大阪エアポートワイナリー | 食事+ワイン無料 |
| 関西空港 | 1 | ぼてぢゅう | 3,400円相当無料 |
| 1 | Japan Traveling Restaurant® by BOTEJYU | 3,400円相当無料 | |
| 中部空港 | 1 | くつろぎ処(風の湯) | 温泉無料+食事無料 |
| 1 | ぼてぢゅう | 3,400円相当無料 | |
| 2隣接 | ザ・パイクブリューイング | 3,400円相当無料 |
②スパ優待
アメックスプラチナで利用できるプライオリティパスでは、スパ特典が利用できません。
通常プライオリティパスに付帯されている「スパ特典」は、対象スパ・リラクゼーションにおいて、施術代から3,400円割引になる内容です。
具体的には、以下のリラクゼーション施設が対象です。
| 空港 | ターミナル | レストラン名 | 優待内容 |
|---|---|---|---|
| 羽田空港 | 1 | Foot Bath Cafe & Body Care LUCK | 3,400円割引 |
| エアポートガーデン | Body Care LUCK | 3,400円割引 | |
| 鹿児島空港 | - | Foot Bath Cafe & Body Care LUCK | 3,400円割引 |
③空港送迎サービス
世界各地1,100か所以上の空港で、プライベート送迎サービスを割引料金で利用できる特典です。
プライオリティパスのアプリで事前予約をすることで、目的地に着いてからスムーズに移動できて便利な特典ですが、アメックスプラチナのプライオリティパスには付帯していません。
④レンタカーサービス
プライオリティパスのアプリから、世界50,000カ所以上のレンタカー営業所において、レンタカーを優遇価格で予約&利用できるサービスです。
こちらも、アメックスプラチナのプライオリティパスには付帯していません。
アメックストラベルオンラインでは、レンタカーの空港貸し出し・空港返却が可能なので代用できますね!
アメックスプラチナ会員なら、プラチナ・コンシェルジュ・デスクを活用してレンタカーを予約する手段もあるため、特段プライオリティパスのレンタカー特典はなくても不便はありません。
⑤アプリを使った免税品のショッピング
プライオリティパスは、会員向けに免税品の事前オンラインショッピングサービスを提供しています。
具体的には、出発の数か月前から1時間前まで、プライオリティパスアプリで免税品をショッピングできるサービス内容です。
この特典も、アメックスプラチナのプライオリティパスには付帯していません。
アメックスプラチナのプライオリティパスが優秀なポイント4つ
アメックスプラチナのプライオリティパスは、他のクレジットカード付帯のものと比べて非常に優れています。
ここでは、特に注目すべき4つの優秀なポイントを詳しく解説します。
①回数無制限で世界中の空港ラウンジが無料で利用できる
アメックスプラチナに付帯するプライオリティパスは、年間の利用回数に制限がなく、何度でも無料でラウンジを利用できます。
通常のクレジットカード付帯のプライオリティパスでは年間2回までの制限があったり、1回ごとに利用料金が発生したりするケースが多い中、アメックスプラチナなら回数を気にせず利用可能です。
国内外1,300カ所以上の空港ラウンジで、軽食やドリンク、Wi-Fi環境、シャワー設備などのサービスを受けられ、年に10回利用すれば、それだけで年間約3万5,000円相当の価値があるため、カード年会費の大半をカバーできるのです。
下位カードであるアメックスゴールドプリファードですら年間2回までしか利用料が無料になりません。
②同伴者1名まで無料で利用できる家族に優しいサービス
アメックスプラチナのプライオリティパスは、本会員だけでなく同伴者1名まで無料でラウンジを利用できる点が大きな魅力です。
通常ルートでプライオリティパスを発行すると、同伴者料金は35USD(≒5,400円/人)の利用料が必要になります。
| 項目 | スタンダード | スタンダード・プラス | プレステージ |
|---|---|---|---|
| 旅行頻度別おすすめ | 旅行頻度が少ない | 定期的に旅行する | 頻繁に旅行する |
| 年会費(USD) | USD99 | USD329 | USD469 |
| 年会費(円) 1USD=150円換算 | 約14,850円 | 約49,350円 | 約70,350円 |
| ラウンジ利用制限 | - | 10回まで無料 | 無制限 |
| 都度利用料金 | USD35 | - | - |
| 同伴者利用料金 | USD35 | USD35 | USD35 |
一方、アメックスプラチナなら家族カードにもプライオリティパスが付帯するため、夫婦でそれぞれカードを持てば、子供2名を同伴者として家族4人全員で無料利用することも可能です。
家族旅行の際に全員でラウンジを利用できるのは、待ち時間を快適に過ごせるだけでなく、空港での食事代節約にもつながります。
③最上位のプレステージ会員資格が自動付帯する
アメックスプラチナに付帯するプライオリティパスは、最上位ランクの「プレステージ会員」の資格が無料で提供されます。
通常、プレステージ会員になるには年会費として469米ドル(約7万円)が必要ですが、アメックスプラチナの会員なら追加料金なしでこの資格を取得できます。

