本記事はプロモーションを含みます。
アメックスプラチナの海外旅行保険はどんな補償があるの?
アメックスプラチナには国内旅行も保険の対象?
アメックスプラチナの海外旅行保険はトップクラスに手厚く、またフライトに関する航空便遅延などの補償も充実しています。
この記事では、アメックスプラチナの海外旅行保険の自動付帯・利用付帯に関してや補償内容・注意点やメリットをわかりやすく解説しています。
アメックスプラチナ海外旅行保険の特長
アメックスプラチナ海外旅行保険は自動付帯と利用付帯
アメックスプラチナの海外旅行保険の補償内容
アメックスプラチナの国内旅行保険の補償内容
アメックスプラチナ海外旅行保険の注意点5つ
アメックスプラチナの海外旅行保険以外に加入する必要はある?
アメックスプラチナ海外旅行保険のメリット5つ
アメックスプラチナ海外旅行保険のデメリット2つ
アメックスプラチナ海外旅行保険の使い方
アメックスプラチナカードの海外旅行時の保険・補償は手厚い
アメックスプラチナは、アメックスプロパーカードの中でも上位ランクのステータスカードのため、クレジットカードの中でも付帯する保険も手厚くトップクラスの水準と言われています。

具体的に、アメックスプラチナには海外旅行保険の他に、以下の旅行時に活躍する特典・補償があります。
- 年会費通常495ドル(≒7万円)のプライオリティパスが無料付帯
- ヒルトンやマリオットなどの高級ホテルブランドの上級会員資格
- プラチナ会員限定のコンシェルジュデスクによる旅行・ダイニングなどの専用回線サポート
- フライトの遅延欠航・手荷物紛失などの補償
- アクティビティやイベントキャンセル時の補償(キャンセルプロテクション)
- 空港↔自宅間の手荷物無料宅配サービス
わたしは実際に使ってみて、アメックスは他のクレジットカードと比較して補償・プロテクションの充実度が高いと感じます。
旅行に対してだけではなく、購入品やイベントに対しても補償されるため、アメックスがメインカードとして活躍するという声もよく聞きます。
海外航空便遅延補償も付帯
アメックスプラチナの海外旅行保険では、病気やケガなどの一般的に補償される費用の他にも、航空便の遅延や欠航時の費用も補償されるため、予期せぬトラブルにも安心して対応できます。

具体的には、フライトを伴う海外旅行時に乗継遅延で4時間以上待つことになった場合、宿泊費や食事代を最高3万円まで補償してくれるほか、出発便が4時間以上遅延した際の食事代も同様に最高3万円まで対象です。
さらに、預けた手荷物が6時間以上届かない場合は最高3万円、48時間以内に届かず紛失とみなされた場合は最高6万円までの補償を受けられます。
基本カード会員だけでなく家族カード会員も補償対象となるため、家族旅行でのトラブルにもしっかり備えられる点が魅力です。
適用される期間
アメックスプラチナの海外旅行保険は、自宅を出発してから帰宅するまでの間が補償対象となります。
具体的には、日本を出国する前日の午前0時から入国した翌日の午後12時までの期間が保険の対象期間です。
ただし、日本を出国した翌日から90日後の午後12時が上限となるため、長期滞在する場合は注意が必要でしょう。
アメックスプラチナ海外旅行保険は自動付帯と利用付帯がある
アメックスプラチナの海外旅行保険には、「自動付帯」と「利用付帯」の二種類の適用条件が用意されています。
近年はクレジットカードの保険が軒並み改悪している中で、カード保有のみで補償適用になる自動付帯のアメックスプラチナは素晴らしいですね!
