本記事はプロモーションを含みます。


アメックスゴールドプリファードは、年会費が必要なカードなため、最大限に活用して損をしたくないですよね。
この記事では、決済によるポイント還元率や特典内容から、損益分岐点を算出して解説しています。
アメックスゴールドプリファードの損益分岐点(ポイント還元別)
アメックスゴールドプリファード特典の活用
旅行関連特典の充実で恩恵大
ポイントを航空券マイルに交換が人気
ポイントの交換先で価値は変動する
アメックスゴールドプリファードの損益分岐点とは
アメックスゴールドプリファードの年会費は39,600円です。
つまり、損益分岐点をクリアするには年間39,600円以上の恩恵・価値を得る必要があります。
アメックスゴールドプリファードの損益分岐点(ポイント還元別)
まずは、カード決済により貯まるポイント面での損益分岐点からみていきましょう。
アメックスゴールドプリファードのポイントは、1ポイントでいくらの価値があるかは使い道などにより異なります。
本記事では、1ポイント=1円の価値をして損益分岐点を考えていきます。
還元率1.0%の場合
アメックス加盟店では、通常1円の決済で1ポイント貯まります。
つまり、カード年会費の39,600ポイントを貯めるには、以下の金額が必要になります。
基本還元率:100円=1ポイント(1.0%)
必要利用額:39,600円 ÷ 0.01 = 396万円
要するに、年間396万円をカード決済することで年会費分のポイントが貯まります。
月々の必要利用額:396万円 ÷ 12ヶ月 = 33万円

食費や光熱費など、クレジットカード決済をアメックスゴールドプリファードに集約すると無理なく目標額に届きやすくなるでしょう。
還元率3.0%の場合
アメックスゴールドプリファードは、「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録されます。
そのため、対象加盟店でのお買い物はポイント還元率が3.0%になります。
注意ポイント
アメックス加盟店での決済と比較して、3倍のポイントが獲得できますが、年間利用上限が50万円と設定されています。
したがって、50万円分をポイントアップ加盟店で決済した上で、必要になる決済金額は以下の通りです。
- 50万円を3%還元で貯まるポイント数:15,000ポイント(15,000円相当)
- 年会費分のポイントまで残り:39,600 - 15,000 = 24,600
- 1%還元での必要利用額:246万円
- 合計必要利用額:50万円 + 246万円 = 296万円
まとめると、ポイント還元率3.0%の加盟店を最大限活用すると、合計296万円の決済で年会費がペイできる計算です。
結論、還元率1.0%の加盟店(396万円)で全て決済したケースと比較すると、396万円 - 296万円 = 100万円ほど低コストで年会費のぺイが可能になります。
還元率に関しての注意点
アメックスゴールドプリファードでの支払いで貯まるポイントは、1.0%/3.0%の還元率だけではありません。
以下の通り、全くポイントがつかない支払い先があるので、貯まるポイントを取りこぼしたくない方は特に注意しましょう。
- ポイント還元率が半減する支払い
- ポイント還元対象外の支払い
ポイント還元が半分になる支払い
ポイント付与対象外になる支払い
アメックスゴールドプリファード損益分岐点超えには特典の活用が肝
アメックスゴールドプリファードの年会費39,600円の損益分岐点を超えるには、カード付帯の特典を最大限に駆使することもポイントです。
アメックスゴールドプリファードの特典は9つあり、全てを活用すると合計62,800円の価値があります。

フリー・ステイ・ギフト
年間200万円以上のカード決済と、カード継続(更新)で獲得できる「フリー・ステイ・ギフト」は、国内の高級ホテルに1泊2名分無料で宿泊できる特典です。
対象ホテルは全6ホテルグループで、具体的には以下の通りです。
- 西武プリンスホテルズ&リゾーツ
- マリオット・インターナショナル
- オークラ ニッコー ホテルズ
- ハイアットホテルズアンドリゾーツ
- ニューオータニホテルズ
- ロイヤルパークホテルズ
たとえば、対象ホテルである東京マリオットホテルの平日の宿泊料金は以下の通りです。