さらに家族カードを4枚まで無料で発行でき、それぞれにプレステージ会員資格が付帯するため、5名分で計算すると約35万円相当のサービスを無料で受けられることになります。
つまり、最上位資格により、世界中の対象ラウンジで最高レベルのサービスと設備を利用でき、ビジネスクラス専用ラウンジに匹敵する快適な環境で搭乗前の時間を過ごせます。
④アメックスプラチナのプライオリティパスは家族カードも利用可
アメックスプラチナ本会員だけでなく、家族カード会員もプライオリティパス特典を受けられます。
具体的には、アメックスプラチナの家族カードは4枚まで年会費無料で発行可能で、それぞれにプライオリティパスを申し込めます。
つまり、本会員と合わせて最大5枚のプライオリティパスを保有できるのです。

プライオリティパスの最上位資格であるプレステージ会員の年会費は通常469米ドル(約7万円)かかりますが、アメックスプラチナならこれが全て無料になります。
単純計算で2,345米ドル(約35万円)相当のサービスとなり、アメックスプラチナの年会費165,000円を上回る価値があることがわかります。
家族全員で旅行を楽しむ方にとって、この特典は非常に大きなメリットといえるでしょう。
アメックスプラチナの家族カードの1枚あたりの年会費は33,000円になることを考えると、かなりお得!
プライオリティパスが利用できる空港
国内空港
| 空港名 | ターミナル | ラウンジ | 国際線 | 国内線 |
|---|---|---|---|---|
| 成田国際空港 | 第1ターミナル | I.A.S.S Superior Lounge -NOA- | ○ | - |
| KAL Business Lounge | ○ | - | ||
| I.A.S.S Executive Lounge 1 | ○ | ○ | ||
| 第2ターミナル | I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo- | ○ | - | |
| I.A.S.S Executive Lounge 2 | ○ | ○ | ||
| 第3ターミナル | – | |||
| 羽田国際空港 | 第1ターミナル | Power Lounge Central | ○ | ○ |
| Power Lounge South | - | ○ | ||
| Power Lounge North | - | ○ | ||
| 第2ターミナル | Power Lounge Central | ○ | ○ | |
| Airport Lounge South | - | ○ | ||
| Power Lounge North | - | ○ | ||
| 第3ターミナル | ・TIAT Lounge ・Sky Lounge South |
○ | - | |
| 羽田エアポートガーデン | – | |||
| 伊丹国際空港 | 中央ブロック | – | ||
| 関西国際空港 | エアロプラザ | ・KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA | ○ | ○ |
| 第1ターミナル | Card Members Lounge Annex Rokko | ○ | - | |
| Card Members Lounge Rokko | ○ | - | ||
| Card Members Lounge Kongo | ○ | - | ||
| 中部国際空港 | Flight of Dreams Building | – | ||
| 第1ターミナル | Centraiar Global Lounge | ○ | - | |
| KAL Lounge | ○ | - | ||
| Plaza Premium Lounge | ○ | - | ||
| 福岡国際空港 | 国際線ターミナル | KAL Lounge | ○ | - |
| Lounge Fukuoka | ○ | - | ||
海外空港
プライオリティパスでは、国内外1,800ヶ所以上のラウンジが利用できます。

