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ヒルトンアメックスを4年使ってみて、「こんなコスパの良いカードをもっと早く知りたかった」と思う反面、どうしても物足りない部分を補填したい…という気持ちも本音でした。
正直に言うと、「たまにはヒルトンブランド以外のホテルにも泊まりたい」という気持ちが出てきたのです。
ヒルトンアメックスは一生持ちたいカードと言えますが、ヒルトンに特化しすぎていて「ヒルトン以外の選択肢」がほとんどありません。
さらに、ヒルトンアメックスにはプライオリティパスも付帯しないため、「よほどのヒルトン好き以外は違うカードももちたいな」という気持ちが芽生えるのも実際に使ってみた感想であり、ヒルトンに偏り過ぎているデメリットがあるのも実感しています。
そこで2枚目に選んだのがアメックスゴールドプリファード。結果、ヒルトンアメックスに「足りない特典」を全部補ってくれる最高の相棒になりました。さらに、2枚の年会費合計56,100円に対して、得られた価値は年間約374,000円以上。元銀行員の私が、この組み合わせの威力を数字で証明します。

ヒルトンアメックスだけでは物足りなくなった正直な理由
ヒルトンが好きだし、毎年数泊したいのは事実。でも本音は、「ヒルトンに泊まりすぎるほどヒルトン以外にも泊まりたくなる。」といういわばTo Muchだからこその当たり前の感情が生まれてきました。

ヒルトンブランドへのマンネリ感
ヒルトンアメックスを持ってから4年間で、コンラッド東京・コンラッド大阪・ウォルドーフアストリア大阪・Roku kyotoとラグジュアリーホテルステイを楽しんできました。
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どのホテルも素晴らしかったし宿泊実績が貯まってきたからこそ、ふと「次はどのヒルトンに泊まろう?」ではなく「ヒルトン以外のラグジュアリーホテルもお得にしてみたいな。新たな景色をみてみたいな」と好奇心が生まれてきました。
というのも、ヒルトンブランドと比較されるマリオットグループやハイアットなど。上級会員を目指さなくともたまには泊まりたくなってしまうのは自然な成り行きと言えます。
とはいえ、ヒルトンだとヒルトンアメックスを持つだけで上級会員になれるファストトラックでの恩恵を受け過ぎていた私は、「ラグジュアリーホテルにはとまりたいけど、正規料金では泊まりたくない」という逆説的なジレンマで渦巻いていました。

ヒルトンアメックスの「足りない部分」を整理する
ヒルトンアメックスは「ヒルトンに泊まること」に全振りしたカード。それが最大の強みであり、唯一の弱みです。
| ヒルトンアメックスにないもの | あったら嬉しい場面 |
|---|---|
| プライオリティパス | 海外旅行の空港ラウンジ |
| ヒルトン以外のホテル無料宿泊 | たまには他ブランドのラグジュアリーホテルの宿泊特典 |
| 他ホテルグループの上級会員ステータス | 他ホテルブランド利用時の恩恵・優待 |
| 航空マイルへの高レート移行 | 特典航空券でフライト代をタダに |
この「足りない部分」を全部補ってくれるのが、アメックス・ゴールドプリファードでした。