出典|東京マリオットホテル
東京マリオットホテルでは75,574円/泊でしたが、宿泊料金が高騰している昨今、休日だとより宿泊費は上がります。
フリーステイ特典だけで年会費を上回る価値があるため、年会費を超える価値を受けたい場合は、獲得条件のクリアはしたいですね。
10,000円分のトラベルクレジット
アメックスゴールドプリファードのカード更新により、毎年0,000円分のトラベルクレジットが貰えます。
獲得したトラベルクレジットは、アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインでのホテル予約時に利用できます。
ポイント
1泊20,000円(税込み)以上のホテル予約時に利用が可能です。
年に1回でも旅行をするのであれば確実に活用でき、年会費の約25%を回収できる計算です。
宿泊施設の予約だけでなく、体験型アクティビティの予約にも利用可能で、旅行の幅が広がる点も魅力的ですね。
ゴールド・ダイニング by 招待日和
対象レストランでコース料理を2名以上で予約すると1名分が無料になるサービスです。
国内だけではなく海外レストランも対象で、さまざまなジャンルで楽しめます。
招待日和のジャンル
- 日本料理
- イタリアン
- フレンチ
- 中国料理
- 寿司
- 肉料理
- 鉄板焼き
- トリュフ料理
- あわび専門店
対象レストランは厳選された高級店が中心で、普段なかなか行けないレストランでの特別な食事体験を楽しめます。
1回の利用で15,000円/名以上のコース料理が多いため、2名で利用すると30,000円になりますが、そんな高級なコース料金ももちろん1名無料です。
招待日和は、通常以下の会費制をとっています。
年会費 一括 33,000円 (税込)/ 1名
月会費 月額 2,750円 (税込)/ 1名

ダイニング 20%キャッシュバック
アメックスのダイニング予約サービス「ポケットコンシェルジュ」経由の予約・食事をすると20%キャッシュバックが受けられます。
特典の利用上限として、半年で最大5,000円、年間最大10,000円までのキャッシュバックが受けられます。
注意ポイント
特典を受けるには、事前にAmex Offersへの登録が必要です。
スターバックス 20%キャッシュバック
アメックスゴールドプリファードからスターバックス カードへのオンライン入金で、20%のキャッシュバックが受けられます。
注意ポイント
キャッシュバックには上限があり、半年で2,500円までで年間最大5,000円です。
上限まで利用する場合は、年間25,000円(半年ごとに12,500円)の入金でクリアできます。

付帯保険の充実
アメックスゴールドプリファードには、不測の事態が起きた際に補償が受け取れるプロテクションが付帯しています。
追加料金などの保険料を別途支払う必要はなく、利用条件を満たすことで補償されます。
具体的な補償内容のひとつとして、アメックスゴールドプリファードで購入した商品の破損・盗難には、最高500万円/年の補償があります。

旅行に関する特典が特に充実
アメックスゴールドプリファードの特典の恩恵は、特に旅行関連で発揮されます。

具体的に、ひとつずつみてみしょう。
手荷物無料宅配サービス
手荷物無料宅配サービスとは、自宅↔空港間のスーツケースなどの手荷物を無料で宅配してくれるサービスです。
海外旅行時の手荷物宅配サービスは、往復で4,000円~6,000円相当の料金が通常かかるので、その分節約効果が得られます。
ポイント
利用上限が設けられていないため、より多く使うほど恩恵が受けられる回数が増えます。
成田空港や羽田空港から自宅まで、重いスーツケースを運ぶ負担から解放されるだけでなく、帰国時の疲労軽減にも大きく影響します。

空港ラウンジ
アメックスゴールドプリファードの空港ラウンジ特典は、日本国内の主要空港とハワイ・ホノルル空港のカード会社提携ラウンジが利用できます。
ラウンジは、対象カード非保有者でも、利用料金1,000円~1,500円/回を支払うことで利用が可能です。
同伴者も利用できるため、年4回利用すれば約8,000円お得にラウンジが楽しめます。
家族カード会員も同様の特典を受けられるため、家族全体での利用価値はさらに高まります。
プライオリティ・パス
世界中の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスが年2回まで無料で利用可能です。
プライオリティ・パスは、国内海外の空港ラウンジ1,300ヵ所以上を利用できる会員制サービスで、年会費は99ドル~です。

出典|プライオリティパス
アメックスゴールドプリファードにはプライオリティパスが無料登録でき、年間2回まで無料で利用できます。
つまり、年間2回プライオリティパスを無料利用した場合の価値を算出すると以下の金額になります。
年会費:99ドル(14,850円)※1ドル=150円換算
ラウンジ利用料金:35ドル(5,250-)x 2回 = 70ドル(10,500-)
14,850円 + 10,500 = 25,350
合計25,350円の価値