自動付帯・利用付帯でそれぞれ補償金額が異なりますが、旅行代金をアメックスプラチナで決済すれば補償額が増額になるのは、かなり手厚いクレジットカードと言えるでしょう。
自動付帯
自動付帯とは、カード決済の有無にかかわらず、カードを保有しているだけで自動的に保険が適用される仕組みです。
アメックスプラチナの自動付帯でカバーされる保険内容は、以下の通りです。
| 保険種別 | 基本カード会員 | 家族カード会員 |
|---|---|---|
| 傷害死亡/傷害後遺障害保険金 | 5,000万円(1,000万円) | ー |
| 傷害治療費用保険金 | 1,000万円(1,000万円) | ー |
| 疾病治療費用保険金 | 1,000万円(1,000万円) | ー |
| 賠償責任保険金 | 5,000万円(5,000万円) | ー |
| 救援者費用保険金(保険期間最高) | 1,000万円(1,000万円) | ー |
| 携行品損害保険金 | 100万円(100万円) | ー |
| 乗継遅延/出航遅延/欠航/搭乗不能費用 | 1回につき最高3万円(ー) | ー |
| 受託手荷物遅延費用 | 1回につき最高3万円(ー) | ー |
| 受託手荷物紛失費用 | 1回につき最高6万円(ー) | ー |
上記の補償は、日本を出国してから入国するまで、最長90日間有効です。
ただし、家族カード会員には自動付帯の補償がありません。家族カード会員が補償を受けるには、後述する利用付帯の条件を満たす必要があるので注意しましょう。
利用付帯
利用付帯とは、旅行代金をアメックスプラチナで決済することで適用される保険です。
自動付帯よりも補償金額が手厚くなるのが特徴で、旅行前の支払いでしっかりと条件を満たしておくことが重要になります。
| 保険種別 | 基本カード会員 | 家族カード会員 |
|---|---|---|
| 傷害死亡/傷害後遺障害保険金 | 1億円(1,000万円) | 1億円(1,000万円) |
| 傷害治療費用保険金 | 1,000万円(1,000万円) | 1,000万円(1,000万円) |
| 疾病治療費用保険金 | 1,000万円(1,000万円) | 1,000万円(1,000万円) |
| 賠償責任保険金 | 5,000万円(5,000万円) | 5,000万円(5,000万円) |
| 救援者費用保険金(保険期間最高) | 1,000万円(1,000万円) | 1,000万円(1,000万円) |
| 携行品損害保険金 | 100万円(100万円) | 100万円(100万円) |
| 乗継遅延/出航遅延/欠航/搭乗不能費用 | 1回につき最高3万円(ー) | 1回につき最高3万円(ー) |
| 受託手荷物遅延費用 | 1回につき最高3万円(ー) | 1回につき最高3万円(ー) |
| 受託手荷物紛失費用 | 1回につき最高6万円(ー) | 1回につき最高6万円(ー) |
対象となる旅行代金は、日本出入国のために時刻表に基づいて運行される公共交通機関のチケット代金、またはパッケージツアーの料金で、これらをカードで決済すると、傷害死亡・後遺障害保険金が最高1億円まで上乗せされます。
また、家族カード会員も利用付帯の条件を満たせば、基本カード会員と同様の補償を受けることができます。
注目すべきは、出国後でも補償対象となる点です。出国後に海外で公共交通機関のチケットをカード決済した場合、その購入時点から住居に戻るまでの最長90日間が補償されます。
家族カード会員と本会員家族に対しての補償
アメックスプラチナ本会員の家族・家族カード会員も海外旅行保険の対象になるの?