詳しい対象ラウンジに関しては、プライオリティ・パス「空港ラウンジ」から検索することが可能です。

アメックスプラチナのプライオリティパスの使い方
アメックスプラチナのプライオリティパスの利点は、手元にプラスチック製の会員証がなくても、プライオリティパスアプリのデジタル会員証さえ発行すれば、すぐに利用できる点です。
通常、プライオリティパスのプラスチック製会員証だと申し込み後10営業日程度で自宅に届きます。
プライオリティ・パスの利用は、はじめに申し込みとアカウント作成が必要です。
申込みとアカウント作成
はじめに、アメックス公式サイトマイページにログインします。
プライオリティ・パスのホームページより直接申し込みをしてしまうと、アメックスプラチナのプライオリティパス特典の対象外になるため注意しましょう
「登録する」をタップし、申し込みフォームに氏名、Eメールアドレス、住所などを入力し登録完了します。

下記画面が表示されたらアメックスプラチナ側の特典申し込みが完了です。

次にプライオリティ・パスのアカウント作成に進みます。
プライオリティ・パスの申し込みと同時に届く下図Eメール記載の「会員番号・ウェブ認証コード」を控えておきましょう。

本文中にあるリンク「prioritypass.com」から、プライオリティ・パスのアカウント登録フォームに進み、登録フォームを全て入力し「アカウント作成」ボタンをタップすると登録完了です。

プラスチック製の会員証は、申し込み後10営業日程度で届きますが、到着前でもデジタル会員証が利用可能です。
デジタル会員証は、プライオリティ・パスのアカウントを作成すると利用できるため、その日から空港ラウンジを利用できます。
各カードごとに申し込みが必要になるので、家族カードを発行している場合はそれぞれ登録してください。
ラウンジでの使い方
空港ラウンジを利用する際は、受付カウンターでプライオリティパスの会員証と当日の搭乗券を提示します。

デジタル会員証でもプラスチック製の会員証でも、どちらでも問題なく利用できます。
本人確認が完了すると利用伝票が発行されるので、利用人数を確認したうえでサインをしましょう。同伴者がいる場合の料金はこのサイン時に確定します。
会員番号を口頭で伝えるだけではラウンジには入れないため、必ず会員証を用意しておく必要があります。
また、事前にプライオリティパスのアカウントにログインして利用予定の空港にあるラウンジを確認しておくとスムーズです。
混雑状況によっては入場制限がかかる場合もあるため、時間に余裕を持って訪れるとよいでしょう。
アメックスプラチナのプライオリティパスの注意点3つ
アメックスプラチナのプライオリティパスは優秀な特典ですが、利用前に把握しておくべき注意点が3つあります。
①空港ラウンジ以外の施設は利用できない
アメックスプラチナに付帯するプライオリティパスで利用可能なのは、空港ラウンジのみです。
通常のプライオリティパスでは空港内のレストランやスパなどでも優待を受けられますが、アメックス発行のプライオリティパスではこれらの施設は対象外です。
以前は一部のレストラン優待も利用できましたが、現在は利用不可となっており、改悪と感じる声も聞かれます。
プライオリティパス公式サイトのラウンジ検索で「ラウンジ」と表示されている施設のみが無料利用の対象となりますので、事前に確認しておきましょう。
なお、空港ラウンジでは軽食やドリンク、Wi-Fiなどのサービスは引き続き利用できますので、フライト前の時間を快適に過ごすには十分な内容といえます。
②混雑時は入室を制限される場合がある
プライオリティパスで利用できる空港ラウンジは、混雑状況によって入室を制限される可能性があります。
特に大型連休や年末年始などの繁忙期には、ラウンジの収容人数を超える利用者が訪れることがあり、プライオリティパス会員であっても入室できないケースがあるのです。
一部のラウンジでは最長滞在時間が2〜3時間と設定されている場合もありますので、長時間の利用を考えている方は事前に確認が必要です。
なお、入室制限は各ラウンジの運営判断によるものですので、繁忙期は時間に余裕を持って空港に到着するよう心がけましょう。
③数年間利用しないと会員資格が停止される
アメックスプラチナのプライオリティパスは、長期間利用がない場合、会員資格が一時的に停止されることがあります。
具体的には2〜3年間一度も利用していないと、システム上で自動的に解約扱いとなり、デジタル会員証へのログインができなくなるケースが報告されています。
とはいえ、アメックスのプラチナ・コンシェルジェ・デスクに連絡すれば再発行の手続きが可能です。
ただし、再発行には数日かかる場合もあるため、久しぶりに旅行に行く予定がある方は、出発前に一度デジタル会員証にログインできるか確認しておくことをおすすめします。
アメックスプラチナはセンチュリオン・ラウンジも使える
アメックスプラチナの保有者は、プライオリティパスで利用できるラウンジに加えて、アメリカン・エキスプレスが直接運営する「センチュリオン・ラウンジ」も利用可能です。
センチュリオン・ラウンジとは
センチュリオン・ラウンジは、アメリカン・エキスプレスが独自に運営する空港VIPラウンジです。
以下の対象カード所有者のみしか利用することができません。