カード会社提携ラウンジとの違い
プライオリティパスでは、無料の軽食・ドリンク(アルコールを含む)・シャワーなどより充実したサービスが利用可能できます。
空港クロークサービス
空港利用当日に、以下の手荷物預かり所にてカード会員1名につき荷物を2個まで無料で預けられるサービスです。
- 中部国際空港
- 関西国際空港
トランジットやチェックイン前に重い荷物を運びながら、レストランでの食事やお土産売り場を覗く苦労から解放されます。
帰国時の帰りの交通機関の待ち時間にも利用できるため、手ぶらで身軽に動けるメリットはかなり大きいですよ。
空港パーキングサービス
優待料金で空港周辺の駐車場をお得に予約できるなど、車で空港を利用する際に便利なサービスです。
成田国際空港 | |
---|---|
対象駐車場 | サンパーキング成田店 |
利用料金 | 通常料金より35%オフ |
専用駐車場で24時間体制の管理の下、安全管理が行き届いているため、我流で駐車場を探すよりも安心・安全です。
ほかにも、利用修了時までに車の給油・整備・点検などのメンテナンスサービスも有料で利用できます。

レンタカーサービス
国内の以下5社のレンタカー予約サービスを、5%割引の優待価格で利用できます。
- オリックスレンタカー
- トヨタレンタカー
- 日産レンタカー
- ニッポンレンタカー
- タイムズ カー

出典|オリックスレンタカー
たとえば、オリックスレンタカーで1日レンタルをすると6,160円ですが、アメックスゴールドプリファードホルダーは5%割引の5,852円で利用できます。
予約は、直接利用予定の各レンタカー会社に連絡し、アメリカン・エキスプレスのカードを利用の旨伝えましょう。
海外・国内旅行傷害保険
アメックスゴールドプリファードで旅行代金を決済した場合、以下の補償が適用されます。
海外旅行
保険種別 | 基本カード会員 | 家族カード会員 |
---|---|---|
傷害死亡/
傷害後遺障害保険金 |
1億円
(1,000万円) |
5,000万円
(1,000万円) |
傷害治療費用保険金 | 300万円
(200万円) |
300万円
(200万円) |
疾病治療費用保険金 | 300万円
(200万円) |
300万円
(200万円) |
賠償責任保険金 | 4,000万円
(4,000万円) |
4,000万円
(4,000万円) |
救援者費用保険金
(保険期間最高) |
400万円
(300万円) |
400万円
(300万円) |
携行品損害保険金 | 50万円
(50万円) |
50万円
(50万円) |
乗継遅延/出航遅延/欠航/搭乗不能費用 | 1回につき最高2万円
(ー) |
ー |
受託手荷物遅延費用 | 1回につき最高2万円
(ー) |
ー |
受託手荷物紛失費用 | 1回につき最高4万円
(ー) |
ー |
※ ()内の金額は、基本カード会員/家族カード会員の家族に対する補償額
旅行前に別途海外旅行保険に加入する必要がないため、保険料が浮きます。
たとえば、三井住友海上の海外旅行でハワイ8日間の保険料は6,620円です。つまり、アメックスゴールドプリファードで支払いするだけで6,000円以上も節約効果が得られます。
海外旅行の他に、国内旅行も保険の対象です。
国内旅行
保険種別 | 基本カード会員様 | 家族カード会員様 |
---|---|---|
傷害死亡/
傷害後遺障害保険金 |
5,000万円
(1,000万円) |
5,000万円
(1,000万円) |
入院保険金日額 | ー | ー |
手術保険金 | ー | ー |
通院保険金日額 | ー | ー |
本会員以外にも、家族カード会員も補償が受けられるのも嬉しいですね。
ポイントを航空会社マイルに交換した場合
アメックスゴールドプリファードで貯まるポイントは、14の航空会社マイルへ交換が可能です。