アメックスプラチナ本会員だけではなく、本会員の家族や家族カード会員・その家族も保険の対象になります。
ただし、以下のケースで補償される金額や範囲が異なります。
| 対象者 | 付帯条件 | 備考 |
|---|---|---|
| 基本カード会員 | 自動付帯+利用付帯 | 旅行代金をアメックスプラチナで支払うと傷害死亡・後遺障害が倍増。 |
| 基本カード会員の家族 (配偶者・生計同一の親・子 等) | 自動付帯 | 旅行代金の支払いに関わらず自動付帯される。補償額は本会員より低い。 |
| 家族カード会員 | 利用付帯のみ | 旅行代金をアメックスプラチナ家族カードで支払いすると補償対象になる。 |
| 家族カード会員の家族 | 利用付帯のみ | 家族カードで旅行代金を支払うと家族カード会員の家族も補償対象になる。 |
アメックスプラチナの海外旅行保険の補償内容
アメックスプラチナの海外旅行保険は以下の内容で付帯しています。

傷害死亡・後遺障害保険金
海外旅行中の事故による死亡や後遺障害を補償する保険金です。
基本カード会員と家族カード会員は最高1億円、カード会員の家族は最高1,000万円まで補償されます。
利用付帯の場合は1億円、自動付帯の場合は5,000万円となっており、旅行代金をカードで決済すれば最高額の補償を受けられる仕組みです。
万が一の事故で身体の一部を失ったり機能に重大な障害が残った場合も、障害の程度に応じて保険金額の3%から100%が支払われます。
傷害・疾病治療費用保険金
海外旅行中のケガや病気による治療費を補償する項目で、アメックスプラチナの特に手厚い部分といえます。
基本カード会員、家族カード会員、そしてその家族全員に対して最高1,000万円まで補償されるのが特徴です。
旅行保険の中でもっとも請求発生件数が多いのが傷害・疾病治療費と聞いたことあります。そのくらい必要性が高いんですね。
海外では医療費が高額になりがちで、盲腸の手術だけでも100万円を超えるケースがありますが、この補償があれば安心して治療を受けられます。
治療費だけでなく、入院や通院のための交通費、入院時の国際通信費なども補償対象となり、実際に支出した金額のうち妥当と認められる範囲で保険金が支払われます。
賠償責任保険金
海外旅行中に誤って他人にケガをさせたり、他人の財物を壊してしまった場合の法律上の損害賠償責任を補償します。
補償額は最高5,000万円で、基本カード会員、家族カード会員、その家族全員が対象です。
ホテルの客室や客室内の動産、レンタル業者から借りた旅行用品なども補償範囲に含まれています。
万が一、海外のホテルで水を出しっぱなしにして部屋を水浸しにしてしまった場合や、誤って他人の高価な物品を破損させてしまった場合でも、この保険でカバーされるため安心です。
救援者費用保険金
海外旅行中に遭難したり、事故や病気で7日以上入院した場合などに、家族が現地に駆けつける費用を補償します。
補償限度額は保険期間中最高1,000万円で、基本カード会員、家族カード会員、その家族全員が対象です。
具体的には、救援者3名までの往復の国際航空運賃、現地および往路でのホテル宿泊費(1名につき14日分まで)、捜索救助費用、現地からの移送費用などが支払われます。
携行品損害保険金
海外旅行中に持参した身の回り品が盗難や破損、火災などの偶然な事故によって損害を受けた場合に補償される保険です。
最高100万円まで補償され、カメラ、宝石、衣類などの携行品が対象となります。
ただし、1品または1対あたり10万円が限度額で、免責金額として3,000円が自己負担となります。
航空便遅延費用補償
航空便の遅延や欠航、手荷物の遅延・紛失に対する補償も付帯しています。
出航遅延や欠航で4時間以上待たされた場合の食事代は最高3万円まで、乗り継ぎ便に乗れなかった場合の宿泊費や食事代も最高3万円まで補償されます。
さらに、預けた手荷物が6時間以上届かなかった場合に購入した衣類や生活必需品の費用は最高3万円まで、48時間以内に届かず紛失とみなされた場合は最高6万円まで補償されるため、旅行中の予期せぬトラブルにも対応できる充実した内容となっています。

受託手荷物遅延・紛失費用補償
航空会社に預けた手荷物が目的地に届かなかった場合の補償です。