プライオリティパスとは異なり、アメックスプラチナ以上の会員専用となっており、限られた利用者だけがアクセスできる特別な空間となっています。
世界9カ国25の空港に設置されており、主要なハブ空港を中心に展開されています。日本では2025年に羽田空港第3ターミナルに初のセンチュリオン・ラウンジが開設され、出国手続き後のエリアで利用できるようになりました。
各ラウンジは、その地域の文化や伝統を取り入れた内装が特徴で、旅行の気分を一層盛り上げてくれます。プライオリティパスラウンジよりもワンランク上の体験を求める方にとって、センチュリオン・ラウンジは魅力的な選択肢です。
センチュリオン・ラウンジの特典内容
センチュリオン・ラウンジでは、その土地ならではの食材を使用した料理や郷土料理など、ビュッフェ形式で本格的な食事を楽しめます。
アルコール類も充実しており、バーカウンターで提供される各地域ならではのドリンクメニューも人気です。
さらに、高速Wi-Fi環境やシャワールーム、マッサージチェアなども完備されており、長時間のフライト前後にリフレッシュするのに最適な環境が整っています。
ワークスペースやファミリールームを設置しているラウンジもあるため、ビジネスや家族旅行など、それぞれの用途に合わせて快適に過ごせるのが大きな魅力です。プライオリティパスラウンジと比べても、食事の質や空間の快適さは明らかに一段上のクオリティとなっています。
利用条件と同伴者について
センチュリオン・ラウンジを利用するには、アメックスプラチナまたはアメックス・センチュリオンの会員であることが必要です。
利用時には当日の搭乗券とカードを提示することで入室でき、同伴者は2名まで無料で利用できます。
家族カード会員も本会員同様の条件で利用可能なため、家族での旅行時にも全員で快適な時間を過ごせるのが嬉しいポイントです。
利用できるのは出発便や乗り継ぎ便の搭乗時に限られ、利用時間は出発時刻の3時間前からとなっています。
プライオリティパスの同伴者1名無料に対して、センチュリオン・ラウンジは2名まで無料という点で、より家族や友人との旅行に適しています。
アメックスプラチナのプライオリティパスに関するよくある質問
プライオリティパスの有効期限は?
アメックスプラチナのプライオリティパスは、有効期限が3年間に設定されており、期限が近づくと自動的に更新されます。
有効期限が切れる前の中旬から下旬頃に、新しいプラスチック製会員証が自宅に郵送で届く仕組みです。
また、更新時に特別な手続きは必要ありません。
デジタル会員証の場合の有効期限の確認は、プライオリティパスのアカウントにログインすることでいつでも可能です。
アメックスプラチナを解約した場合、自動更新は行われません。
プライオリティパスはどのくらいお得?
アメックスプラチナのプライオリティパスは、通常469米ドル(約7万円)かかる最上位のプレステージ会員資格を年会費無料で取得できるため、非常にお得です。