アメックスゴールドプリファードを選んだ5つの理由
プライオリティパス・無料宿泊ホテルの選択肢拡大・プリンスホテル上級会員・ポイントの航空マイル移行。この4つがヒルトンアメックスの弱点であり、これらすべて補ってくれたのがアメックス・ゴールドプリファード。
理由①|プライオリティパスで空港ラウンジが使える
ヒルトンアメックスにはプライオリティパスが付帯しません。子連れの海外旅行では、空港での待ち時間が最大のストレスです。
対して、アメックス・ゴールドプリファードには年間2回の利用上限付きでプライオリティパスが付帯します。
たとえば、アジアへの渡航でLCCを使ったら機内食はなし。そんなとき、プライオリティパス対象ラウンジで無料のビュッフェがいただけたら、家族みんなで搭乗前にお腹いっぱい食べて、機内で仮眠をしたらあっという間に目的地に到着するプランが描けます。
私は、韓国に家族4人で行ったときに日本・韓国でプライオリティパスをみんなで無料で利用しました。
アメックス・ゴールドプリファードのプライオリティパス、年2回で足りる?
正直に言うと、海外旅行を年2回以上する人にとっては年2回は物足りなくなる可能性大。
というのも、1回の旅行で往路・復路それぞれで1回使ってしまえばすぐに上限に達してしまうからです。
でも、我が家のように未就学児を持つ家族で海外旅行が年1回で、往路と復路で2回使えば、その1回の旅行はカバーできます。
2枚まで無料発行できる家族カードも年2回までプライオリティパス利用可能
さらに、アメックス・ゴールドプリファードの家族カードを発行すれば夫婦でプライオリティパスラウンジが使えます。
つまり大人2名それぞれが年2回ずつ、合計4回分のラウンジアクセスを確保できます。
家族4人(大人2名+未就学児の子ども2名)で年1回の海外旅行なら、これで十分です。
未就学児はよく風邪を引くし、小学生になったら学校を休ませてまで海外旅行にいくもの気が引ける…
要するに、プライオリティパス回数上限は、「足りないようで意外と足りているかもね」と我が家では結論に至っています。
年2回以上海外旅行するならアメックスプラチナが最適解の可能性
「プライオリティパスを本格的に使い倒したい人」は上限なく回数無制限で使えるアメックス・プラチナが最適ですが、「年1回の海外旅行で試しに使いたい」ならアメックス・ゴールドプリファードのコスパが圧倒的です。
アメックス・ゴールドプリファードに付与されるステータスは、下記スタンダードプランに加え通常35米ドル/回の利用料が無料になるため、1枚家族カードを発行し活用することで、年間約52,000円相当のラウンジ利用が可能になります。

対して、アメックス・プラチナにはプレステージプランが本会員・家族会員共に付与され、利用料が無料な上に同伴者も各1名が無料になるため、子どもが18歳以上になり海外旅行に頻繁に行きやすくなったタイミングや家族が多い人には向いている選択肢になりえます。

とはいえ、アメックス・プラチナになると、年会費が165,000円とぐっと高くなるため、ランニングコストを負担なく払えることに加えて、特典を把握して使いこなす姿勢で入会することで年会費の元が取れると思います。
理由②|ヒルトン以外のホテルに無料で泊まれる(フリーステイギフト)
アメックス・ゴールドプリファードの継続特典「フリーステイギフト」は、ヒルトン以外のラグジュアリーホテルに無料で泊まれる特典です。
具体的には、以下のホテルブランドが無料宿泊先として選べます。

ヒルトン以外に無料で泊まれるのは、まさにヒルトンステイのみの飽きがきた時に最適ですね!
ヒルトンアメックスの無料宿泊特典は「ヒルトン限定」ですが、アメックス・ゴールドプリファードのフリーステイギフトはホテルブランドの垣根を越えられるのが最大の魅力です。
我が家ではフリーステイギフトで正規料金約70,000円相当のウェスティンホテル横浜に無料で宿泊しました。

ヒルトンブランドは大好きで生涯お付き合いしたいんだけど、浮気したくなったときのお得に泊まれる選択肢があるのは、アメックス・ゴールドプリファードを持つ意味を見出せた瞬間でした!
理由③|プリンスホテルの上級会員ステータスが付与される
アメックス・ゴールドプリファードを持っているだけで、Seibu Prince Hotels & Resorts(プリンスホテル)のゴールドメンバーに無条件でなれます。
というのも、ヒルトンアメックスで「ヒルトンのゴールド会員」が無条件付与、アメックス・ゴールドプリファードで「Seibu Prince Hotels & Resortsのゴールド会員」が無条件付与。つまり、2つのホテルグループで同時に上級会員という状態が手に入ります。

プリンスホテルは箱根・軽井沢・品川など、ヒルトンがカバーしにくいリゾート&都市の立地に強いのが特徴。
ヒルトンブランドの展開は都心部や主要観光地に偏りがあるため、○○に行きたいけどヒルトンホテルがない問題に遭遇した際の解決策としてもプリンスホテルの選択肢が機能してくれます。
辛口レビュー|Seibu Prince Hotels & Resortsのゴールドメンバー特典
ただし、実際にSeibu Prince Hotels & Resortsのゴールドメンバーになってみて、辛口評価をするとヒルトンゴールド会員程の威力はありません。
というのも、ヒルトンゴールド会員は、客室の無料アップグレードや朝食2名分無料と超充実特典が付帯していますが、対してSeibu Prince Hotels & Resortsのゴールドメンバーの宿泊において私が魅力的に感じた特典は「レイトチェックアウト」くらい…
ただし、Seibu Prince Hotels & Resortsレストラン利用に限ってはお得度は実感しやすいです。
というのも、Seibu Prince Hotels & Resortsメンバーになると会員限定料金でレストラン利用ができ、通常料金と比較して1人あたり1,000円もお得になることも珍しくありません。