到着後6時間以内に手荷物が届かなかった場合、やむを得ず購入した衣類や洗面用具などの生活必需品の費用が最高3万円まで補償されます。
さらに、到着後48時間以内に手荷物が届かず紛失したとみなされた場合は、最高6万円まで補償額が引き上げられる仕組みです。
アメックスプラチナの国内旅行保険の補償内容
アメックスプラチナの国内旅行保険は、傷害死亡・後遺障害を中心とした補償を提供しています。
海外旅行保険と比較すると補償範囲は限定的ですが、国内での万が一の事態に備えられる内容となっています。
また、注意すべき点は、アメックスプラチナの国内旅行保険はすべてが利用付帯です。
| 補償内容 | 補償額(本会員) | 補償額(家族) | 補償額(家族カード会員) | 補償額(家族カード会員の家族) |
|---|---|---|---|---|
| 傷害死亡 後遺障害 | 最高1億円 | 最高1,000万円 | 最高1億円 | 最高1,000万円 |
| 入院保険金 | 日額5,000円 | |||
| 手術保険金 | 最高20万円 | |||
| 通院保険金 | 日額3,000円 | |||
利用付帯で最高1億円の傷害死亡・後遺障害補償
アメックスプラチナの国内旅行保険では、傷害死亡・後遺障害保険金が最高1億円まで補償されます。
補償が適用されるのは、カードで購入した公共交通機関への搭乗中の事故、カードで予約・決済した宿泊施設での火災・爆発による事故、カードで購入した宿泊を伴うパッケージツアー参加中の事故に限られます。
後遺障害については障害の程度に応じて保険金額の3%から100%が支払われる仕組みです。
なお、同行する家族(配偶者や生計を共にする親族)については最高1000万円までの補償となります。
アメックスプラチナ付帯保険の注意点5つ
アメックスプラチナの海外旅行保険は非常に手厚い補償内容ですが、実際に利用する際には知っておくべき注意点があります。ここでは、特に重要な5つのポイントをご説明します。
① 海外の医療費は想定以上に高額になることも
アメックスプラチナの傷害・疾病治療費用は最高1,000万円という高水準の補償額ですが、海外での医療費は想像を超えて高額になるケースがあります。
特にアメリカやヨーロッパでは、ちょっとした入院や手術でも数百万円に達することは珍しくありません。
例えば、アメリカで盲腸の手術を受けた場合、300万円以上の費用がかかることもあり、ICU(集中治療室)での治療となればさらに高額になります。
また、救急車の利用だけでも数万円が請求される国もあるため注意が必要です。
つまり、1,000万円の補償でも状況によっては不足する可能性があることを理解し、高額医療費のリスクが特に高い国への渡航時には、別途海外旅行保険への加入も検討するとより安心です。
② 家族カードは補償が異なる
家族カード会員の補償内容は、基本カード会員とは異なる点があるため確認が必要です。
海外旅行の場合、家族カード会員は旅行代金をカードで決済した場合のみ最高1億円の補償が受けられ、カード決済がない場合は補償を受けられません。
一方、基本カード会員は決済なしでも最高5,000万円(傷害死亡・後遺障害)の自動付帯があります。
また、カード会員の配偶者や生計を共にする家族は、カード決済の有無にかかわらず傷害死亡・後遺障害で最高1,000万円、治療費用でカード会員と同額の補償が受けられますが、家族カード会員本人とは条件が異なるのです。
家族で旅行する際は、誰がどの補償を受けられるのか、事前に整理しておくことをおすすめします。
③ 適用条件を満たさないと補償の対象にならない
海外旅行時の保険が適用されるためには、利用付帯と自動付帯それぞれの条件を正しく満たしている必要があります。
さらに、利用付帯の補償を受けるには、アメックスプラチナで決済した公共交通機関のチケットやパッケージツアー代金が対象です。
ただし、旅行料金の支払いが適用条件になっているものの、旅行代金として認められるのは時刻表に基づいて運航される公共交通機関に限られ、以下の支払いに対しては対象外です。
- 電子マネーのチャージ代
- デポジット代
- プリペイドカード購入費
- 空港利用税
- 航空券の発券手数料
- 航空券の消費税
- 航空機の座席指定手数料
- ラウンジ利用料
- タクシー代
タクシー代が含まれないなんて知らなかったです…!