アメックスポイントがマイルへ交換できる航空会社
アメックスゴールドプリファードで貯めたポイントをマイルに交換する場合、1ポイント=2円です。
その後マイルで特典航空券をとる場合、1マイル=2円の価値があると言われています。
注意ポイント
ANAマイルに交換するには、メンバーシップ・リワード ANAコース(年間参加費5,500円)への登録が必要です。
貯めたポイントをマイル移行に検討している場合、年会費とANAコース参加費の合計45,100円(39,600円 + 5,500円)が年間の必要経費になります。
年間150万円利用の場合、対象加盟店で50万円、通常店舗で100万円利用すると25,000ポイントを獲得でき、これを25,000マイルに交換すると50,000円~125,000円相当の価値となります。
マイルに換算したときの価値が年間費用を大幅に上回る価値を得られるため、マイルを活用した海外旅行を計画している方には特に魅力的な選択肢といえるでしょう。
ポイントの使い方により価値は変動する
アメックスゴールドプリファードで貯まるポイントは、使い道の選択肢が多く、汎用性が高いです。
使い方次第で、1ポイント=1円以上の価値になるため、交換先のレートを把握した上で活用することも損をしないためにも重要です。
人気の交換先ポイント
交換先 | 交換レート(最少移行単位) |
---|---|
ANAのマイル | 1,000P→1,000マイル |
JALのマイル | 2,500P→1,000マイル |
その他航空会社のマイル | 1,250P→1,000マイル |
ヒルトン・オナーズ | 1,000P→1,250ヒルトン・オナーズポイント |
Marriott Bonvoy | 1,000P→990Marriott Bonvoyポイント |
楽天ポイント | 3,000P→1,400楽天ポイント |
お買い物でポイント利用
交換先 | 交換レート |
---|---|
Safekey対象加盟店 | 1P→0.5〜0.8円 |
対象の旅行会社 | 1P→0.8〜1.0円 |
ヨドバシカメラ/高島屋 | 2,000P→1,000分商品券 |
その他ポイント利用
交換先 | 交換レート |
---|---|
カード年会費・月会費/ポケットコンシェルジュ | 1P→1.0円 |
航空会社/ホテル/旅行代理店の代金 | 1P→0.8円 |
旅行関連以外の代金 | 1P→0.5円 |
本記事に掲載している交換先以外にも、貯めたポイントはアメックス電子カタログから選択することも可能です。
ポイントを交換できる航空会社マイルは14社
アメックスゴールドプリファードは、ANA/JAL以外にも、以下14社の航空会社マイルへの交換が可能です。
交換先 | 移行レート |
---|---|
全日空 ANAマイレージクラブ | 1,000P→1,000マイル |
日本航空 JALマイレージバンク | 2,500P→1,000マイル |
スカンジナビア航空 ユーロボーナス | 1,250P→1,000マイル |
キャセイパシフィック航空 アジア・マイル | |
エティハド航空 エティハド ゲスト | |
エミレーツ航空 エミレーツ・スカイワーズ | |
エールフランスKLMフライング・ブルー | |
カタール航空 プリビレッジクラブ | |
カンタス・フリークエントフライヤー | |
シンガポール航空 クリスフライヤー | |
タイ航空 ロイヤルオーキッドプラス | |
デルタ航空 スカイマイル | |
ブリティッシュ・エアウェイズ エグゼクティブ・クラブ | |
ヴァージンアトランティック航空 フライングクラブ |
注意ポイント
ANAマイルへの交換のみ年間参加費(5,500円税込、2年目以降自動更新)が必要です。
また、年間移行上限は40,000ポイント(=40,000 マイル)です。
まとめ:損益分岐点を超えるための戦略
アメックスゴールドプリファードで年会費をペイするための具体的戦略は、以下の通りです。
基本戦略
- 対象加盟店を最大活用:Amazon、Yahoo!ショッピング、ヨドバシカメラで年間50万円利用
- 特典の積極活用:ゴールド・ダイニングを年2回、トラベルクレジットを年1回利用
- 年間200万円利用:フリー・ステイ・ギフトで高級ホテル無料宿泊
特典活用による価値
- トラベルクレジット:10,000円
- ゴールド・ダイニング(年2回):10,000円~60,000円
- フリー・ステイ・ギフト:50,000円~100,000円
- 合計:70,000円~170,000円相当
これらの特典を活用すれば、年会費39,600円を大幅に上回る価値を得ることができます。
推奨利用者
- 年間利用額が150万円以上の方
- 外食や旅行を頻繁にする方
- Amazon、Yahoo!ショッピングをよく利用する方
- マイルを貯めて海外旅行をしたい方
アメックスゴールドプリファードは、単なるポイント還元だけでなく、質の高い特典と体験を重視するカードです。
特典を上手に活用することで、年会費以上の価値を確実に得ることができる優秀なカードと言えるでしょう。