そのため、我が家はもっぱらレストラン利用でランチの会員割引を利用し、夫婦で約2,000円のお得を体験しました。
でも、ゴールド会員でなくとも、会員なら誰でも割引になるのでは?
確かにその通りです。とはいえ、Seibu Prince Hotels & Resortsの会員プログラムを知らなかったので、アメックス・ゴールドプリファードの特典を通して知るきっかけにはなりました。
ちなみに、こちらも上位カードであるアメックス・プラチナになると、Seibu Prince Hotels & Resortsのプラチナ会員ステータスが得られることで、宿泊時の朝食無料やウェルカムギフトの贈呈特典などの充実度が高まります。
海外旅行に良く行くならプライオリティパス特典を活用でき、幅広いホテルの上級ステータスを得たいのであればアメックス・プラチナが向いている可能性もあります。
特に、海外旅行に頻繁に行く場合アメックス・プラチナの年会費は回収しやすくなります。というのも、プライオリティパスに加えて、アメックス上位カード会員のみがアクセス権限のあるセンチュリオンラウンジを利用できたり、

海外旅行保険が自動付帯のため、旅費のカード決済が不要になるメリットもあります。

理由④|航空マイルに高レートで移行できる
ヒルトンアメックスのポイントは「ヒルトンポイント」に特化しており、航空マイルへの交換レートは良くありません。
ヒルトンアメックスの弱点は、ポイントの汎用性の低さにあることは正直否めません…
「ヒルトンが大好き。たくさん宿泊しても飽きない!」そんな人にはこの上なく満足度が高くなりますが、ポイントをマイルに移行できたら交通費も浮くことで完全無料旅のプランを設計できます。
一方、アメックス・ゴールドプリファードのメンバーシップ・リワードは、ANAマイル・JALマイルなど多数の航空会社に高レートで移行できます。
「ホテルはヒルトンポイントで無料、飛行機はアメックス・ゴールドプリファードのマイルで無料」という組み合わせが実現すれば、家族旅行の宿泊費+航空券がほぼ無料を実現できます。
理由⑤|アメックスプラチナに怯える層にちょうどいい年会費
「ヒルトンアメックスの次にもう1枚」を考えた時、候補に上がるのはアメックス・プラチナ(年会費165,000円)です。
でも、サラリーマン家庭で今後子どもの養育費の負担が増える我が家にとって、年会費165,000円に踏み込むのは躊躇しますし、怖い。
確かに各種アメックスカードの特典は充実しているけど、ランニングコストの元を取るには結構の気合いが必要そう…
対して、アメックス・ゴールドプリファードなら年会費39,600円。アメックス・プラチナの約4分の1の年会費で、プライオリティパスもフリーステイギフトもプリンス上級会員も手に入ります。
| 比較項目 | アメックス・ゴールドプリファード | アメックス・プラチナ |
|---|---|---|
| 年会費 | 39,600円 | 165,000円 |
| プライオリティパス | 年2回 | 無制限 |
| 無料宿泊特典 | フリーステイギフト(年1泊) | プレミアム・フリーステイギフト (アメックス・ゴールドプリファードより対象ホテルが豪華) |
| プリンスホテル上級会員 | ゴールド | プラチナ |
| コンシェルジュ | なし | あり |
| 「お試し」としてのバランス | ◎ | △(年会費のハードルが高い) |
もちろん、年会費が高額な分アメックス・プラチナにしかない特典はあり、アメックス・ゴールドプリファードに類似の特典はあれど充実度は異なります。
でも「まずは試してみたい」という段階なら、アメックス・ゴールドプリファードで十分です。
理由は、我が家のようなサラリーマン家庭には年会費負担は重すぎないのに、特典の充実度・手厚さも年間を通して元が取れると感じているからです。
ヒルトンアメックスとアメックスゴールドプリファードの使い分け|我が家のルール
ヒルトンアメックス・アメックス・ゴールドプリファードの特典の使い分けはわかった。でも損しない使い方のコツが知りたい。
我が家の実際の使い分けルールを紹介しますが、シンプルです。
「ヒルトンに関わるお金はヒルトンアメックス、海外旅行時ではプライオリティパスラウンジを使うためにアメックス・ゴールドプリファードを欠かさず持参」。これだけです。