反対に、日帰り旅行や宿泊施設に事前予約をしていない場合でも、カードで公共交通乗用具のチケットを購入し、搭乗中の事故については、補償の対象になります。
④保険金請求には証憑が必要
保険金を請求する際には、事故や治療を証明する複数の書類の提出が求められます。
以下の書類は、請求時に求められる現地で入手が必要な書類です。
| 提出が求められる書類 | |
|---|---|
| 傷害死亡 | 死亡診断書または死体検案書(死亡地のもの) 事故証明書 |
| 後遺障害 | 事故証明書 |
| 傷害治療費用 | 治療費の明細書および領収書 医師の診断書 事故証明書(※) |
| 疾病治療費用 | |
| 賠償責任 | 事故証明書(※) 医師の診断書、治療費の明細書および領収書 (対人の場合) 示談書、示談金領収書 損害額(修理費等)を証明する書類(対物の場合) |
| 携行品損害 | 事故証明書 |
| 救援者費用等 | 事故証明書(※) 支出を証明する書類 |
| 航空機遅延費用等 | 支出を証明する書類 航空会社発行の証明書類 |
上記の書類は、事故発生後速やかに収集する必要があるため、海外で何らかのトラブルが発生したら、その場で必ず関係書類を入手しておきましょう。
ほかにも携行品損害の場合は、購入時のレシートや被害届、修理見積書または全損証明書が求められ、盗難の際は所轄警察署への届出証明書の提出も必須です。
書類が不足していると保険金支払いが遅れたり、場合によっては支払われないこともあるため、請求に必要な書類については保険ホットラインで事前に確認することをおすすめします。
⑤保険金が請求できないケースがあり
アメックスプラチナの海外旅行保険には、補償対象外となるケースが定められています。
| 補償対象外となるケース | 詳細 |
|---|---|
| 持病・既往症の治療 | 旅行出発前から治療をしている病気・慢性疾患の悪化や再発 |
| 危険なスポーツ・レジャー | 山岳登攀、スカイダイビングなど、危険度の高い旅行中の事故 |
| 戦争・暴動・テロによる被害 | 国際的な戦争や内乱に起因する損害 |
| 飲酒や薬物が原因の事故 | 飲酒・薬物使用による判断能力低下による損害 |
| 故意の事故や自傷行為 | 意図的な損害、自殺・自傷行為による傷害など |
| 無免許・酒気帯び運転による事故 | 旅行中のレンタカー利用時など |
携行品損害については、置き忘れや紛失、公権力の行使による没収、商品の欠陥による損害は対象になりません。
一般的に補償対象外となるケースと同じなので、アメックスプラチナに関わらず該当しないように気を付けましょう。
アメックスプラチナの海外旅行保険以外に加入する必要はある?
アメックスプラチナの海外旅行保険は傷害・疾病治療費用が最高1,000万円、携行品損害が最高100万円と充実しており、一般的な旅行であれば十分な補償内容といえます。
「新・海外旅行保険 off!(オフ)」は、アメックスプラチナ付帯の補償だけでは不安でより保険金を増額したい人におすすめです。
理由は、「新・海外旅行保険 off!(オフ)」だと補償額を手厚くしたい部分に必要な補償を組み合わせて補償内容をオーダーメイドできるからです。

海外は治療費が高くなりがちなため、傷害・疾病の保険金の増額で安心感が得られますね。
結論、渡航先の医療費水準や滞在期間、同行者の条件によって、追加の海外旅行保険への加入を検討すると良いでしょう。
アメックスプラチナ海外旅行保険のメリット5つ
アメックスプラチナの海外旅行保険には、他のプラチナカードと比較しても特に旅行保険の補償内容が極めて充実しています。
カードを持っているだけで充実した補償が適用される点(自動付帯)や、保険金額が高額な点、家族にまで手厚いサポートが及ぶ点など、海外旅行を安心して楽しむための仕組みが多数用意されています。
ここでは、特に注目すべき5つのメリットを詳しく解説します。
①傷害・疾病治療費用が他社と比べて高額
海外旅行先でケガや病気になった場合、日本の健康保険が適用されないため医療費が高額になることがあります。
さらに、発生件数が極めて多く支払い件数が多いのが「治療・救援費用」です。

アメックスプラチナの海外旅行保険では、傷害・疾病治療費用が最高1,000万円まで補償されており、これは他社のプラチナカードと比較しても最高水準の補償額です。
たとえば一般的なクレジットカードでは治療費用が300万円程度にとどまるケースが多く、高額な医療費をカバーしきれない可能性があります。
特にアメリカやヨーロッパなど医療費が高い地域では、入院や手術だけで数百万円の請求が発生することも珍しくありません。
アメックスプラチナなら、万が一の際にも高額な治療費に対応できる安心感がありますね。