アメックスプラチナの場合、プライオリティパスの年会費無料だけではなく回数無制限で都度料金も無料となります。
さらに、通常だと35米ドル(≒5250円)の同伴者都度料金も、1枚のカードにつき1人が無料になるのは、本家のプライオリティパスの恩恵を超越しています。
| 項目 | スタンダード | スタンダード・プラス | プレステージ |
|---|---|---|---|
| 旅行頻度別おすすめ | 旅行頻度が少ない | 定期的に旅行する | 頻繁に旅行する |
| 年会費(USD) | USD99 | USD329 | USD469 |
| 年会費(円) 1USD=150円換算 | 約14,850円 | 約49,350円 | 約70,350円 |
| ラウンジ利用制限 | - | 10回まで無料 | 無制限 |
| 都度利用料金 | USD35 | - | - |
| 同伴者利用料金 | USD35 | USD35 | USD35 |
加えて、家族カードを4枚発行すれば、プライオリティパス5枚分で35万円相当(年会費約7万円x5)を無料で持てることになり、カード年会費以上の金銭的メリットを得られるケースも珍しくありません。

家族で海外旅行に年に複数回行く場合、家族カードを発行してプライオリティパス特典を駆使すると年会費はすぐにペイできる計算ですね!
世界中の空港で快適な待ち時間を過ごせることを考えると、旅行や出張が多い方にとって計り知れない価値があるといえるでしょう。
アメックスプラチナのプライオリティパスは改悪したの?
アメックス付帯のプライオリティパスって改悪したの?
アメックスプラチナのプライオリティパスについて、2024年以降に一部変更があり「改悪」という声も聞かれます。
確かに、従来は利用できた空港内のレストランやスパなどのダイニング特典が、アメックス付帯のプライオリティパスでは利用対象外となりました。
それにより、食事や施設利用の選択肢が減ったことは事実ですが、空港ラウンジの利用については依然として回数無制限で無料という点に変わりはなく、世界1,300カ所以上のラウンジネットワークも維持されています。
同伴者1名無料、家族カードでの発行可能といった他社プラチナカードにはない優位性も健在です。レストラン特典が使えなくなった点は残念ですが、ラウンジ本来の価値である快適な待合空間、無料のドリンクや軽食、Wi-Fi環境などは従来通り享受できます。
総合的に見れば、プライオリティパスとしての中核機能は充実しており、旅行や出張が多い方にとって引き続き魅力的なサービスといえるでしょう。
プライオリティパスの更新は必要?
アメックスプラチナのプライオリティパスは、有効期限が到来すると自動的に更新されるため、会員側で特別な更新手続きを行う必要はありません。
カード型の会員証を保有している方へは、有効期限の中旬から下旬にかけて、新しいプラスチック製の会員証が自動的に郵送されてきます。

カードが届いたら裏面に署名をして、古いカードと差し替えるだけで引き続き利用できます。
デジタル会員証を使っている場合は、アプリやウェブサイト上で自動的に情報が更新されるため、さらに手間がかかりません。
アメックスプラチナを継続保有している限り、プライオリティパスの特典も自動的に継続されるので安心して利用できます。
まとめ
アメックスプラチナのプライオリティパスは、世界中の空港ラウンジを無制限で利用できる魅力的な特典です。同伴者1名まで無料という充実したサービスに加え、家族カードにも同様の特典が付帯するため、家族旅行でも活躍します。
一部の飲食店やスパ施設は利用対象外になりましたが、ラウンジ内で提供される軽食やドリンク、Wi-Fiなどの基本サービスは引き続き充実しています。登録手続きもマイアカウントから簡単に行え、デジタル会員証を即日発行できるのも便利なポイントです。
旅行や出張の機会が多い方にとって、待ち時間を快適に過ごせるプライオリティパスは大きな価値があります。アメックスプラチナなら、世界中どこへ行っても上質な空港体験を楽しめるでしょう。