| 支出 | 使うカード | 理由 |
|---|---|---|
| ヒルトン宿泊費 | ヒルトンアメックス | ヒルトンポイント還元率が圧倒的 |
| ヒルトンレストラン | ヒルトンアメックス | 同上 |
| 空港ラウンジ | アメックス・ゴールドプリファード | プライオリティパス |
それ以外の支払いに関しては、正直どちらでもいいと感じるため、特典獲得のためにメインカードを期間で区切っています。
というのも、ヒルトンアメックスなら最低150万円・アメックス・ゴールドプリファードなら年間200万円と、どちらのカードも無料宿泊特典獲得のためには、年間決済基準をクリアする必要があります。
年間決済条件の進捗管理を並行して行うのは少し面倒なので、まずはヒルトンアメックスで150万円、アメックス・ゴールドプリファードで200万円を目指すというようなイメージです。
アメックス2枚持ちの年会費合計は56,100円。得た価値は年間374,000円以上。
2枚の年会費合計は56,100円。一見高く感じますが、実際に得られた価値は年間約374,000円以上。年会費の約6.7倍です。
年会費の内訳
| カード種類 | カード年会費 |
|---|---|
| 16,500円 | |
| アメックス・ゴールドプリファード | 39,600円 |
| 合計 | 56,100円 |
得られた価値の内訳|我が家の年間実績
| 特典・還元 | 年間の価値 | 補足 |
|---|---|---|
| ヒルトン朝食無料(年5泊分・夫婦2名+子ども2名) | 約50,000円 | ゴールド会員特典で大人2名分が毎日無料 |
| ヒルトン無料宿泊特典 | 約200,000円 | ウォルドーフアストリア大阪の休日正規料金換算 |
| アメックス・ゴールドプリファード フリーステイギフト | 約70,000円 | ヒルトン以外のホテルに無料宿泊 |
| プライオリティパス(家族カード活用・年間上限利用) | 約52,000円 | 大人2名×年2回ずつ |
| プリンスホテル上級会員特典 | 約2,000円 | ランチ会員割引 |
| 得られた価値の合計 | 約374,000円以上 | ポイント還元を含めるとさらに増加 |
年会費の何倍の価値を得られた?
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 年間で得られた価値 | 約374,000円以上 |
| 2枚の年会費合計 | 56,100円 |
| 差額(得した金額) | +317,900円以上 |
| 年会費に対する倍率 | 約6.7倍 |
元銀行員としての結論。年会費56,100円に対して約374,000円の価値。ポイント還元を含めれば、投資対効果はさらに上がります。
特に大きいのは、ヒルトンの無料宿泊特典(約200,000円)とフリーステイギフト(約70,000円)。この2つだけで年会費の約4.8倍です。
カードを「持っているだけ」で得られる特典でここまでの価値が生まれるのは、この2枚の組み合わせならではです。
使ってわかったアメックスゴールドプリファードが向いていない人
ここまでメリットを並べてきましたが、全ての人におすすめするつもりはありません。以下に当てはまる方は、ヒルトンアメックス1枚で十分です。
全員におすすめではないんですね…
- ヒルトン以外のホテルに泊まる予定がない人:フリーステイギフトの価値が活きない
- 海外旅行に行かない人:プライオリティパスと航空マイルの価値がゼロになる
- 年間のカード決済額が少ない人:ポイント還元が薄くなる
- 「カードは1枚にまとめたい」派の人:管理の手間がストレスになる
ヒルトンだけで満足できているなら、無理に2枚目を持つ必要はありません。その年会費39,600円をヒルトンの宿泊費に回した方がお得な場合もあります。
まとめ|ヒルトンが好きだからこそ、もう1枚持つ意味がある
ヒルトンが好きな気持ちは変わりません。でも、ゴールドプリファードという相棒を得たことで、旅の世界が一気に広がりました。ヒルトンに帰ってくる時、以前よりもっとヒルトンが好きになっている自分がいます。