②カード会員の家族も同額補償が受けられる
アメックスプラチナの海外旅行保険で評価されているポイントの一つが、家族も本会員と同額の補償を受けられることです。
カード会員の配偶者や生計を共にする親族も、傷害・疾病治療費用が最高1,000万円まで補償されます。
| 保険種別 | 基本カード会員 | 家族カード会員 |
|---|---|---|
| 傷害死亡/傷害後遺障害保険金 | 5,000万円(1,000万円) | ー |
| 傷害治療費用保険金 | 1,000万円(1,000万円) | ー |
| 疾病治療費用保険金 | 1,000万円(1,000万円) | ー |
| 賠償責任保険金 | 5,000万円(5,000万円) | ー |
| 救援者費用保険金(保険期間最高) | 1,000万円(1,000万円) | ー |
| 携行品損害保険金 | 100万円(100万円) | ー |
| 乗継遅延/出航遅延/欠航/搭乗不能費用 | 1回につき最高3万円(ー) | ー |
| 受託手荷物遅延費用 | 1回につき最高3万円(ー) | ー |
| 受託手荷物紛失費用 | 1回につき最高6万円(ー) | ー |
具体的には、JCBプラチナカードでは、家族の補償額が200万円程度に下がってしまうのが一般的です。
しかしアメックスプラチナでは家族も本会員と同じ高額な補償を受けられるため、家族旅行の際も安心して出発できます。
特に小さな子どもがいる家庭や、高齢の両親と一緒に旅行する場合には、この手厚い家族特約が大きな安心材料となるはずです。
③出国後でも補償対象になる
一般的なクレジットカードの海外旅行保険は、出国前に旅行代金をカード決済していなければ補償が適用されないケースが大半です。
対して、アメックスプラチナでは、出国後に現地で公共交通機関のチケットをカード決済した場合でも、その時点から保険が有効になります。
たとえば航空券を別のカードで購入していても、現地で鉄道や長距離バスなどの運賃をアメックスプラチナで支払えば補償が開始されるため、柔軟に対応できるのがメリットです。
旅行計画の変更や現地での急な移動にも対応できる自由度の高さは、他のカードにはあまり見られない特長といえます。
④利用付帯・自動付帯の合算OK
アメックスプラチナは、自動付帯と利用付帯の両方が組み合わされた補償構成になっています。
カードを持っているだけで適用される自動付帯の補償に加えて、旅行代金を決済することでさらに補償額が増額される利用付帯が組み合わさることで、最大限の補償を受けられる仕組みです。
たとえば傷害死亡・後遺障害保険は、自動付帯で最高5,000万円、旅行代金をカード決済すれば最高1億円まで引き上げられます。
治療費用や携行品損害などは、決済の有無に関わらず手厚い補償が適用されるため安心です。
⑤航空便遅延補償等も手厚い
航空便に対する補償なんてあるの初めて知りました。
アメックスプラチナには、他社クレジットカードには滅多に付帯することのない航空便の遅延や欠航、手荷物の紛失といった旅行中のトラブルに対する補償も充実しています。

具体的には、以下のシーンで補償を受けることができます。
1.飛行機の乗継遅延で宿泊が必要になった
| 航空機乗継遅延費用保険 | 1回の到着便の遅延につき最高20,000円を限度として補償 |
|---|---|
| 適用条件 | 乗継地点での到着便遅延により、予定していた乗継ぎ便に搭乗できなかった場合かつ、到着後4時間以内に代替便が利用できない状況であること。 |
| 補償内容 | 遅延により生じた宿泊費・食事代・ホテルまでの交通費・代替交通機関費用 |
2.飛行機が遅延・欠航・運休になった
| 出航遅延/欠航/搭乗不能費用 | 1回の出航遅延・欠航・運休・搭乗不能について最高20,000円を限度として補償 |
|---|---|
| 適用条件 | 出航予定時刻から4時間以上遅れる出航遅延・欠航・運休・または予約システムの障害による搭乗不能が対象で、さらに代替便が出航予定時刻から4時間以内に利用できない場合に適用される。 |
| 補償内容 | 遅延により発生した負担金額の補償 |
3.預けた手荷物が手元に6時間以上戻ってこない
| 受託手荷物遅延費用 | 1回の受託手荷物の遅延について最高20,000円まで補償 |
|---|---|
| 適用条件 | 目的地到着後6時間以内に受託手荷物が届かない場合、必要な衣類や生活必需品の購入費用が補償される。 |
| 補償内容 | 衣類・生活必需品 |
4.預けた手荷物が紛失された
| 受託手荷物紛失費用 | 1回の受託手荷物紛失について最高40,000円まで補償 |
|---|---|
| 適用条件 | 目的地到着後48時間以内に受託手荷物が届かない際、紛失とみなされ、対象の購入費用を補償。 |
| 補償内容 | 衣類・生活必需品など |
海外旅行では航空機の遅延や手荷物のトラブルが発生しやすく、予期せぬ出費が重なることもあります。
こうした細かな補償がしっかりと用意されているため、旅行中の不安を大きく軽減できます。
他のカードでは上記のような航空便遅延補償が付帯していないケースも多く、アメックスプラチナならではの付加価値といえます。
アメックスプラチナ海外旅行保険のデメリット2つ
アメックスプラチナの海外旅行保険には多くのメリットがある一方で、注意すべきデメリットも存在します。
ここでは保険の適用条件や対象者による違いなど、事前に理解しておくべき2つのデメリットを解説します。
①補償の一部が利用付帯
アメックスプラチナの海外旅行保険は、基本カード会員にのみ自動付帯が認められています。
アメックスプラチナの海外旅行保険は、利用付帯・自動付帯の2階建て構造のため、傷害死亡・後遺障害の補償額が旅費のカード払いの有無によって変動するのです。
具体的には、本会員が旅行代金をアメックスプラチナで支払うと最高1億円まで補償されるのに対し、カードで支払いをしてしていない場合は最高5,000万円に保険金額が減ってしまいます。
つまり、補償内容を最大限に活用するためには、どの費用をアメックスプラチナで支払ったのかを常に意識しておくことで保険を最大限活用することができるのです。
②家族カード会員に自動付帯はない
基本カード会員の家族(配偶者や生計を共にする親族)には自動付帯が認められますが、家族カード会員本人とその家族は自動付帯ではありません。
つまり、家族カード会員が海外旅行保険の補償を受けるには、必ず旅行代金をアメックスプラチナで決済することが前提となります。
たとえば、基本カード会員の配偶者は自動付帯により補償を受けられる一方で、家族カード会員として発行されている子どもは旅行代金をカード決済しなければ補償対象外になってしまいます。
傷害死亡・後遺障害保険金も最高1,000万円と基本カード会員より低く設定されているため、家族構成や旅行パターンによっては追加の海外旅行保険への加入も検討する必要がでてくる可能性があります。
アメックスプラチナの海外旅行保険の使い方
アメックスプラチナには、海外旅行中のトラブルに対応してくれる日本語サポートサービスが用意されています。
24時間365日、世界中どこからでも日本語で相談できる「プラチナ・カード・アシスト」が利用可能です。
そのため、海外渡航中に万が一の事態・不慮の事故に遭ってケガなどを負った際は、まず「プラチナ・カード・アシスト」へ連絡しましょう。
プラチナ・カードアシストからクリニックの紹介
プラチナ・カード・アシストへ連絡すると、現地の提携クリニックを案内してくれて、さらにその場の支払い不要で治療を受けられます。
その場で治療費を請求された際は、必ず領収書を含む受け取った書類は保管しておきましょう。その場合はあとから保険金請求を行います。
プラチナ・カード・アシストでは、保険金請求に必要な書類についてのアドバイスや、現地での通訳サービスなども利用可能です。
保険の適用範囲について不明な点があれば、その場で確認できるため、不安を抱えたまま治療を受けることがありません。
プラチナ・カード・アシストの電話番号
世界中のほとんどの国から24時間通話料無料で日本語で対応してもらえる「プラチナ・カード・アシスト」は発信地域によって問い合わせ電話番号が異なります。
日本国内の旅行ではプラチナ・カード・アシストは利用できません。
各国・地域からの正確な電話番号は、アメックス・プラチナ・カード・アシスト専用ホットライン記載の問い合わせ一覧から確認しましょう。
海外と国内で問い合わせ先が異なる
アメックスプラチナの海外旅行保険に関しての問い合わせは、自身が今国内にいるのか海外にいるのかで連絡先が異なります。
アメックスプラチナの海外旅行の引き受け保険会社は、損害保険ジャパン日本興亜株式会社になるため、国内にいる際の問い合わせ先は以下の通りです。
アメリカン・エキスプレス・保険ホットライン
0120-234586 (通話料無料/9:00~17:00/土日祝休)
※損害保険ジャパン日本興亜株式会社に繋がります
帰国後の手続き
帰国後は、保険金請求書を保険会社から取り寄せ、必要事項を記入します。
この際、医療機関の診断書や治療費の領収書、事故証明書などの証明書類を添付することが求められるため、現地で発行された書類は必ず保管しておくことが重要です。
携行品損害の場合は、被害届や購入時のレシートも必要になります。
書類が揃ったら指定の送付先へ郵送し、保険会社による審査を経て、問題がなければ通常1〜2週間程度で保険金が振り込まれます。
アメックスプラチナの海外旅行保険に関するよくある質問
本会員の家族とはどのような関係性まで対象?
アメックスプラチナの海外旅行保険では、本会員の配偶者および生計を共にする親族が補償対象となります。
親族の定義は6親等以内の血族、3親等以内の姻族と広範囲です。
たとえば同居している大学生の子どもや、生活費を援助している高齢の両親などは対象となる一方で、別居して独立した収入を得ている社会人の子どもは対象外となるケースがあるため注意が必要です。
一人暮らしをしている子どもを含んだ家族海外旅行などは対象外になるということですね。
自動付帯であれば、本会員がカードを保有しているだけで家族も最高1,000万円の傷害・疾病治療費用などの補償を受けられます。
ただし死亡・後遺障害は最高1,000万円と本会員より低めです。家族旅行の際は、事前に補償対象かどうかを確認しておくと安心でしょう。
家族カード会員の補償条件に違いはある?
家族カード会員の海外旅行保険は、本会員とは異なりすべて利用付帯となる点が大きな違いです。
旅行代金(航空券やツアー代金、出国前の公共交通機関の運賃など)を家族カードで決済しなければ、一切補償が適用されません。
とはいえ、決済さえすれば傷害死亡・後遺障害は最高1億円、傷害・疾病治療費用は最高1,000万円と本会員と同水準の手厚い補償を受けられます。
自動付帯と利用付帯の補償を合算できる?
アメックスプラチナでは、自動付帯と利用付帯の補償を合算することが可能です。
本会員の場合、カードを持っているだけで自動的に最高5,000万円の傷害死亡・後遺障害補償が適用されます。
さらに旅行代金をカード決済すると利用付帯分として最高1億円まで増額され、実質的に合算された形で補償を受けられます。
また他社のクレジットカードに付帯する旅行保険との合算も可能です。複数のカードで旅行保険の補償額を積み上げることで、より手厚い保障体制を構築できます。
ただし傷害死亡・後遺障害は合算ではなく最も高い金額が上限となる点に注意しましょう。
出国後に決済しても補償は受けられる?
アメックスプラチナの海外旅行保険は、出国後に現地で決済した場合でも補償が開始される柔軟性があります。
日本出国前に旅行代金をカード決済していない場合でも、現地で公共交通機関(鉄道、バス、船など)のチケットを購入すれば、その時点から補償対象となります。
保険金請求に必要な書類は?
海外旅行保険の保険金を請求する際には、事故や病気の内容に応じた証憑書類の提出が必要です。
治療費用の請求では医師の診断書、治療費の領収書、事故証明書などが求められます。
携行品損害の場合は、被害状況を証明する警察への届出証明書、修理見積書や購入時のレシート、破損した物品の写真などが必要となります。
航空便遅延の場合は、航空会社が発行する遅延証明書や購入した食事・宿泊の領収書を準備しましょう。
保険金請求の手続きは、帰国後すみやかに専用ダイヤルまたはオンラインから連絡します。
現地でトラブルに遭った際は、必ず証明書類を入手しておくことが大切です。
まとめ
アメックスプラチナの海外旅行保険は、自動付帯と利用付帯の二層構造で最大1億円の補償が受けられる充実した内容です。
特に傷害・疾病治療費用が最大1,000万円と他社と比較しても高額で、家族も同額の補償が受けられる点が大きな魅力といえます。
ただし、家族カード会員には自動付帯がなく、補償の一部が利用付帯になっている点には注意が必要です。
保険金請求には医師の診断書や領収書などの証憑が必要になるため、現地で適切に書類を保管しておきましょう。
